ベンツのGLA200d試乗レビュー、
今回は先代よりかなり大型化した、
エクステリアを詳しく見てみます。
近年人気のSUVモデルですが、
輸入車となるとやはり高価なので、
おいそれと買える値段ではありません。
車両価格だけで500万なので、
なかなか気軽には買えませんが、
価格通りの堂々たるルックスです。
ドドーン!とした正面デザイン
まず実車を見て、
初めに感じたことと言えば、
全幅1,850mmのド迫力です。
全幅だけでなく、
全高も1,600mmに達しており、
コンパクトな感じは全くありません。
確かに先代は、
コンパクトSUVらしい見た目で、
取り回しも便利そうな印象でした。
サイズ感もちょうどよくて、どこにでも気軽に行けそうな感じだったね。
SUV好きには物足りないのかな…。
フロントバンパーを見ると、
巨大なエアインテークのような、
開口部が非常に目立っています。
しかし、
ほとんどがダミーとなっていて、
端っこだけエアが抜けています。
最近のドイツ車は、
見た目だけスポーティにした、
ダミーデザインがとても目立ちます。
Q3スポーツバックとかも同じようなデザインだったね、まぁ多少は仕方ないのかも。
でもGLAの方がダミーが目立つかな…。
またボンネットには、
力強いプレスラインが入っていて、
マッシブなSUVらしさを際立たせます。
センターに鎮座する3本矢といい、
ベンツであることをアピールするには、
とてもいい感じのエクステリアです。
のっぺり低刺激なサイドビュー
次に横から見ると、
可もなく不可もなくと言った、
無難なデザインだと感じます。
極度に流線型でも無く、
かと言って角ばってもおらず、
フロントほどの刺激はありません。
ちょっとフックが足りないよねぇ、GLAクーペ待ちかな?
うーん、悪くはないんだけどね…。
ちなみにホイールは、
標準で18インチの235/55ですが、
AMGラインだと19インチとなります。
せっかくのSUVなら、
やはり大径ホイールを狙って、
迫力アップを目指したいところです。
ダクトがオシャレなリヤビュー
最後に後ろから見ると、
左右にエアアウトレットがあり、
スポーティな見た目を演出します。
AMGラインを選ばないと、
このアウトレットは無くなるので、
少しのっぺりした感じになります。
またリヤバンパー付近も、
通常ラインとは意匠が異なり、
よりスポーティな仕立てとなります。
好みが分かれそうなデザインだけど、スタイリッシュなのはやっぱりAMGラインかな。
フロントは通常ラインもいいけどね。
テールライトはLEDですが、
流行りのシーケンシャルでは無いので、
点灯のみで流れることはありません。
全体的に丸みのあるデザインですが、
色気や統一感があまり感じられず、
無難に仕上がっているという印象です。
なんとなくボッテリ感があるというか…、量感は十分なんだけど。
もっとコンセプトが見えるといいかなぁ。
まとめ
GLA200dは、
全幅1,850mmの巨大ボディで、
クラスを超えた迫力を持っています。
AMGラインには約30万必要ですが、
各種エクステリアがパワーアップされ、
64色アンビエントライトも追加されます。
レザーシートも付くしサスペンションも変わるから、とてもお得感あるよね。
ナビと併せて必須オプションかなぁ。
ただ先代と比べて、
サイズはかなり大型化しているため、
全然コンパクトSUVではありません。
近辺の道路が狭かったり、
細い道を頻繁に通ったりするようなら、
サイズ感は必ずよく見ておきましょう。
では次は、
メルセデス共通装備が多い、
インテリアをチェックしてみます。