TTクーペ40TFSI試乗レビュー、
今回はTTらしさ全開の外観を、
視点別に詳しくチェックします。
コンパクトでありながら、
強烈な個性がとっても魅力的で、
必ず一定数のコアなファンがいます。
フロント・サイド・リヤと、
それぞれ視点別の特徴について、
順番に見ていきたいと思います。
※アウディの記事まとめ
攻撃的なフロントバンパー
まず正面から見ると、
鋭い目付きのヘッドライトが目に入り、
なかなかにアグレッシブな印象です。
フロントグリルは、
ハニカムメッシュ仕様となり、
こちらも威圧感がありいい感じです。
S-line仕様になると、
シルバー塗装のフロントバンパーが、
両端を囲い込むようなデザインです。
両端は立ち上がっていて、
エアダクトを思わせるような造形で、
スポーティな威圧感たっぷりです。
またフォーシルバーリングスは、
ボンネットに埋め込まれるレアな形で、
これはR8とTTにのみ与えられています。
R8に通じるスポーツ魂が込められているってことだね!
とても魅力的なデザインだよね。
丸みを帯びたサイドビュー
次に横から見ると、
張り出したフェンダーが特徴的で、
バウハウス的な雰囲気を感じます。
サイドのショルダーラインは直線的で、この対比がなんとも美しいねぇ…。
あ、あれ、なんか遠い目をしてる…。
ミニR8とも言われますが、
ボディ全長が4,190mmと短いため、
伸びやかさはそこまで感じません。
しかし、
コンパクトさが非常に際立っていて、
身軽な走りを予想させるデザインです。
まぁ私は正直なところ、もう少し長さが欲しいかなぁ~。
全長的にはQ2とほぼ同じだね。
ちなみにQ2もコンパクトですが、
SUVモデルで全高もそれなりにあるので、
あまり短いといった印象はありません。
印象的なテールのリヤビュー
そして、
最後にリヤビューを見てみると、
サイドと同様に丸みを帯びています。
正面からだけが直線的で、
サイドとリヤは丸みを感じるデザインで、
見る方向によって印象が変わります。
テールライトは、
縦横のラインを交差して組み合わせた、
エッジの効いた造形となっています。
廉価グレードの40TFSI以外なら、
流れるウインカーが標準装備なので、
美しいターンシグナルが与えられます。
まぁ40TFSIでもS-line仕様だと流れるから、ノーマルの場合だけだね。
後はスタイルパッケージでも付くね。
マフラーは2本出しですが、
よくある両端の2本ではなく、
少し中心寄りなところが珍しいです。
これもS-line仕様となると、
シルバー加飾のディフューザーが、
スポーティな縦ラインを描いています。
ノーマル仕様とは全く違う印象で、
スポーティに外観を引き締めたいなら、
必須のオプションと言えます。
まとめ
アウディのTTクーペは、
コンパクトながらも迫力満点の、
押し出しの強い外観が魅力です。
直線的なフロントに対して、
サイド・リヤは丸みを帯びていて、
見る方向によって印象が異なります。
さらに欲を言えば、
サイドの伸びやかさが欲しいものの、
R4でもないのにそれは酷な話です。
え、R4って何のこと?そんなモデルあったっけ?
ふふふ、伝説のモデルと言ってね…。
では次は、
シンプル極まるインテリアについて、
詳しく見ていきたいと思います。