ベンツA250の試乗レポート、
まずは最も周りから見られる、
エクステリアをご紹介します。
オプション設定されている、
AMGラインを付けることで、
そこそこスポーティになる印象です。
フロントデザインは?
先代のAクラスと比較して、
今回はヘッドライトが細くなり、
より精悍なイメージを受けます。
しかし、
そこまで威圧感はなく、
きれいにまとまっている印象です。
ノーマルでもいい感じですが、
AMGラインのデザインと見比べると、
やっぱり少し物足りなく感じてきます。
AMGラインはキュッと引き締まって見えるね。フロンとバンパーにある風向きを調整する羽もカッコいい!
外側につける羽はカナードとも呼ぶね。
サイドは伸びやかなライン
横から見てみると、
意外とサイズ感は大きい印象で、
パッと見るとCクラスに見えます。
ただ、
スタンダードで遊び心をあまり感じず、
スポーティな感じではありません。
まぁスタンダードなセダンって感じだよね。
もう少し低く構えてたらなぁ…。
ちなみに、
同じAクラス派生モデルのCLAを見ると、
サイドデザインがかなり違います。
Aクラスより窓が細く薄くなっていて、
オシャレでクールなイメージがあり、
しっかりスポーティさを誇示しています。
一方、
Aクラスは無難なサイドデザインですが、
やはり少し刺激に欠けている感じです。
Cクラスなら特徴が無くったって世界標準だって言えるけど…。
やっぱり少しは切れ味のあるデザインを入れて欲しいかな…。
一般受けを狙っているのかなぁ。
無難にまとまったリヤビュー
後ろから見ると、
こちらも非常に無難にまとまっていて、
保守的なデザインに終始しています。
ちなみに、
AMGラインになるとバンパーが変更され、
左右のマフラーが強調されます。
うん、これは絶対欲しいオプションだね。エアダクトのようなデザインも増えて、ずいぶんスポーティに見えるね。
前後ともにバッチリ差別化されるね。
AMGラインのオプションは、
260,000円と高価ではありますが、
下記のような変更が追加されます。
- AMG仕様のエアロパーツ
⇒フロント部分の羽パーツ含む
- ステンレス製ペダル
⇒アクセル・ブレーキペダル
- スポーツステアリング
⇒スイッチ付近はシルバー加飾
- レッドステッチ入りシート
⇒DINAMICA素材(スエード調)
- 18インチアルミホイール
⇒標準(205/55)より+1インチ
など他にも変更があります。
多くのオプションがついていますが、
先ほどご紹介した前後のエアロだけでも、
30万ほどの価値がある気がします。
同じスポーツ仕様のオプションは、
アウディのS-lineだと約40万となり、
ベンツでは少し安めに設定されています。
またBMWの1シリーズの場合は、
オプションをつけて変更するのではなく、
スポーツ仕様は別グレードとなります。
一応さらにスポーツに!っていうオプションはあるんだけどね。
「Mスポーツプラス」のことだね。
グレードを変更して、
「Play」から「M sport」に変更すると、
エアロ・シート・サス等が変わります。
まとめ
Aクラスのセダンは、
とくに突出した特徴は無いものの、
整ったデザインで安心感があります。
AMGラインをつけることで、
多少スポーティには変わりますが、
それでも保守的なエクステリアです。
やっぱりそこは本物のAMGに任せる感じなんじゃない?
AMGはもうガッチガチだもんなぁ…。
では次は、
最新技術が詰まったインテリアを、
ご紹介していきたいと思います。