BMWのM135i試乗レビュー、
今回はしっかりと差別化された、
エクステリアをチェックしてみます。
グレーのフロントグリルや、
左右2本出しの大径マフラー等、
分かりやすい変化は魅力的です。
以前試乗した118iと比べて、
スポーティに見える工夫がなされ、
さすがMパフォーマンスという印象です。
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フロントグリルは渋いグレーに
まず正面から見ると、
パッと見ただけでは気づきませんが、
フロントグリルが落ち着いて見えます。
グリルカラーは、
「セリウムグレー」という灰色で、
派手さよりは渋さを押し出した印象です。
またフロントサイドにある、
2つの縦形スリット状のエアダクトは、
しっかりと奥に空気が抜けています。
最近のドイツ車は、
デザインだけのダミーダクトが多く、
何となく騙されたような気分になります。
まぁコストをかけずに見た目を良くしようってことだよね。
あまりにあからさまだと何だかなぁ…。
その点、
BMWのフロント部のエアダクトは、
空気が抜けていることが多く安心です。
ノーズが短くなったサイド
次に横から見ると、
先代までのFRからFF仕様に変わり、
少しノーズが短くなったと感じます。
ロングノーズのオシャレ感は失われ、
よくあるハッチバックという感じですが、
バランスが乱れている訳ではありません。
うん、私は全然アリかなぁ。でもBMWらしさは確かに薄れたよね。
ずっとFRに拘ってたからねぇ。
そしてサイドミラーは、
M135iのみシルバーに加飾されていて、
一目見るだけで特別モデルと分かります。
アウディS3もシルバーですが、
同じシルバーでも硬質な印象が強く、
S3の方がより高級感を感じさせます。
それ…オーナーだからじゃないの?ダメだよ忖度しちゃ!
違う違う、正直な感想だって!
均整の取れたクールなリヤ
最後に後ろから見ると、
ドシッと構えた迫力ある雰囲気で、
かなり太い2本出しマフラーが特徴です。
両手で作った輪と同じくらいで、
改造マフラーと聞いても納得するほど、
太くしっかりして頼もしい限りです。
うん、私も太くてしっかりしたのが好き…。
ぎ、ギリギリを攻めるスタイル…!
L字型のテールライトは、
上面が斜めに切り込まれているおかげで、
フロント同様に威圧感があります。
太いマフラーと相まって、
後続車にもしっかりアピールするのは、
BMWらしいデザインだなと思います。
ただし、
リヤバンパーの左右にあるエアダクトは、
どちらもダミーなので注意しましょう。
フロントのエアダクトは、
しっかりと空気が抜けていますが、
リヤは樹脂パーツで塞がれています。
ただ、
パッと見ただけでは気づかないので、
黙っていれば指摘されないと思います。
まぁエアが抜けてるかどうかなんて、気にする人ほぼいないと思うけど…。
まぁ気にするのは車好きだろうねぇ。
まとめ
M135iは118iと違って、
グリル・ミラー・バンパーなど、
各部が差別化されていてイイ感じです。
FFベースのボディとなりましたが、
均整の取れたハッチバックという印象で、
FRと比較しても違和感は感じません。
では次は、
シンプルさが特徴のインテリアを、
詳しくチェックしていきたいと思います。