ベンツのGLA200d試乗レビュー、
今回は毎回見て触れることとなる、
インテリアをチェックしていきます。
同クラスでは珍しく、
ピアノブラックがふんだんに使われ、
とても豪華な印象があります。
以前試乗したA250やA35とは、
似ている部分もたくさんあるので、
ぜひそちらのレビューも参考にどうぞ。
何度見ても派手なインテリア!
いつも試乗の際に、
ベンツに乗り込んで最初に感じるのは、
アウディとは違う派手な内装です。
運転席から見える位置には、
ピアノブラックが多く使われて、
とてもリッチで豪華な印象です。
アウディではピアノブラックより、
アルミの方が多用されていますが、
それでも使用頻度は高くありません。
特にオプションを付けなくても、
これだけ豪華な内装が得られるのは、
ベンツの利点ではないかと思います。
ただ、
とにかく黒くてテカテカしているので、
全体としてのっぺりした印象もあります。
あれ、何かそれエクステリア編でも言ってなかった?外も内ものっぺり…。
さっきはボッテリだったかな…。
さらにAMGラインを付ければ、
64色のアンビエントライトも付き、
もうピッカピカのテッカテカです。
ちなみにBMWのアンビエントライトは、
ベンツに比べると控えめなので、
派手さはそこまでありません。
便利なMBUXの音声検索だけど…?
「ハイ、メルセデス」で話題の、
MBUXもすっかり定番装備となり、
ベンツの人気機能となりました。
暑い・寒いでエアコンの調節、
○○に行きたいで目的地設定など、
言葉1つで様々な指示が可能です。
一方、
クルーズ機能を入れてとか、
ウインカー出して等には反応しません。
運転に関わる指示は、
安全性を担保できないことから、
操作できないようになっています。
またもう1つ、
音声によるナビの目的地設定では、
施設名で検索することが可能です。
しかし、
これはオンライン通信となるので、
期限が過ぎると更新料が必要です。
新車購入の場合は、
3年分の利用料が含まれていますが、
中古車だと特に注意が必要です。
「東京タワーへ行きたい」と言っても、
サービス期限が切れてしまっていると、
住所を入れないといけなくなります。
利便性がガクッと下がるね…。
ちなみに、
先ほどのエアコン調節など、
オンライン機能以外は使えます。
それでも現在のドイツ車で、
このレベルで対話できるのは、
最高水準でありとても楽しいです。
将来的には、
他のドイツ車も対応しそうですが、
現段階ではベンツが一歩優勢です。
液晶表示はとっても多機能!
次にディスプレイを見ると、
コックピットから伸びた画面が、
センターまで繋がっています。
1枚の液晶パネルに見えますが、
2枚のパネルが埋め込まれているため、
巨大な1枚の液晶パネルではありません。
画面操作は、
コンソールのパネルで操作するか、
ステアリングでも同様に操れます。
ステアリングの場合は、
左側で左画面を右側で右画面を、
それぞれ操作可能となっています。
表示方法は様々に選択可能で、
昔ながらのクラシック表示では、
長い針によって視認性抜群です。
他にもスポーツ表示や、
風変りなプログレッシブ表示もあり、
非常にバリエーション豊かです。
このデジタルコックピットは、
アウディやBMWやワーゲン等、
他のメーカーも採用しています。
どれも同じように見えて、
それぞれ特徴があり面白いので、
詳しい特集記事を書いてみました。
まとめ
GLA200dのインテリアは、
他の同クラスのベンツと同じく、
派手できらびやかな印象でした。
1枚に繋がったパネルは、
スタイリッシュかつ機能的で、
インテリアの質感を高めています。
MBUXは便利ですが、
利用料が発生することを理解して、
内容を吟味するようにしましょう。
では次は最も気になる、
2.0Lディーゼルエンジンの走りを、
詳しくチェックしていきます。