皆さんは雪道を走ったことがありますか?
毎年雪が積もる地域に住んでいる人ならある程度慣れていると思いますが、「年1回の旅行や帰省の時だけ…」という人もいるのではないでしょうか。
雪道での運転は慣れていたとしても細心の注意を払わないとすぐ事故に繋がってしまうため、初めてやそれに近い状態だと不安や怖さを感じるのはごく自然な感情です。
そうそう。「意外と大丈夫じゃない!」と思ってたら突然限界を超えてツルーッって滑るから怖いよね…。
2~3m滑るだけですぐ車線から外れちゃうからね。
今回は、雪道運転の初心者や普段はあまり雪道を走らない人に向けて、雪道を走る際の注意点やちょっとしたコツ、気をつけるべきポイントについてまとめました。
10分ほどで読める分量ですが、事故のない安全・快適な雪道運転のためのポイントや基本的な対策をカンタンに学ぶことができます。
- 車間距離は広く取る…雪道で滑った時に最も多いのは追突事故ですが、これは車間距離を十分にとっておくことで防げます。40km/hでも50m以上は前走車と空けておくよう意識しましょう。
- アイスバーン(凍結路面)に注意…凍結路面は雪が降っていなくても冷え込みが厳しいと発生することがあります。本記事の後段でご紹介している布製チェーン「Autosock」なら、3分程度で装着できる上に1万円台と手軽に購入することができてオススメです。
- 早めにスタッドレスタイヤへ…近年のスタッドレスタイヤは、雪道走行の安定感だけでなく静粛性にも長けており非常に快適です。唯一のネックはそのタイヤ価格ですが、タイヤ通販を上手く使えば、店舗型と比較して2~3割安く手に入れることが可能です。
コンテンツ
初心者が守るべき雪道運転の注意点とコツ
最初に雪道運転の初心者なら絶対に知っておきたい、雪道運転の注意点とコツについてザックリと解説します。
実際に運転してみないと感覚的に分からない部分もありますが、まずは以下の6点を意識しながら落ち着いて運転するようにしましょう。
- 靴についた雪を落とす
- アクセル・ブレーキの確認を事前に行う
- 減速は早めに行う
- 急加速・急ハンドル・急ブレーキは厳禁
- 車間距離は広くとる
- 坂道・交差点・カーブはとくに注意
あと、運転が終わったらタイヤに釘とかが刺さってないか見ておくといいかも。
雪道だと道路の状態がよく見えないからね。
靴についた雪を落とす
クルマに乗る前は、靴底についた雪をしっかりと落としてから乗り込むようにしましょう。
雪は思っているより滑りやすいので、靴底に雪がついたままだとアクセル・ブレーキなどのペダルを踏み外す可能性があり危険です。
ふわふわの雪だと感じないけど、靴底でギュッと踏み固められると意外と滑るんだよねぇ…。
ブレーキを踏んだ時に突然滑ると危ないよね。
また、ブーツの溝などの雪を丁寧に落とさないと、フロアマットはすぐに汚れてしまいます。
ネット通販ならどの車種でも汎用的に使える質の高いフロアマットが2,000~3,000円で手に入るので、冬の雪用フロアマットとして用意しておくとクルマを綺麗な状態に保てます。
アクセル・ブレーキの確認を事前に行う
雪道は普段の道路と運転時の感覚が異なるため、あらかじめ周りに誰もいない所でアクセル・ブレーキが効くか確かめておきましょう。
停止している状態からのアクセル、雪が少ない場所での低速からの強めのブレーキを試してスリップの具合を確認しましょう。
ABSが作動するかとか、止まるまでの制動距離を体感しておくのは大事だよね。
停止や発進に違和感があったらタイヤの交換時期かも。
タイヤの交換時期は残り溝だけでなく、経過年数・走行距離・ひび割れ等でもチェックできるので、ぜひ以下のリンク先も参考にしてください。
自分の履いているタイヤサイズや性能が分からない時は、サイドウォール表記の見方やロードインデックス等の指標の見方をまとめた記事もあります。
タイヤサイズは「225/40 R18」のように表記しますが、同じ車種でもグレードや仕様で異なることも多いのでしっかり確認しておきましょう。
減速は早めに行う
普段のドライ路面と雪道の違いで最も注意すべきポイントの1つは、停止までの制動距離が想像以上に伸びることです。
特に運転中の以下のようなタイミングでは早め早めの減速を意識することで、事前に事故や危険な場面を防ぐことができるハズです。
- 赤信号の手前
- 交差点
- 後ろに車がいて停止するとき
- カーブに差し掛かる前の直線地点
赤信号の手前や交差点で減速のタイミングが遅れると、無理に止まろうと急ブレーキすることで後続車に追突される危険もあります。
自分は車間距離を空けてても、後ろのクルマが詰まってる時もあるからね…。
追突は基本的に過失ゼロだけど、首とか腰を痛めたらイヤだもんね。
積雪のない道路であっても、朝晩の山間部・橋上などは路面凍結の恐れがあるためスピードを落として走行することが大切です。
いつもは全く問題ない道路でも、突然の冷え込みで路上の水が凍ることもあります。クルマの運転において危険予測は重要なポイントです。
急発進・急加速・急ハンドル・急ブレーキは厳禁
雪道はドライ路面と比較してタイヤのグリップ力が大幅に落ちていることから、急発進・急加速・急ハンドル・急ブレーキといった「急」の付く運転操作は厳禁です。
急ハンドルとまでいかなくても、普段の感じで進路変更しただけなのに突然クルマが滑り、事故を起こしたという人も少なくありません。
急ハンドルや急加速はスピン、急ブレーキはスリップの原因となるね。
安全な状態で一度体験できればいいんだけど。
特に夜間の雪道運転は昼間に比べて視界も悪くなり、温度の低下によってアイスバーン状態になりやすいため細心の注意を払う必要があります。
これら雪道運転での注意点は「交通の方法に関する教則」と呼ばれる、免許更新時等に説明を受ける冊子の中にも同様の内容が記載されています。
速度を十分落とし、車間距離を十分とつて運転しましよう。横滑りを起こすことが多いので、ハンドルやブレーキの操作は特に慎重にしましよう。急発進、急ブレーキ、急ハンドルは絶対にやめましよう。
出典:交通の方法に関する教則
車間距離は広くとる
雪道は滑りやすくなっているため、もしブレーキで滑ったとしても安全に停車できるよう車間距離を十分に取っておく必要があります。
一般的な目安としては以下の通りで、通常の停止距離と比較して圧雪路面で3倍~4倍・凍結路面で8倍~10倍の車間距離が推奨されています。
■ 路面別の速度と車間距離の関係
時速 | 通常の停止距離 | 圧雪路面の車間距離の目安 | 凍結路面の車間距離の目安 |
30km/h | 14m | 42~56m | 112~140m |
40km/h | 22m | 66~88m | 176~220m |
60km/h | 44m | 132~176m | 352~440m |
出典:「雪道でスリップ事故」その恐怖を避ける方法|滑るメカニズムも解説(タイヤ流通センター)
基準となる通常の車間距離の目安は、一般道路の場合では「走行速度-15km/h」と覚えておくとカンタンです。
例えば、50km/hなら15を引いて35mの車間距離ってコトかぁ、覚えやすいね。
圧雪路面の場合は速度の約2倍と覚えておくとイイかな。
しかし、車間距離が35mや70mと言われても多くの人は目視で確認しているだけに過ぎず、本当に正しい距離が測れているかは疑問が残ります。
一般道では白線5m+白線の間5m=10mとして線が引かれているので、この白線を参考にしながら十分な車間距離を取るように心掛けましょう。
■ 前車との車間距離の測り方に関するアンケート
坂道・交差点・カーブは特に注意
走行中の坂道・交差点・カーブ・橋上・トンネルの出入り口等は特に事故の危険性が高いため、運転には十分な注意が必要です。
坂道(下り坂)ではパドルシフト等を活用して低めのギアに切り替え、必ずエンジンブレーキを使って速度を抑えつつ下りましょう。
もし下り坂でブレーキを使いすぎてべーパーロック現象やフェード現象が起きた場合は、緊急退避所に思いっきり突っ込みましょう。
今でも箱根の山道にはたくさん用意されてるよね。あれって昔の名残なんだっけ。
昔はブレーキの性能も高くなかったからね。
また、カーブで日陰・日向が連続するところでは乾いた路面のあとに突然アイスバーンが出現しているケースもあり、カーブの場所や気候によっても路面状態は急変します。
他には橋の上やトンネルの出入り口も注意すべきポイントで、風で吹きさらしの状態であるため全方位から熱が奪われることとなりアイスバーンが発生しやすくなっています。
参考:雪害では、どのような災害が起こるのか(首相官邸Webサイト)
初めての雪道運転における怖いポイント5選
初めて雪道を運転する人・雪道運転の経験が少ない人が押さえておくべき、事故発生のリスクが高い怖いポイントを危険度順に解説します。
あらかじめ危険なポイントを知っておけば、トラブルを回避して安全な雪道運転が可能です。
- ホワイトアウト
- アイスバーン・凍結道路
- シャーベット状に溶けている
- 積もったばかりの新雪
- わだちの型がついている
その1:ホワイトアウト
雪道運転において最も危険な状況の1つがホワイトアウトと言われています。ホワイトアウトとは、強風により舞い上げられた雪によって視界が真っ白になる現象です。
わわーっ、もう前が全然見えないじゃない!
この視界でもみんな結構スピード出てるよねぇ…。
外部環境としては、強風が吹いている−2度未満の状態・ぼたん雪がたくさん降った時にホワイトアウトが発生しやすいと言われています。
ホワイトアウトでは視界が極端に悪くなるため、ハザードランプ・ヘッドライトをつけて周囲に存在を知らせつつ減速して走行します。
特に吹雪が酷い場合は、後方の安全を確認した上で以下の場所でクルマを停めて吹雪・大雪が落ち着くのを待ちましょう。
- 道路の端に寄せる
- コンビニ
- 道の駅
参考:ホワイトアウトに見舞われたときの対処法(三井ダイレクト損保)
その2:アイスバーン・凍結路面
アイスバーンは凍結路面とも呼ばれ、雪道運転では危険度の高い路面状態です。クルマの熱で溶けた雪が再凍結して路面が滑りやすくなった状態を指します。
発進・停止の多い交差点やカーブといったタイヤの摩擦熱が伝わりやすい場所や、日の当たりにくい場所で発生しやすい傾向があります。
気温の目安としては最高気温が0℃未満と言われますが、最低気温が3~5℃でも十分発生する可能性があるので注意しましょう。
参考:大雪への備え~雪害では、どのような災害が起こるのか(内閣府)
また、濡れたアスファルト路面のように黒く見えるのに、実は表面に薄い氷が張っているというブラックアイスバーンにも注意しましょう。
ブラックアイスバーンが発生しやすいのは、橋上・トンネルの出入り口などです。夜間や早朝に発生しやすいですが、目視で見分けるのは困難なため慎重な運転を心掛けましょう。
「路面が見えにくく気温が下がる夜間や早朝は特に、ぬれた路面とブラックアイスバーンの路面を見分けるのは難しいため、路面が凍っていることを念頭に置いた慎重な運転が必要です。」
その3:シャーベット状に溶けている
雪が溶けかかりシャーベット状になった路面は、アイスバーン並みの危険性を秘めています。
タイヤの摩擦熱で溶けた雪が路面と接地面の間に入り込むことでグリップが失われ、スリップの原因となるからです。
普段雪が降らない地域では「シャーベット状だからノーマルタイヤでも大丈夫だろう」と軽く考える人もいますが、事故の原因になりやすいのでよく注意しましょう。
その4:積もったばかりの新雪
積もったばかりの新雪はキレイですが歩道・側溝との境界線が見えづらく、タイヤが溝にはまったり畑に侵入してしまったりといった事故の原因となり得ます。
なるべく一般国道・自動車専用道路といった幹線道路を主体に走行することで、他の車のタイヤ跡(わだち)を辿ることができ安全です。
ただし次の項目でも説明しているように、わだちはハンドルを取られスリップ等の原因にもなるため、ゆっくり慎重に走行しないといけないことに変わりはありません。
時間が経つと溶けた雪が凍ってきてカチカチになるもんね。
ずっとわだちを辿るのも意外と大変だったり。
新雪が積もった路面では、「雪にハンドルを取られる」「タイヤが空回りしてスタックする」という現象が起きやすくなります。
古新聞・ゴムマット・タイヤチェーン等をクルマに積んでおけば、もしもの時にタイヤのグリップ力を復活させることができます。
その5:わだちの型がついている
わだちの型がついている路面は、わだちに沿って走れば安定して走行できるためスリップや事故の危険性は低いです。ただし、わだちに沿って走ることが大切です。
ハンドルに遊びを持たせて握ることで上手く運転できるので、わだちの上を走る時は意識してみることをオススメします。
なお、あまり深いわだちに入ると車の底面と積雪面が干渉してスタックの原因となるため避ける必要があります。
わだちは溶けた雪が凍って洗濯板みたいになってるトコも多いもんね。
多少は滑ることを前提とする気持ちが大切。
雪道はノルウェー生まれの布製タイヤチェーン「AutoSock」がおすすめ!
AutoSockは、1998年に北欧ノルウェーで開発された布製タイヤチェーンです。
独自開発された繊維技術によって各国の認証機関に機能性を認められ、日本を含め世界60か国で販売されています。
日産ではメーカーの公式用品として販売されてるんだよね。
日本の気候にも合ってるってコトだね。
「チェーンなんて付けたことない…」という人でもたった3分で装着できる手軽さや、ホイールを傷つけない点がAutoSockの大きなメリットです。
普通車用なら1キロ未満とタイヤチェーンより軽く、省スペースで保管できるので緊急時の備えとしてクルマに載せておけます。
軽自動車から大型トラック、フォークリフトまで幅広いラインナップを取り揃えているのもAutoSockの魅力です。
実際に利用した人の口コミ・評判でもAutoSockは高い評価を得ており、その人気のほどが伺えます。
休暇のドライブで、急な積雪によるタイヤチェーン規制が起こったようです。しかし、トランクにあったオートソックで難なく雪道をクリアしました!
「これでいいの?」と思うぐらいのオートソックの簡単装着に驚かされました。私たちも戸惑うくらい簡単に装着できてびっくりです。
初めての雪道運転でスタッドレスタイヤの購入が難しいなら、低価格な布製タイヤチェーン「AutoSock」を検討しましょう。
もしスタッドレスタイヤに交換する場合は、タイヤ価格だけでなく交換費用もしっかりチェックしてなるべく安く済ませましょう。
タイヤ交換には複数の工程があり単純な価格比較が難しいため、以下のリンク先ではディーラー・タイヤ専門店・タイヤ通販等の工賃を一目で分かるようにまとめました。
雪道運転に関するよくある質問
雪道運転に関するよくある質問をまとめました。
慣れない雪道やアイスバーンでも安心して走行できるよう、事前に不安な点や疑問点は解決しておきましょう。
- 雪道運転はエンジンブレーキ・フットブレーキのどっちが良い?
- 雪道運転で滑ったらどうすればよい?
- 雪道運転はスタッドレスタイヤとタイヤチェーンのどっちが安全?
- 雪道運転は何キロで走るのが目安?
雪道運転はエンジンブレーキ・フットブレーキのどっちが良い?
雪道運転でのエンジンブレーキ・フットブレーキは、車種や状況によって使い分ける必要がありますが、特にABS(アンチロックブレーキシステム)の有無は必ず確認しましょう。
もしABSが搭載されていない場合、フットブレーキを強く踏むとタイヤがロックされてスリップの原因となるため、先にエンジンブレーキで減速するように心掛けましょう。
ABSって、フルブレーキと少し緩めてを自動的に繰り返してタイヤのグリップ力を維持するやつだよね。
最近はほぼ全てのクルマに付いてるんじゃない?
一方でABSが搭載されている多くのクルマは、エンジンブレーキよりもフットブレーキによる減速をオススメします。
なぜなら、エンジンブレーキは基本的に駆動輪にしか働かないのに比べて、フットブレーキは4輪を制御できるため車体が安定するからです。
参考:三重河川国道事務所「冬の三重の走り方」
雪道運転で滑ったらどうすればよい?
もしも雪道やアイスバーンでスリップした場合は、ポンピングブレーキを利用しながら走行車線を維持しましょう。
断続ブレーキとも呼ばれるポンピングブレーキは、減速時にブレーキを2~3回ほど踏んだり離したりを繰り返す操作方法で、滑る路面でもクルマの操舵力を維持できます。
減速とともに何度もブレーキランプが点滅するため、後続車へ注意を促すこともできることから追突防止にも繋がる有効な運転です。
あれ?1つ上で話してたABSがあったらこの機能はいらないんじゃない?
いやいや、ABSはいつでも機能するワケじゃないからね。
ABSは基本的にフルブレーキに相当するような急ブレーキ時のみ作動するため、事前に危険を予測しながら慎重に走行するようなシーンで作動することはほとんどありません。
そのため、緊急時以外の多くの場合はポンピングブレーキを使用することとなるため、しっかりと操作方法やメリットを学んでおくことも大切です。
参考:ポンピングブレーキは今でも必要か?(ベストカーWeb)
雪道運転はスタッドレスタイヤとタイヤチェーンのどっちが安全?
スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはそれぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどちらがイイと断言することはできず、状況に応じて使い分けることが必要です。
大抵の場合はスタッドレスタイヤで済ませることが多いとは思いますが、新雪路面・凍結路面では昔ながらのタイヤチェーンの方が安定した走行が期待できます。
■ スタッドレスタイヤとタイヤチェーンの比較
比較項目 | スタッドレスタイヤ | タイヤチェーン |
価格 | 高い | 安い |
着脱の手間 | なし | あり |
アイスバーン走行 | ◯ | ◎ |
新雪走行 | ◯ | ◎ |
圧雪走行 | ◎ | ◯ |
雪の坂道走行 | ◯ | △ |
乾燥路走行 | できる | できない |
装着時の走行速度 | 最大160km/h | 金属:20~50km/h 非金属:40~70km/h |
乗り心地 | よい | 悪い |
また、一部の国道や高速道路ではチェーン規制といって、スタッドレスタイヤではなくタイヤチェーンを必須とする規制が発令される道路もあります。
このチェーン規制箇所は、国土交通省のWebサイトでの公開されており全国で13ヶ所ほどに限定されていますが、急な上り下りのある道で過去に雪による立ち往生等が起きた地域です。
■ チェーン規制の実施場所一覧
都道府県 | 路線番号 | 地点名 | 区間 | 延長 (km) |
山形県 | 112 | 月山道路 | 西川町月山沢~鶴岡市田麦俣 | 15.2 |
山梨県, 静岡県 | 138 | 山中湖・須走 | 山梨県山中湖村平野~静岡県小山町須走字御登口 | 8.2 |
新潟県 | 7 | 大須戸~上大鳥 | 村上市大須戸~村上市上大鳥 | 15.3 |
福井県, 石川県 | 8 | 石川県境~坂井市 | あわら市熊坂~あわら市笹岡 | 3.2 |
広島県, 島根県 | 54 | 赤名峠 | 広島県三次市布野町横谷~島根県飯南町上赤名 | 2.5 |
愛媛県 | 56 | 鳥坂峠 | 西予市宇和町~大洲市北只 | 7 |
長野県, 新潟県 | E18 | 上信越道 | 信濃町IC~新井PA(上り線) | 24.5 |
山梨県 | E20 | 中央道 | 須玉IC~長坂IC | 8.7 |
長野県 | E19 | 中央道 | 飯田山本IC~園原IC | 9.6 |
石川県, 福井県 | E8 | 北陸道 | 丸岡IC~加賀IC | 17.8 |
福井県, 滋賀県 | E8 | 北陸道 | 木之本IC~今庄IC | 44.7 |
岡山県, 鳥取県 | E73 | 米子道 | 湯原IC~江府IC | 33.3 |
広島県, 島根県 | E74 | 浜田道 | 大朝IC~旭IC | 26.6 |
スタッドレスタイヤは冬季の一時期しか使用しないと考えると、タイヤ本体価格や交換工賃を割高に感じてしまう人も多いと思います。
スタッドレスタイヤへの交換費用を安く抑えるためには、最近非常に人気の高まっているタイヤ通販を利用することでタイヤ本体も交換も安く手軽に済ませることが可能です。
安くて便利なタイヤ通販をオススメ人気ランキング11選としてまとめた記事もありますので、ぜひ以下のリンク先よりチェックして各社を比較してみましょう。
雪道運転は何キロで走るのが目安?
路面状況・勾配などによって異なりますが、制限速度からマイナス10km/h~20km/hを1つの目安として走行するようにしましょう。
あまり雪道を走っていない人が旅行などで雪深い地域に旅行した場合、周囲は雪道に慣れているためバンバン飛ばしていることもありますが、周りに流されないように慎重に走りましょう。
地元の人は「ここはわだちが深い」とか「この辺りは朝晩はアイスバーンになりやすい」とか知ってるからね。
周囲と同じように走ると危険なこともあるからね。
特にブラックアイスバーンのように、一見普通の黒いアスファルト路面に見えるのに路面が凍結していると気づかずに走り抜けて思いっきり滑ってしまうこともあります。
ブラックアイスバーンは20km/h程度の速度まで抑えて走ることが推奨されています。以下のリンク先にあるように、ウエット路面との差は目視ではほぼ分かりません。
参考:路面は黒いけど、止まれない!「ブラックアイスバーン」とは…?(JAF)
初めての雪道運転は万全の知識・対策を身に付けて安全に!
普段雪道を走行しない初心者ドライバーが雪道運転にチャレンジするなら、十分な知識を得て事前にしっかりと対策を講じておくことが大切です。
雪道運転では、「減速は早めに」「急のつく運転をしない」「車間距離を広くとる」という三原則をまず心掛けるように意識しておきましょう。
ホワイトアウト・アイスバーン・シャーベット状の道路も覚えておかないとね。
ブラックアイスバーンも見分けがつかないから要注意。
もし頻繁に雪道運転をしない場合、スタッドレスタイヤより低価格で着脱も簡単な布製タイヤチェーン「AutoSock」がオススメです。
十分な知識を身につけ、事故やトラブルを未然に防いで楽しく安全・快適に雪道を運転しましょう!