アウディS3オーナーがA3スポーツバックとのエクステリアの違いをご紹介!同じようで実は全然違う!?






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S3スポーツバックオーナーレビュー、今回はS3スポーツバックとA3スポーツバックの外観の違いを見ていきたいと思います。

パッと見るとほぼ同じですが、よく見ると様々な箇所に異なる意匠が与えられていて、Sモデルとしての拘りを感じられる部分です。

 

みな

一番目立つのはサイドミラーとマフラーかな。

マフラー4本出しは漢のロマンだよねぇ。

 

主な相違点を5つに絞ってまとめると以下のような感じです。S3スポーツバックに乗った時にどこに満足感を得られるかチェックしてみましょう。

A3/S3スポーツバックの主なエクステリアの違い5選
  • 赤バッジ

⇒Sモデルの証とされる「S」と書かれた赤いエンブレムバッジ。ネットで購入できるので、その気になればエンブレムチューンも可能。

  • フロントグリル

⇒A3のブラックと比較して、ダブルクロームでシルバーとなっており、最も目立つ違いの1つ。

  • フロントバンパー

A3より開口部が大きく、よりスポーティな造形が特徴。だがエアはほとんど抜けていない。

  • サイドミラー

⇒憧れのアルミニウムルックのシルバーミラー。アルミニウム「ルック」なので本当のアルミではない点に注意。

  • マフラー

⇒ドイツ車では高性能の証である、魅惑の4本出しマフラー。通常は内側2本しか使っておらず、ダイナミックモード時のみ開放される。

 

S3スポーツバック全体でのお気に入りポイント3選について、オーナー歴5年以上の管理人が厳選した記事もぜひ併せてご覧ください。

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記事の執筆者について:S3スポーツバックに乗るアウディ歴15年超の輸入車好き。タイヤ業界で10年以上の勤務経験(タイヤアドバイザー資格)、ディーラーでのサービスフロント業務・エンジニア経験(国家整備士資格)あり。月間30,000PVの輸入車レビュー・タイヤ通販のブログ管理人。 ≪詳しいプロフィール

赤バッジはSモデルの証

 

S3のフロントグリルの右上には、「S」と書かれた赤いエンブレムが付きます。

このエンブレムは通称「赤バッジ」と呼ばれ、Sモデルの証となるものです。正面から見た時にはこの赤バッジとフロントグリルで区別できます。

 

エンブレムには他にも「S line」や「quattro(クワトロ)」があり、通販で探せば結構色々と見つかります。

「S line」エンブレムは今でも簡単に購入できるので、約40万かかるオプションのS-lineを数千円でエンブレムチューンすることも可能です。

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みな

昔は赤バッジも買えたけど、今はなかなか見つからないね。

さすがにA3に赤バッジはやり過ぎなんじゃ…。

 

クローム調のフロントグリル

 

最もA3との違いを感じるポイントは、このシルバー塗装されたクローム調のフロントグリルではないでしょうか。

シングルフレームグリルは開口部が大きいため、見た目にもシルバー部分がかなり広くなりググっと押し出し感がアップします。

 

格子型デザインが際立つため、より攻撃的かつ高級感を感じさせるSモデルらしい素敵なデザインだと思います。

ただ実はこちらも、A3にカスタムパーツを付けることでS3と同じダブルクロームグリルにすることができます。

 

ちなみに、1つ前のSモデルの方が以下の画像のようにと縦横の格子がどちらも太くなっていて威圧感マシマシでした。

みな

グリルは8Vより小さいけど、迫力はコッチの方があったよね。

BMWのキドニーグリルには負けるけど…。

【第4回】BMWの巨大化したキドニーグリルをアンケート調査!押し出し感が素敵!?それともやっぱりダサい!?

2021年5月22日

 

一本一本のラインを見てみると、上下がシルバー塗装・中央はブラックとなっていて、いわば「ダブルクローム」といった造形となっています。

離れても存在感はバツグンで、知らない人が見ても「なんかイカツイ感じ…?」と思わせます。

 

バンパーの開口部も大きく!

 

フロントクローム仕様のグリル横を見ると、フロントバンパー両端の開口部もA3と比べると大きく迫力アップしています。

実際に空力を調整しているかは疑問が残るところですが、ダミーデザインであってもA3との差別化をしてくれているのは嬉しいポイントです。

 

S3では、クロームの横ライン・開口部のクローム装飾のダブルパンチで威圧感がアップしており、知らない人でもA3との違いが分かります。

ただしフォグランプは無くなるため、ライトで美しく見せたい人にとってはちょっと残念に感じるかもしれません。

フォグランプが入りそうな隙間はあるので、そのまま残してくれてもいいのに…と私は感じていたりします。

みな

まぁオールウェザーライトもあるし実用面では不要ってことじゃない?

でも見た目もカッコいいし欲しいなぁ…。

 

A3共通のエアダクトもクール

 

続いては、A3と共通のデザインですが、フロントバンパーのサイドを見てみるとエアダクトのようなデザインがあります。

完全ダミーですがで見た目はとっても素敵です。意外と彫りも深く、段差の最も大きな部分は2cmほどあります。

しかし2017年(平成29年)のマイナーチェンジで省かれてしまい、ノッペリしたデザインへと戻ってしまいました。

みな

コストカットのために無くなったとか?

この一部分だけでそんなにコスト変わる…?

 

2013〜2021年式の8Vを中古車で狙っている人は、デザインが異なるので年式には要注意です。以下でご紹介しているオススメオプション3選と併せてチェックしておきましょう。

アウディS3スポーツバックの中古車をお探しの方必見!S3オーナーがオススメの必須オプション3選!

2020年4月20日

 

サイドミラーはアルミニウムルック

 

次の違いはサイドミラーです。こちらもフロントグリル同様にシルバー装飾されてA3との違いがハッキリ分かる意匠となっています。

正式名称は「アルミニウムルック」、つまり「本アルミのような見た目」ということで実はホンモノのアルミではありません

みな

まぁでも外から見たら絶対に分からないと思うよ。

アルミは傷つきやすいから避けたのかな。

 

正面だけでなく横からでも「Sモデル」と分かるデザインを見ると、やっぱりアウディは分かってるなと思わせてくれます。

A3だとサイドミラーは常にボディ同色となり、オプションでもこのシルバー加飾は選べないので、サイドミラーでもS3と区別できます。

ボディ色がブラックだとシルバーミラーはとても目立つので、クルマがたくさん停まっていてもすぐに発見できて便利です。

 

しかし、この特別なサイドミラーについても社外品でほぼ同等の商品が販売されており、安価でそっくりにカスタムできてしまいます。

みな

いやーっ!エンブレムに続いてミラーも真似できちゃうの!?

それだけ売れるってコトじゃないのかな…。

 

他には贅沢にカーボンを使用したサイドミラーもあり、気分に応じてドレスアップしてより個性的なデザインにすることもできます。

 

4本出しマフラーは高性能の証

 

最後の違いはお尻の部分です。まずA3ではマフラーは片側2本出しです。最近はフィニッシャー仕様でそもそもマフラーが無いクルマも多い中、A3も頑張っていると言えます。

 

しかしこれがS3になると片側2本ずつの計4本出しマフラーとなり、誰が見てもただ者ではない雰囲気が漂います。これはドイツ車では高性能の証とされるデザインです。

最強仕様のRS3ではオーバル型と呼ばれる楕円形の2本出しとなっていますが、直径は相当大きく握りこぶしがそのまま入るくらいのサイズです。

 

しかしこの4本あるマフラー、普段使われているのは内側の2本だけです。外側の2本はドライブセレクトでDynamicモード時のみ開放されます

みな

だから内側の2本ばっかり汚れるんだよね。

Dynamicモードってそこまで頻繁に使わないもんね。

 

もし街中でSモデルを見かけたらマフラーをチェックしてみましょう。きちんとクルマを大事に扱っている人は4本ともマフラーが綺麗です

ちなみに他のドイツ車を見ても、基本的にどれもスポーツモデルは4本出しとなっているので簡単に見分けがつきます。

マフラー4本出しのドイツ車
  • ベンツAMGモデル

 

  • BMWMモデル

 

  • フォルクスワーゲンゴルフR

最速のゴルフRはしなやかで熟成された走行フィール!ライバルのアウディS3と比べると!?《走行性能編》

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高性能車のデザインアイコンなので、個人的にはできればアウディのRSシリーズも4本出しにして欲しいと感じます。

みな

排気効率とかの問題もあったりするのかなぁ?

オーバルもめちゃめちゃ太いからカッコいいけどね。

 

まとめ

 

S3は巷では「羊の皮を被ったオオカミ」と表現されることが多く、それは「エクステリアがA3と大差ない」という文脈で用いられます。

しかし、実際に違いを見てみると、フロント・サイド・リヤとどの方向からでも違いが分かるようにデザインされていることが分かります。

特にリヤの4本出しマフラーは魅力的で、迫力のあるエキゾーストサウンドと相まって、乗るたびにワクワクさせてくれます。

次はS3のインテリアについても、同様にA3との違いを細かくチェックしていきたいと思います。

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