あなたは愛車のタイヤ交換時期を正しく把握していますか?
タイヤ交換は面倒ですが、サボっていると突然タイヤがパンクしたり雨の日に滑って恐ろしい目に遭うので危険です。
A3スポーツバックに乗ってた時に、140km/h出してて雨の日の高速道路のカーブで1車線半も滑ったんだよね…。
あの時のタイヤはツルッツルだったからね…。
今回は10秒で分かるタイヤ交換時期のチェック方法をご紹介しますので、ぜひ早め早めの確認・交換を心がけてもらえればと思います。
ちなみに、タイヤは店舗型よりもネット通販の方が2~3割以上安いことが多いので、圧倒的にオススメと言えます。
オススメタイヤ通販の人気ランキング11選は別記事にまとめているので一度ご覧ください。
- オススメ人気第1位:タイヤフッド
⇒ピレリ・ミシュラン・コンチネンタルといったヨーロピアンタイヤや国産ハイクラスタイヤが得意。タイヤ通販で唯一オートバックスでの無料交換予約が可能で、無料6ヶ月パンク保証も付く安心のタイヤ通販。全国約5,000店舗と提携。
- オススメ人気第2位:オートウェイ
⇒ナンカン・ハンコック・マキシスといったアジアンタイヤや国産低価格タイヤが得意。提携店舗へ直送した場合はタイヤ送料が無料。15インチ以下の交換工賃がかなり安く、軽自動車なら安くタイヤ交換可能。全国約3,000店舗と提携。
また、アジアンタイヤ等の輸入タイヤなら激安価格で4本セットが揃います。17インチでも約20,000円あれば高品質なタイヤが手に入ります。
ナンカン・ネクセン・クムホ・アプタニー・ダバンティ等の格安輸入タイヤを狙っている人はぜひ参考にしてください。
アジアンタイヤを買うなら、やっぱり最大手のオートウェイがイイかな。
重たいタイヤ送料も完全無料だしね。
コンテンツ
10秒で分かるタイヤ交換時期
タイヤ交換時期にはすぐに分かる目安がいくつもあります。ここでは代表的なタイヤ交換時期の目安について改めて整理してみます。
軽くでも知っておくとメンテナンス時期がすぐ判断できるようになり便利です。タイヤは突然パンクするので早め早めの対応が肝心です。
一瞬ハンドルが取られて側壁にぶつかりそうになってる!
道路の道幅って意外と狭いからね。
タイヤ交換から5年が経過
タイヤはゴム製品なので、使用によって徐々に硬くなり経年劣化が進みます。古い輪ゴムがポロポロ切れるような感じで、少しずつ走行にも影響が出てきてしまいます。
タイヤの使用期限は各タイヤ販売メーカーが公式に公開していて、主要メーカーでは概ね5年もしくは10年を目安としていることが多いです。
■ タイヤメーカー別 推奨使用期限
タイヤメーカー | 推奨使用期限 |
ブリジストン | 使用開始から5年以内 |
ダンロップ | 使用開始から5年以内 |
ヨコハマ | 使用開始から10年以内 |
ミシュラン | 使用開始から10年以内 |
コンチネンタル | 使用開始から10年以内 |
※各メーカー公式サイトより独自調査(2023)
タイヤはゴム製品なので、何もしなくても紫外線や雨風によって自然に劣化して硬くなっていきます。ゴムに含まれる油の蒸発等もあり次第にゴムの柔軟性が低下していきます。
使用方法によっても経時劣化の程度は様々で、砂利道や舗装状態の良くない道路を走ったり重量物を積んで走ることが多かったりしてもゴムの劣化は早くなってしまいます。
タイヤの保管状況によって寿命は異なるものの、製造より5年経過すると相当程度劣化が進んでいると考えられるため交換した方がよい。
中古車等に乗っている場合は車の使用年数とタイヤの経過年数が異なることも多く、タイヤ交換のタイミングを見逃しがちなので注意。
確か製造より3年は新品同様なんだよね。だから、製造3年のタイヤを履き替えて5年乗るのは全然OKってコト?
そうそう、上記の使用期限はあくまでも乗り始めてからだからね。
ちなみに、タイヤ通販は一般的に「製造3年未満」が一つの目安となっている所が多く、オートウェイやフジ・コーポレーションではこの基準となっています。
唯一、オートバックスの親会社が運営元となっているタイヤフッドだけが「製造2年(104週)以内」を基準としているので、新しいタイヤが欲しい人はぜひ検討してみましょう。
走行距離が3万kmを超えた
タイヤは5,000km走行ごとに約1mmずつ摩耗していいきますが、硬いアスファルトと常に接地しているゴム製品と考えると相当に長持ちといえます。
新品タイヤは概ね8mm程度の溝の深さになっていることが多いので、20,000kmで4mm摩耗して残り4mmとなります。
■ 走行距離と残り溝の関係性
走行距離 | 残り溝 | 備考 |
0km走行(新品) | 残り8mm | 新品の溝は約8mm |
10,000km走行 | 残り6mm | まだ全然OK |
20,000km走行 | 残り4mm | そろそろタイヤ交換時期 |
30,000km走行 | 残り2mm | もうかなり危険 |
32,000km走行 | 残り1.6mm | スリップサイン出現 |
35,000km走行 | 残り1mm | 超危険!すぐ交換! |
スリップサイン=車検適合ラインは残り1.6mmですが、スリップサインが出ていると雨の日はホントに危険なので、基本的には20,000kmで交換と覚えておきましょう。
ブレーキの時にたまに滑る
タイヤの溝が2mm以下になると、雨の日などでグリップが低下した時に走行中に滑るように感じることがあります。こうなった時は急いでタイヤを交換しましょう。
高速道路でハイドロプレーニング現象が起きたりすると目も当てられません。私もリアルに経験がありますが、ススーッとクルマが横滑りしてほとんど操作を受け付けません。
水溜まりの上などを走行した際に、タイヤと道路の間に水膜が発生してハンドル操作が全く効かなくなり滑ってしまう現象のこと。タイヤの溝が減っていると上手く水を排水できなくなり、タイヤが路面を掴めなくなってしまうために発生する。
いやホント怖かったよね。120km/hくらい出てたんだっけ…。
タイヤの残り溝は1mmくらいだったかな…?
タイヤの残り溝が4mm以下
タイヤには複数の溝(みぞ)が用意されており、この溝のおかげで排水したりグリップ力を高めて安全に走行できるように設計されています。
一般的に新品タイヤは8mmの溝がありますが、概ね5,000km走行するごとに溝が1mmずつ減っていくと言われています。
使用とともに摩耗が進みますが、残り4mmを切った時点で制動距離が一気に伸びて走行にも危険が伴うので早めの交換が必要です。
大体20,000km走ると交換時期が来るってコトかな?
重量物を積んでると減りが早くなったりするけどね。
■ タイヤの溝の深さと制動距離の関係
残り溝をチェックするには50円玉を使った便利な方法があります。
停車時にタイヤがよく見えるようハンドルを思いっきり切っておき、溝に50円玉を差し込んで、真ん中の穴が一部でも隠れていれば残り溝4mm以上と判断できます。
逆に真ん中の穴が全部見えていれば、残り溝4mm以下の可能性が高いってコトね。
穴の部分を見るだけだからカンタン。
「タイヤ溝ゲージ」をクルマに積んでおけば、さらに正確に測ることも可能です。安いものだと1,000円程度で手に入るので常備しておくのもいいかもしれません。
タイヤの摩耗具合は「スリップサイン」で確認しますが、このスリップサインは残り溝1.6mmの段階で表示されます。
しかし、実は残り溝1.6mmは既に車検ギリギリのラインで、そこから0.1mmでも溝が少なくなると道路運送車両法の第89条違反で車検に通りません。
一般道路 | 高速道路 | |
乗用車 | 1.6mm以上 | 1.6mm以上 |
小型トラック | 1.6mm以上 | 2.4mm以上 |
大型トラック・バス | 1.6mm以上 | 3.2mm以上 |
道路運送車両法では、タイヤの溝は「1.6mm以上の深さを有すること」と定められています。
滑り止めの溝(最高速度40km/h未満の自動車、最高速度40km/h未満の自動車に牽引される被牽引自動車、大型特殊自動車及び大型特殊自動車に牽引される被牽引自動車に備えるものを除く。)は、空気入ゴムタイヤの接地部の全幅(ラグ型タイヤにあっては、空気入ゴムタイヤの接地部の中心線にそれぞれ全幅の4分の1)にわたり滑り止めのために施されている凹部(サイピング、プラットフォーム及びウエア・インジケータの部分を除く。)のいずれの部分においても1.6mm(二輪自動車及び側車付二輪自動車に備えるものにあっては、0.8mm)以上の深さを有すること。
例えば私の今履いているパイロットスポーツ4だと、スリップサインを示す部分にはミシュランマンがいます。細かな部分に遊び心があって嬉しくなります。
それはそうと、サイドウォール結構ひび割れしてるんじゃ…?
もう5年ほど経過してて交換時期ではあるけど…。
スリップサインの位置からタイヤ中心部に向かってまっすぐ進んでいくと、複数の溝にそれぞれスリップサインが見えます。
完全に直線位置にあるのではなく少しずつズレて配置されていますが、パッと見るとすぐ分かります。下の例ではまだ段差がありもうしばらくは乗れるという判断です。
スリップサインが出た状態は整備不良なので警察に指導されます。「整備不良(制御装置等)」は違反点数2点に加えて、大型車12,000円・普通車9,000円等の反則金が発生します。
「整備不良(制御装置等)」の項目で違反となり、違反点数2点+普通車で9,000円の反則金が発生するので注意。
ひび割れ(クラック)が見える
タイヤはゴム製品なので、時間の経過とともに硬化してひび割れが発生します。
年数経過に伴って増えるクラック(ひび割れ)ですが多少なら問題ありません。ただ素人が見ても判断がなかなか難しいので、JATMA(日本自動車タイヤ協会)の資料が参考になります。
よく見るとクラックが分かる程度なら問題ありませんが、クラックが繋がってきたりタイヤ側面が剥がれてくるとレベル4~5となり、急いで交換が必要な状態になってきます。
タイヤにとって過酷な環境で使用・保管すると寿命が縮みやすくなるので、なるべく丁寧に扱って少しでも長持ちさせるように心がけましょう。
タイヤのヒビや硬化は走行中のバーストの原因にもなるため、交通事故を起こしてしまう可能性も格段に高まり非常に危険です。
- 舗装されていない砂利道等をよく走る
- 重い荷物を載せて走ることが多い
- 青空駐車場で強い日光(紫外線)や雨風にさらされている
- タイヤワックスを頻繁に使っている
etc…
タイヤ通販なら店舗より2〜3割安い!
タイヤを安く買うには、タイヤ価格と交換工賃の総額で考えることが最も大切です。いくらタイヤが安くても、工賃が高くなってしまっては結局お店で買った方が安くなります。
以前は、タイヤ自体は通販で安く買えるものの持ち込み交換費用が高いという問題がありました。しかし、最近はタイヤ通販でも提携店舗へ直送&交換可能であることがほとんどです。
持ち込み交換は、持ち込まれる店舗側が儲からないから嫌がるケースが多いんだよね…。
どうせならタイヤも一緒に買ってほしいから仕方ないね。
以前、当ブログで2,500人を対象に「普段どこでタイヤを購入しているか」についてアンケート調査を行いましたが、タイヤ通販は6項目のうち第4位という結果でした。
第1位はカー用品店で、やはり足を運びやすい店舗がまだまだ人気という結果となりましたが、タイヤ通販も安くて便利であることが知られて近年人気が急上昇しています。
多くのタイヤ通販サイトを人気のオススメタイヤ通販ランキング11選として徹底比較した記事も参考にしながら、ぜひ一度自分に合ったタイヤ通販を探してみましょう。
今回はその中から、オススメ人気第1位のタイヤフッドと第2位のオートウェイをご紹介します。
適合タイヤを探すに当たっては、タイヤサイズの見方・タイヤのインチアップについてまとめた記事も併せてチェックして、自分に最適なタイヤをゲットしましょう。
無料6ヶ月パンク保証のタイヤフッド
もう1つはオートバックス&三菱商事グループの巨大企業2社が運営するタイヤフッドです。
こちらもネットでタイヤ購入&無料取付予約が一発でネット完結する便利なサービスです。今なら毎月5%OFFクーポンがキャンペーンでもらえてこちらもオススメです。
オートバックスやガソリンスタンドと提携しているので、人が多い店舗で安心してタイヤ交換できるのが魅力です。また廃タイヤ処分料やバルブ交換料も含めて全国一律料金となります。
さらに無料6ヶ月パンク保証が付くのでもしもの時も安心です。最長2年間のプレミアム保証に入れば、1本のパンクでも4本全て交換してくれるという太っ腹なサービスとなります。
■タイヤフッドのタイヤ保証一覧
保証料 | 無料 | 550円/本 | 約1,500円/本 |
保証期間 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 24ヶ月 |
対象本数 | 1本から保証 | 1本から保証 | 4本の購入が必要 |
交換条件 | パンクしたタイヤのみ | パンクしたタイヤのみ | 1本パンクで4本とも新品交換 |
その他 | 取付工賃・新品交換保証つき | 取付工賃・新品交換保証つき | 取付工賃・新品交換保証つき |
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年間250万本を販売するオートウェイ
オートウェイは年間250万本以上のタイヤを販売する大手ネット通販で、アジアンタイヤを中心とした低価格タイヤが主力となっています。
取付予約は「タイヤピット」と呼ばれる無料予約サービスがあり、全国3,300店の提携店舗から選べます。必ずご近所の整備工場が見つかるので、遠くまで交換に向かう必要もありません。
購入タイヤは直接タイヤピット取付店へ送付されて、送料無料なのも嬉しいよね。
タイヤは送料負担だと大変だから助かるね。
適合タイヤを調べる時は、カタログやドア内側を見なくてもオートウェイのWEBサイト上ですぐに分かります。ポチポチと選択していくだけなので楽チンです。
お店で調べてもらうと時間がかかったり・間違って注文されることもあります。ネットだと間違いもなく、サイズやブランドからも調べられて便利に感じるハズです。
新しいタイヤなら買取も可能
クルマを購入してすぐに気に入ったタイヤへ履き替えたため、新品のタイヤ・ホイールが倉庫に保管されているケースは意外とあります。
それらタイヤを処分するために廃タイヤ処分費用を払ったり、タイヤ交換の下取りに引き取ってもらうのは非常にもったいないです。
下取りは確かにラクだけど、二束三文の処分価格になっちゃうしねぇ…。
廃タイヤ処分料は1本当たり350円くらいかな。
タイヤ・ホイールは専門業者に依頼することで最も高価で買取してもらえます。累計23万本超の買取実績を持つタイヤ買取ナンバーワンなら手軽に高価買取が期待できます。
Web査定では3項目+写真3枚を入力するだけで1~2日で買取金額が聞けます。タイヤを専門に扱うので、他の買取店と比較して多くの場合高額で売却できるのが魅力です。
オートバックスとかイエローハットも買取査定してるけどどうなの?
後日査定額が変わる可能性があるんだよねぇ。
私も一度実際にWEB査定を利用してみましたが、原則24時間以内の査定金額の連絡との原則通り、申し込んだ翌日にはスタッフから電話で買取金額を伝えていただきました。
当時の体験記事は下のリンクにまとめましたので、気になる人はぜひご覧ください。初めてのタイヤ・ホイール買取でも安心して利用できます。
■ 「タイヤ買取ナンバーワン」概要
サービス名 | タイヤ買取ナンバーワン |
会社名 | 株式会社カイショー |
設立 | 2011年6月1日 |
累計買取実績 | 23万件以上 |
査定料・送料 | 0円(無料) |
高価買取保証度 | ★★★★★ |
特徴 | |
✔ Web査定で初めに聞いた価格を不変保証! | |
✔ 希望価格での高価買取の交渉は/大歓迎 | |
✔ 完全無料で梱包~発送まで簡単手続き! | |
こんな人にオススメ! | |
タイヤ・ホイールを無料でカンタンに高額買取してほしい! |
- 新品タイヤのみ(製造5年以内)…新品価格の約50%
- 国産車の純正タイヤ・ホイールセット…20,000円〜60,000円
- その他タイヤ・ホイールセット…1,000円〜800,000円
- (買取例)トヨタ・クラウン 純正19インチタイヤ・ホイールセット…100,000円
- (買取例)BBS・RSリバレル 15インチタイヤ・ホイールセット…110,000円
- (買取例)アウディ・TTクーペ 純正ホイール…55,000円
査定フォームも非常にシンプルで、写真さえ事前に撮影しておけば残りは3分もあれば入力が完了します。手持ちのタイヤ・ホイールがあれば気軽に査定金額を聞いてみましょう。
- カンタンな情報と写真があれば原則24時間以内に買取査定額が分かります。
- 初回に提示を受けた買取金額は不変保証されており、最後まで決して変わらないのが大きな魅力です。
■ 査定フォームの画面イメージ
まとめ
タイヤは摩耗・劣化してもコンピューターに警告は出ず、つい後回しにしてしまうメンテナンスですが、唯一地面と接する非常に大切な部分です。
いつもは車検の度にチェックしているだけという人も、適切な時期にタイヤ交換するために残り溝や経過年数を定期的にチェックするようにしましょう。