雑誌から家電や宝石まで何でも揃うAmazonですが、実は自動車のタイヤも簡単に買えるのはご存じですか?
タイヤにもよりますが、実店舗の50%OFFで購入できるケースもあり見逃せません。店舗型と比較すると以下のようにかなり安く買えてしまいます。
■ Amazonのタイヤ価格一覧
タイヤ種類/販売店 | 店舗型(※1) | Amazon |
ブリジストン REGNO GR-XⅡ | 60,200円 | 32,000円(-47%) |
ブリジストン POTENZA S001 | 59,300円 | 29,000円(-52%) |
ピレリ CINTURATO P7 | 35,600円 | 22,300円(-38%) |
ミシュラン Pilot Sport 5 | 41,800円 | 21,600円(-49%) |
コンチネンタル SportsContact5 | – | 33,667円 |
※1 オートバックス・イエローハット・タイヤ館いずれかの実売価格
※2 18インチ 225/40(45)にて市場価格を独自調査(2023)
同じタイヤなのにこんなに安いんだ…。
高級タイヤほど違いが表れるね。
さらに、購入するタイヤは交換を依頼する提携店舗へ直送してもらうことができるので、当日は手ぶらで店舗へ向かうだけと非常に便利です。
- タイヤが店舗型より最低2~3割安い!
⇒店舗型(オートバックス・イエローハット・タイヤ館等)より2~3割は安く、商品によっては半額以下で買えることも。
- 無料でタイヤ交換予約ができる!
⇒近所の提携店舗でタイヤ交換の無料予約ができる。交換工賃も予約時点で確認可能。
- 90%以上のタイヤが送料無料
⇒販売元がAmazonがどうかに関わらずタイヤ送料は無料がほとんど。有料だと4本で5,000円ほどかかるため非常にお得に買える。
「タイヤは高いし面倒だし大変だなぁ…」と思っていた人にAmazonはオススメだね。
使い慣れてる人も多いし楽チンだよね。
■ 「Amazon」概要
特徴 | |
✔ 自分のクルマを登録してカンタン検索 | |
✔ 他のタイヤ通販に負けない激安価格 | |
✔ Amazonならではの安心感・利便性 | |
こんな人にオススメ! | |
いつも利用しているAmazonで、とにかく安くお手軽にタイヤ交換したい人へ! |
ただ、Amazonの他にもタイヤ通販の専門サイトは数多くあり、検索機能の便利さや無料でのパンク保証という面においては一歩引けを取るのも事実です。
たくさんあるタイヤ通販から、オススメタイヤ通販の人気ランキング11選と題して価格・タイヤ種類・利便性に優れているサイトを厳選しました。
最もオススメなタイヤフッド・オートウェイを筆頭に、各サイトの違いを比較して自分好みのタイヤ通販を探してみましょう。
- オススメ人気第1位:タイヤフッド
⇒ピレリ・ミシュラン・コンチネンタルといったヨーロピアンタイヤや国産ハイクラスタイヤが得意。タイヤ通販で唯一オートバックスでの無料交換予約が可能で、無料6ヶ月パンク保証も付く安心のタイヤ通販。全国約5,000店舗と提携。
- オススメ人気第2位:オートウェイ
⇒ナンカン・ハンコック・マキシスといったアジアンタイヤや国産低価格タイヤが得意。提携店舗へ直送した場合はタイヤ送料が無料。15インチ以下の交換工賃がかなり安く、軽自動車なら安くタイヤ交換可能。全国約3,000店舗と提携。
Amazonのタイヤが安い理由
家電にガジェットに日用品にと無数の商品があり価格も安いAmazonですが、実はタイヤもかなり安く手に入ります。
冒頭で説明したように、他の実店舗を構えるタイヤ販売店の価格と比較しても相当安く、お店で買うのがもったいなくなるほどの差があります。
■ Amazonのタイヤ価格一覧
タイヤ種類/販売店 | 店舗型(※1) | Amazon |
ブリジストン REGNO GR-XⅡ | 60,200円 | 32,000円(-47%) |
ブリジストン POTENZA S001 | 59,300円 | 29,000円(-52%) |
ピレリ CINTURATO P7 | 35,600円 | 22,300円(-38%) |
ミシュラン Pilot Sport 5 | 41,800円 | 21,600円(-49%) |
コンチネンタル SportsContact5 | – | 33,667円 |
※1 オートバックス・イエローハット・タイヤ館いずれかの実売価格
※2 18インチ 225/40(45)にて市場価格を独自調査(2023)
タイヤによっては半額以下になったりするんだね、スゴい!
同じタイヤでこれだけ違うんだもんなぁ。
Amazonによる直接販売のタイヤが多く、他のタイヤも上記で紹介しているようなタイヤ通販が運営しているものが主となっていて安心です。
ネット販売では人件費やテナント料が大幅に抑えられるため、同じタイヤでも安く販売した上で利益を取ることが可能です。
また他には、カー用品店等で売れ残ってメーカー返品となったタイヤを大量に仕入れるケースもあります。
メーカー返品タイヤの場合は、製造から1年以上経過しているタイヤもあったりするけど。
スタッドレスじゃなければ2年くらいは大丈夫。
タイヤの品質は大丈夫なの?
Amazonでタイヤ購入したユーザー口コミ・評判を見ると、以下のような苦情のような口コミもチラホラ見かけるのは事実です。
タイヤを購入したら、1年6ヶ月以上経過した古いタイヤが届いた。私は大体3年ごとに定期的にタイヤを交換しているので、もうあと1年6ヶ月しか使えない。事前に製造年月も分からないし、タイヤ通販は今後止めようと思った。
届いた4本のタイヤのうち、2本の保管状態が悪くキズだらけだった。梱包もビニールで巻いてあるだけの簡易的な包装で、きちんと配送されてきたのか不安になる。さらに、3本は製造年月が3ヶ月~6ヶ月ほど差がありバラバラであった。4本セットで買うのであれば、同時に交換するのだから製造年月は揃えておくのが常識では。
マイナスな口コミ・評判で多いのは製造年月と梱包方法です。ただ、これらはタイヤ通販としては一般的で一概にAmazonの欠点とは言えません。
例えば製造年月が古いという話ですが、一般的に製造より3年間は在庫期間中の性能変化はほぼ発生しないと言われています。
自動車メーカーであっても製造3年以内なら新品タイヤを履いた新車として販売していてるため、1年程度は全く新品の範疇だと判断されます。
タイヤの製造年月がバラバラっていうのはどうなの?
好ましくはないけど、どれも新品という意味では同じ扱いだね。
一方の保管状態については、確かに販売店の落ち度もあります。多少のキズは仕方なくても、一目見て「これは酷い」というレベルはさすがにダメです。
ただし、「タイヤをビニールで巻く」という梱包方法は、最大手の大手タイヤ通販でも同じだったりします。
例えば年間250万本以上のタイヤを販売するオートウェイでも、タイヤ梱包は環境に配慮したビニール巻きの簡易梱包となっています。
■ オートウェイのタイヤ梱包方法
タイヤ梱包 | ホイールセット梱包 |
タイヤの梱包状態が良くない・キズがあったというレビューは、概ね300件のうち1件あるかどうかくらいの低い頻度です。
Amazonの評価レビューで「タイヤがキズだらけ」「土や泥がついていて汚れていた」という意見は、およそ300件に1件(約0.3%)と意外と少ない。タイヤは小物のように簡単に参入することができないため、どの店舗も評価を気にしておりある程度の安心感があると言える。
90%超のタイヤは送料無料
もう1つAmazonでのタイヤ購入の大きなメリットとしては、90%を超えるタイヤが送料無料とされている点です。
タイヤ通販におけるタイヤ送料は安く見積もっても4,000円ほど必要であることを考えると、Amazonの送料無料はかなり魅力的です。
■ Amazonタイヤ送料の有料・無料比率
区分 | 割合(件数) |
Amazon.co.jpが無料配送 | 25%(167件) |
出品者が無料配送 | 70%(473件) |
配送料が有料 | 5%(41件) |
※ Amazon公式サイトにてタイヤ送料を独自調査(2023)
Amazonタイヤ交換で注意すべきこと3選
Amazonはタイヤ交換においても、非常に安い上に便利に使えるサイトではありますが幾つか注意すべきポイントがあるのも事実です。
ここではAmazonでタイヤ通販を利用するにあたって、店舗購入と比較しての違いを中心に確認していきます。
注意①:タイヤサイズを間違えずに選ぶ
タイヤを通販で購入するとなると、実店舗のように店員さんにタイヤサイズをチェックしてもらうことができません。
例えばS3スポーツバックなら「225/40 R18」というように正しいサイズを知らないと、当日にタイヤ交換できないという大変なことになります。
交換してから気づくなんて最低だね…。
タイヤは重量物だから返品にも一苦労しそう…。
タイヤサイズの見方については、ロードインデックスという負荷基準等も含めて以下の記事で詳しくまとめましたので、参考にどうぞ。
オススメの方法としては、一度近くのカー用品店やタイヤ専門店で自車のタイヤサイズを確認しておきます。
そのサイズをAmazonの「お客様ガレージ」機能に登録しておけば、次からは簡単に適合タイヤだけをフィルタリングできます。
「お客様ガレージ」とは、自分のクルマに適合する様々な車関連の商品を自動で選んでくれる非常に便利な機能です。
Amazonのガレージに自分のクルマを一度登録しておけば、タイヤ以外にもホイール・バッテリー・エンジンオイル・その他のカー用品等から自車に適合する商品だけをピックアップすることが可能です。
タイヤ通販の安さは魅力だけど、どうしても間違いそうで不安な人は「サイズ間違いあんしん保証」が無料で付くタイヤフッドがオススメです。
間違って購入したのは自分の責任であるにも関わらず、タイヤを購入しても5営業日以内なら返品&新品タイヤと無料で交換してくれます。
タイヤと同様にホイールもAmazon内ではたくさん販売されており、ガレージに登録していれば適合ホイールが探せますが、タイヤよりも適合の判断が難しいため不安が残ります。
ホイールを探しているなら、フジ・コーポレーションの方が230社以上のホイールメーカーからすぐに適合タイヤを探し出せる上に、取付も全国2,000店以上からカンタンに依頼できます。
さらに「ホイールフィッティングルーム」では自分のクルマに好きなホイールを合わせて確認することができ、購入前にイメージをしっかりと擦り合わせることができ非常に便利です。
注意②:信頼できるタイヤ通販店を選ぶ
2つ目の注意点は、多数の店舗が乱立するAmazonではどうしても排除しきれない「悪徳業者」を選ばないようにすることです。
販売店の情報は必ず目を通して、たくさんの販売実績があるか・商品ページは作り込まれているかといった点をチェックしていきましょう。
上のリンクだと販売元に「AUTOWAY(オートウェイ)」って書いてるね。
販売元はしっかりしてるか、必ず確認するようにしよう。
タイヤは高価なだけでなく自分自身の安全に直結する商品なので、粗悪なタイヤを選んでしまうことは絶対に避けなければなりません。
小さなタイヤ販売店では、新しいタイヤが正しい梱包で発送されるかは不安を感じる部分もあるため、可能なら大手ショップを選ぶべきです。
Amazonでの大手タイヤ通販店としてはタイヤフッドやオートウェイがありますが、実は独自で便利な公式サイトを運営しています。
■ オートウェイ公式サイト
タイヤ価格も通販での最低価格帯である上に無料交換予約や割引等の特典も多いので、安心を優先して考えるなら大手タイヤ通販にしましょう。
タイヤフッドやオートウェイ以外にも、タイヤ通販オススメ人気ランキング11選として様々なショップを厳選していますので、ぜひ参考にしてください。
注意③:当日の交換では追加費用あり
Amazonではタイヤ購入と同時に交換予約もできる上に、交換にかかる基本費用も同時精算できて非常に便利です。
当日は手ぶらで予約店舗に向かうだけ…と思いきや、Amazonでは当日のタイヤ交換の際に必ず一定の追加費用がかかることとなっています。
既に支払済みなのにまだお金がかかるの、なぁぜなぁぜ?
なんだろうこの流行に無理やり乗ってくる的な…。
その追加費用とは「ゴムバルブ交換・廃タイヤ処理」にかかる料金で、2つ合わせて1本辺り700〜1,000円、4本だと最大4,000円程度必要です。
理由としては、この2項目は地域や店舗によって価格差が大きく、一律工賃として協定を結ぶのが難しいからだと思われます。
特にゴムバルブ交換費用はタイヤショップによっては無料で提供していることも多い一方で、高いと1本で400円ほど請求されることもあります。
- ゴムバルブ交換費用…店舗によっては無料とされることもある一方で、1本当たり200〜400円程度は請求している店舗が多い。
- 廃タイヤ処理料…タイヤは「適正処理困難物」として扱われ家庭ゴミとしては捨てられず、正規の手続きを経る必要がある。1本当たり300~600円程度だが、地域によって処理料金が異なるため、必ず地域差が生じることとなる。
以前、当ブログで「普段はどこでタイヤ購入しているか」について2,500人を対象にアンケート調査を行ったところ、第1位はカー用品店・第2位はタイヤ専門店でした。
やはり実店舗でタイヤ購入&交換するという人もまだまだたくさんいるので、後日の追加費用等が不安な場合は利用を避けるというのも1つの手段ではあります。
Amazonでタイヤ交換する手順
Amazonでタイヤ購入&交換予約するには次の3つのステップで進めていきます。
ステップ1:タイヤを購入する
まずはタイヤを購入します。Amazonでは返品保証の無い店舗が多く、適合タイヤは正確に選ぶ必要があります。
Amazonでは自分のクルマを登録することで、ワンクリックで適合タイヤを探してくれます。Amazon内の「お客様ガレージ」から車両を登録することが可能です。
Amazonで自分のクルマを一度ガレージに登録しておけば、タイヤ・ホイール・バッテリー・エンジンオイルといった様々なカー用品がワンクリックで検索できて超便利。
無数の商品群から適合品を一瞬で検索できるので、比較検討がとても簡単になる上に購入間違いも防止できる。
タイヤ検索する際は、以下の3点に注意しながら絞り込みましょう。正しく検索すれば3ページ目までには希望のタイヤが表示されるハズです。
- 1本のみ・4本セットの違いは無いため、1本当たりの単価を計算して安い方を選ぶ
- 「RFT」・「ZP」表記はランフラットタイヤなので間違わないようにする
- タイヤ名後半の「75V」「84H」はロードインデックスで、参考程度に確認する
Amazonでガレージ機能を使わずにタイヤ検索する場合は、検索窓に「メーカー名 タイヤ名 225/40 R18」という感じで入力してサイズ・扁平率を指定すると間違いません。
「ブリジストン レグノ 225/45 R18」みたいな感じだね。後ろの92Wとか95Vは気にしなくていいの?
荷重・速度の上限だけどあまり気にしなくてOK。
履いているタイヤが15インチだとしても、規定さえ守れば16インチ・17インチとインチアップすることは意外と簡単です。
現在のタイヤ情報を入力するだけで、インチアップ後のサイズが自動計算されるツールもあるので、カッコいい大径ホイールに変えてみたい人はぜひ参考にしてください。
タイヤ名の後ろにある「75V」「84H」「92Y」はロードインデックスと呼ばれ、前半の数字がタイヤ1本の上限負荷・後ろのアルファベットが上限速度を指しています。
例えば「75V」ならタイヤ1本当たり387kg(4本で1,548kg)の荷重に耐え、最高速度は240km/hとなります。荷重オーバーは車検違反となりますが、通常はほぼ大丈夫です。
■ ロードインデックス一覧表
LI | 負荷能力(kg) | 4本の最大荷重(kg) |
60 | 250 | 1,000 |
65 | 290 | 1,160 |
70 | 335 | 1,340 |
75 | 387 | 1,548 |
80 | 450 | 1,800 |
85 | 515 | 2,060 |
90 | 600 | 2,400 |
95 | 690 | 2,760 |
100 | 800 | 3,200 |
また、同じように見えても「RFT」・「ZP」表記があるものはランフラットタイヤなので間違わないようにしましょう。
ステップ2:交換する店舗を決める
タイヤを決めたら、購入前に全国の提携店舗へ無料でタイヤ交換予約を同時に行えます。
購入後は決めた店舗へ直接タイヤが配送されるため、ワンストップで購入・支払・交換予約が完了するという非常に便利な仕組みとなっています。
昔のAmazonってサービスチケット制で結構不便だったのにね。
今も利用できるけど正直オススメできないかな。
次に、タイヤを選ぶと「カートに入れる」の少し下に「取付店舗(直送先)を選択してください」という項目があるので、ココをクリックします。
■ Amazon タイヤ商品画面
選択すると画面が遷移して、Amazonに登録している住所近辺の取付店舗が地図上に一覧表示されます。複数表示されるので、最も安いお店を選びましょう。
■ Amazon 取付店の選択画面
上記では15,840円と工賃が表示されていますが、一部工賃は含まれておらず現地で追加精算となるので覚えておきましょう。ゴムバルブ交換・廃タイヤ処分が別途必要となります。
この2項目は店舗や地域によって差があるため別途支払うこととなります。例えば、廃タイヤ処分は地域のゴミ処理料金に依存するためどうしても価格差が生じてしまいます。
取付店舗の選択画面で表示されるサービス料(工賃)には、ゴムバルブ交換・廃タイヤ処分にかかる費用は含まれないため注意。この2項目については、別途現地で精算する必要がある。一般的なゴムバルブ交換費用・廃タイヤ処分料は以下の通り。
- ゴムバルブ交換費用…200~500円/本
- 廃タイヤ処分料…400~800円/本
※ 具体的な金額・作業内容は以下の記事を参考
タイヤ・取付店舗を決めたら決済手続きへと進みます。レジ(支払画面)に入ったところで、取付予約日と希望の時間帯を選択することができます。
■ Amazon レジ(決済)画面
ここでお店に電話番号を伝えるから、分からないことは問い合わせできるね。
一旦の仮予約だから後で変更もできるよ。
ステップ3:当日は手ぶらで店舗へ!
予約当日はクルマに乗って手ぶらで店舗へ向かうだけでOKです。すぐにタイヤ交換が始まり、今履いているタイヤもまとめて処分してくれます。
ゴムバルブ交換と廃タイヤ処分料は現地支払だよね。大体いくらいくらいになるの?
4本で3,500~5,000円くらいかな。
Amazonタイヤ交換の欠点5選
Amazonではタイヤを安く購入してタイヤ交換予約も簡単で便利ではありますが、いくつかの欠点があるのもまた事実です。
ここでは、初めてAmazonでタイヤを購入する場合に注意すべきポイント・思わず見落としがちなポイントを5つに絞ってご紹介します。
欠点①:タイヤ製造年月にバラつき
Amazonでタイヤを購入すると製造年月にバラつきが出ることがあります。Amazonの商品管理が粗雑だと思われがちですが、タイヤ販売では店舗型でも通販でもどこでも起こり得ることです。
多くの自動車メーカーでは製造3年以内は新品タイヤとして扱っており、タイヤメーカー側も製造3年以内は性能低下せず問題なしと認識しているからです。
常に新品だけが届くと思ってると、1年経過したタイヤが届いたら「タイヤ通販で失敗した!」って感じるかも。
それは失敗じゃなくてそういうものなんだよ。
製造6ヶ月〜1年6ヶ月程度が1つの目安となりますが、それでも2年超となると「大丈夫だけど、少し古くない…?」といった印象もあります。
また、スタッドレスタイヤは経年劣化による性能低下が著しいので、なるべく新しいタイヤを手に入れることをオススメします。
サマータイヤと比較してスタッドレスタイヤは雪道・氷道で路面をしっかり掴む必要があるため、ゴムの柔らかさが安全に直結する。3~4年経過したスタッドレスタイヤは交換が強く推奨される。
ゴムの硬度は0~100で表され、新品で45程度だが60を超えると交換しないと危険。一般的に約5年経過すると硬度は60に近くなる。
ゴム硬度はカー用品店・タイヤ専門店で測ってもらう他、自分でもタイヤ硬度計で計測できる。ブリジストン製で13,000円、安価なものだと3,000円程度で購入できる。
タイヤ硬度計(3,000円~15,000円) | |
具体的にはどうすれば新しいタイヤが買えるの?
オートバックス・イエローハットといった実店舗で聞いてみよう。
欠点②:サイズを間違っても返品不可
タイヤ通販でよく聞く失敗例として、「間違ったタイヤを買ってしまうこと」があります。
実店舗であれば、店員さんが端末やカタログで調べてくれる上に、もし間違っていたとしても返品してもらえるという保証があります。
タイヤ通販は便利だけど、その辺りは自己責任を求められちゃうからね…。
人件費削減のしわ寄せがユーザーにも来てる感じ。
しかし、Amazon・楽天等のタイヤ通販ではほとんどの場合交換保証はありません。
幸いAmazonでは「お客様ガレージ」機能を使えば適合タイヤだけをフィルタリングできます。タイヤ以外のバッテリーやオイル、他のカー用品にも適応できるので便利です。
タイヤサイズの見方は簡単で、サイドウォールに『225/40 R18 92W』といった感じで表記されている部分を見ます。詳しく知りたい人は以下の記事でまとめています。
それでも不安な人は、タイヤフッドなら「サイズ間違い安心保証」が用意されており、間違ったタイヤを購入しても5営業日以内なら返品OKです。
欠点③:バルブ交換&廃タイヤ料の精算
タイヤ交換には、タイヤ脱着・組み換え・バランス調整といった様々な手順を要し、それぞれに費用がかかります。
中でもゴムバルブ交換費用&廃タイヤ処分料は店舗によって差が大きく、Amazonでは現地で別途支払うこととなっています。タイヤ4本なら3,000~4,000円程度を見込んでおきましょう。
タイヤ通販最大手のオートウェイでは、Amazon同様にゴムバルブ交換&廃タイヤ処分料が店舗ごとに違いますが、無料の店舗も多くあります。
欠点④:タイヤ購入後のパンク保証無し
Amazonにはパンク保証は付いておらず、もしもタイヤ購入後1ヶ月でパンクしたとしても返品・交換はできません。
「タイヤ通販だと状態の良くない商品が届くのでは…?」という不安を感じる人が一定数いますが、多くのタイヤ通販ではパンク保証なし&返品不可というのが現状です。
保証があっても送料は通常ユーザー負担だから、往復込みで3回分(約15,000円)の送料が必要という…。
高い送料も保証が難しい一因かもね。
タイヤは空気がパンパンに入ったゴム製品なので繊細です。タイヤフッドのアンケートでは実に半数以上ものドライバーがパンクの経験があると回答しています。
さらに購入~パンクまでの期間は3年未満が52%と半数を超えており、タイヤは買ったら終わりではなく、購入してから数年間の保証も注意すべきポイントと言えます。
タイヤフッドでは無料で6ヶ月のパンク保証が付きます。オートウェイ・Amazon・楽天等ではいずれもパンク保証は無いので、もしもの時の安心が欲しいならタイヤフッドはオススメです。
欠点⑤:店舗直送する時は代引き不可
最後は現金主義の人向けの注意点ですが、タイヤを取付店舗へ直送する購入方法の場合は代金引換が選べません。
だって店舗に届くんだからね。代引きだとお店の人が現金で払うことになっちゃう…。
そりゃさすがに断られるよね。
取付店舗へ直送する場合は、クレジット決済やAmazonギフト券といった他の決済方法を選ぶようにしましょう。
まとめ
Amazonではタイヤがかなり安く買え、取付店舗へタイヤを直送できる便利なシステムが構築されています。
店舗型と全く同じタイヤが50%OFF以上で手に入る可能性があるなら利用しない手はありません。改めて価格はこんな感じです。
■ Amazonのタイヤ価格一覧
タイヤ種類/販売店 | 店舗型(※1) | Amazon |
ブリジストン REGNO GR-XⅡ | 60,200円 | 32,000円(-47%) |
ブリジストン POTENZA S001 | 59,300円 | 29,000円(-52%) |
ピレリ CINTURATO P7 | 35,600円 | 22,300円(-38%) |
ミシュラン Pilot Sport 5 | 41,800円 | 21,600円(-49%) |
コンチネンタル SportsContact5 | – | 33,667円 |
※1 オートバックス・イエローハット・タイヤ館いずれかの実売価格
※2 18インチ 225/40(45)にて市場価格を独自調査(2023)
安いタイヤ価格と全国の提携店舗で手軽に交換予約ができるのがAmazonの魅力です。普段使っているAmazonで気軽にタイヤ交換ができるのでとっても便利です。
タイヤ通販では唯一オートバックスでの交換が可能なタイヤフッドや、ゴムバルブ交換&廃タイヤ処分が無料の店舗も多いオートウェイも人気なので、合わせてチェックしてみましょう。
また、オススメのタイヤ通販ランキング11選をまとめた記事もあるので自分の希望に合うお店を探して安く便利にタイヤ交換しましょう!