今回はアウディの入門モデルであるA1スポーツバックの試乗レビューをお届けします。300万円からのラインナップですが、意外と重厚な走りは十分にドイツ車を感じさせます。
ボディカラーとルーフカラーが異なる「コントラストルーフ」に代表されるオシャレな見た目が印象的で、男性だけでなく女性ウケも良い魅力的なコンパクト輸入車です。
価格は約300万円からで、現在ではエンジンは1.0TFSIのみとなっていますが、以前は35TFSIという1.5TFSIモデルがあるので中古車ならぜひ走りの良いそちらを狙いましょう。
以下のリンク先にて、A1スポーツバックの中古車の選び方や価格帯・スペックについて詳しく説明しているので、気になっている人はぜひ一度目を通してみてください。
■ A1スポーツバックの基本スペック
A1スポーツバック 25TFSI | |
価格 | 3,040,000円 |
全長×全幅×全高 | 4,040×1,740×1,435mm |
車両重量 | 1,170kg |
排気量 | 1.0TFSI |
エンジン性能 | 95ps/175Nm |
トランスミッション | 7速Sトロニック |
駆動方式 | FF |
動力分類 | ガソリン |
燃費 | 15.2km/L(WLTCモード) |
乗車定員 | 5名 |
最小回転半径 | 5.1m |
タイヤサイズ | 185/65 15インチ |
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コンテンツ
《概要編》全長4mのコンパクトなアウディ
まずは全体的なサイズ感や価格、エンジンスペックについて解説します。
寸法・価格・エンジン性能
アウディでは、
エントリーモデルとされるA1は、
サイズも非常にコンパクトです。
全長は4mを少し超えるくらいで、
全幅も輸入車では狭めの1,740mmと、
国産車からも乗り換えやすいサイズです。
- 全長4,040mm
(参考)A3スポーツバック 4,325mm
- 全幅1,740mm
(参考)A3スポーツバック 1,785mm
- 全高1,435mm
(参考)A3スポーツバック 1,450mm
兄貴分のA3と比べると、
全体的にコンパクトになっていて、
取り回しは非常に便利なサイズです。
しかし、
やはり見た目はA3の方が美しく、
伸びやかなボディラインは魅力的です。
ただA1もコンパクトとは言え、
国産車の同クラスのモデルと比べると、
輸入車らしく全幅は広めの設定です。
ヤリスもノートもマツダ2も、どれも全幅は1,695mmだもんね。
ヤリスのサブスクは18,000円から!
エンジンラインナップは、
これまで1.5Lエンジンのみでしたが、
2020年6月に1.0Lエンジンも増えました。
1.0Lエンジンモデルは、
95psとスペックは入門仕様ですが、
よりお手頃価格で購入できます。
1.5Lモデルのグレードは2種類あり、
「advanced」・「S line」と呼ばれ、
それぞれに装備が異なります。
- 「35TFSI advanced」⇒3,690,000円
- 「35TFSI S line」⇒3,950,000円
※1 「S line」では内外装がスポーツ仕様となり、アウディドライブセレクトも搭載
※2 令和3年5月現在
「advanced」は、
価格は25万ほど安くなるものの、
基本的な装備のみのグレードです。
また最近では、
輸入車もサブスクで乗れるため、
検討してみるのもオススメです。
ドイツ車は維持費も高いため、
もし新車だと負担に感じる人は、
サブスクリプションもオススメです。
SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)
「S line」とは、
アウディで言うスポーツ仕様で、
足回りやシートが変更されます。
ちなみにA3スポーツバックでは、
S-lineだけで約40万プラスとなり、
当然グレードの差額も必要となります。
A1の「S line」グレードの場合、
一般的なS-lineによる装備変更に加えて、
アウディドライブセレクトも付きます。
アウディドライブセレクトでは、
エンジンやステアリングの設定を、
自由自在に変えることができます。
標準で用意されるモードのうち、
「dynamic」モードを選択すれば、
性能を引き出した走りが可能です。
「S line」グレードを購入すれば、
- スポーティなエクステリア
- ドライブセレクトによる走行性能
これらを両方味わうことができます。
両方ついてたらプラス25万はかなりお得な感じするよね!
ドライブセレクトは必須だよね。
ただし注意すべきなのは、
25TFSI(1.0TFSI)の場合は、
S lineでもドライブセレクト無しです。
あくまでも35TFSIかつ、
S lineグレードの場合のみとなる点は、
A1スポーツバックでは注意しましょう。
高年式の中古車なら300万前後!
A1スポーツバックの中古車は、
新しい年式だと300~400万程度と、
それなりに需要があることが分かります。
年式別の価格帯は概ねこんな感じです。
2019年式…25TFSI・35TFSIともに300~350万付近に固まっている。
2020年式以降…25TFSIは300万前後、35TFSIは330~380万と価格差が見られる。
グレードはほぼ「advanced」で、
「S line」はかなり中古車では少なく、
好みの車両を探すのは至難の業です。
ただもしも、
もう少し年式が古くてもいいなら、
200万あればかなりイイ車があります。
A1スポーツバックが安く欲しいなら、
グレードやオプションを丁寧にまとめた、
中古車購入マニュアルをご覧ください。
また輸入車の中古車購入は、
失敗すると修理費が大変なので、
事前にその道のプロに相談すべきです。
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《エクステリア編》
スポーツクワトロの復刻デザイン!
新型A1スポーツバックは、
先代の丸みのあるボディとは異なり、
シャキッとした直線で描かれています。
フロントグリルでまず目に入る、
空気を取り込むための3分割スリットは、
名車「スポーツクワトロ」が由来です。
1984年にラリーでタイトルを取った、クワトロを世に広く周知させた車だよね。
実はその後はすぐ負けちゃったけどね。
フロントバンパーも、
大きくエアを取り込むような造形で、
スポーティさを強く表現しています。
また、
ヘッドライトにも切れ目があり、
よりシャープさを際立たせています。
もしかすると、センターのスリットと同じように3つに分かれているのかも?
確かに同じコンセプトにも見えるね。
先代モデルよりは、
ずいぶんシャープに印象が変わり、
丸っこい可愛らしさはかなり薄れました。
ただ、
サイズ的には4mほどとコンパクトなため、
小さな車という点では可愛くも見えます。
中古車市場はとってもカラフル!
2019年にモデルチェンジしましたが、
すでに中古車でも多く出回っていますが、
他モデルと比較してカラバリが豊富です。
特にレッド・イエロー・ブルーなど、
普通はあまり好まれない信号機的カラーが、
豊富に出揃っているのが特徴と言えます。
1stEditionの時のA1スポーツバックは、
「パイソンイエロー」で売り出していたので、
同じボディ色のクルマが多く見られます。
価格はおおよそ300万〜350万くらいで、
年式と価格帯・オプションでも差がありますが、
ザックリ整理すると以下のような印象です。
2019年式…25TFSI・35TFSIともに300~350万付近に固まっている。
2020年式以降…25TFSIは300万前後、35TFSIは330~380万と価格差が見られる。
※走行距離3万km以下、修復歴なし
量感を感じさせるサイドビュー
続いてサイドから見ると、
こちらも鋭いラインが後部まで走り、
とてもスピード感のあるルックスです。
また、
リヤドアとトランクの間の柱部分は、
とても幅広のCピラーが特徴的です。
ここも3分割スリットと同様に、
名車スポーツクワトロの名残として、
A1スポーツバックに引き継がれています。
今見ても十分にカッコいいデザインだよね。
骨太な感じが上手く表現されてるよね。
未来的で引き締まったリヤビュー
リヤ部分では、
フロントと同じく切れ目のあるLEDが、
モデルとしての統一感をアピールします。
バンパーなど全体的なデザイン自体は、
そこまでエッジを効かせた印象はなく、
どちらかと言うと丸みを感じます。
しかし、
テールライトが鋭く折れ曲がる辺りは、
攻撃的な印象を感じさせます。
この部分で一気に威圧感が増してるよね。他の部分はフロント・サイドと比べると大人しめかな?
ギラギラが抑えられていい感じだね。
パッと見てもう1つ感じたのは、
斜め後ろからのアングルで見ると、
BMWの1シリーズと似ていることです。
特にテールライトを見ると、
鋭い角度で折れ曲がっている部分は、
かなり新型1シリーズと似た印象です。
BMWも先代と比べてシャープなデザインになったよね。
FFっぽい見た目は賛否両論だけどね。
《インテリア編》
インテリアの第一印象は未来的!
エクステリアに見られた、
直線基調のデザインコンセプトは、
インテリアにもよく反映されています。
視界に入るパーツの質感は高く、
エントリーモデルだからと言って、
決して手を抜かない姿勢が伝わります。
特徴的な部分として、
ドアトリムの形状を見てみると、
ドアハンドルに鋭い返しがあります。
また、
周囲にはピアノブラックが使われ、
気合の入ったデザインとなっています。
凝ったデザインになってるよね。毎回触れるところだし、飾り気がないより、こうやって世界観を作ってくれると嬉しいよね!
アウディの拘りを感じる部分だね。
またダッシュボードでは、
特殊加工されたシルバーグレーのパネルを、
オプションで選ぶことができます。
ただ必要なオプションである、
「S lineインテリアプラスパッケージ」は、
S lineグレードにしか付帯できません。
「advanced」(3,650,000円)では、
選べるオプションに含まれていないため、
検討する際には少し注意が必要です。
ただ「advanced」でも、
パネル色が濃いグレーとなるだけで、
質感自体は同じものとなっています。
六角形に型押しされた硬質パネルは、
クラスを越えた高い質感を誇るため、
A1のインテリアでは大きな魅力です。
これも実際に見て触ってみたけど、すごく硬質でくっきりと模様が彫り込まれててカッコよかったよ。
視界に入る部分も広くていい感じだね。
センターコンソールは今一歩
その一方、
センターコンソールの質感は、
シンプル過ぎて味気ない印象です。
ベース部分のプラスチック感が強く、
とてもシンプルな造形と相まって、
少し物足りない雰囲気を感じます。
ただ機能的には特に問題なく、
USB端子やQi規格の充電にも対応しており、
単純に見た目だけが引っ掛かります。
せっかくシフトノブにはピアノブラック使ったりしてるんだけどなぁ…。
質感の高さはあまり感じないよね…。
物を置いたりするには、
USB端子下の部分となりますが、
バタバタと物が飛び跳ねたりします。
特に小銭などは、
省スペースなコインケースで、
コンパクトに収納しておくと便利です。
また、
A1のキーはA3などと同じく、
ボタンで鍵が飛び出すタイプです。
キズや汚れから守るため、
ちゃんとキーカバーを付けておくと、
綺麗な状態が長続きしてオススメです。
豪華なダブル液晶ディスプレイ!
A1スポーツバックでは、
コックピットとセンター部分ともに、
液晶ディスプレイが装備されています。
コックピット部分は「バーチャルコックピット」でオプションだよ?
そうだけど…、付けない人いるかなぁ?
まずコックピットですが、
マットな質感のディスプレイで、
上手く光の映り込みが抑えられています。
速度計・回転計の動きも滑らかで、
全くストレスなく数値が確認できますが、
アナログと比べると違和感もあります。
動きが少し敏感というか、車と繋がってない感じというか…。まだアナログの自然な反応に慣れきっているんだろうね。
アナログ特有のダイレクト感があるよね。
表示モードは複数選ぶことができ、
速度計・回転計のデザインについては、
「クラシック」「スポーツ」が切替可能です。
数字のフォントが少し傾くのは、元々はSモデル仕様だね。
今はS-lineでもこの表示できるのかなぁ。
また、
2つの円形メーターの通常表示の他に、
全画面にナビを表示することも可能です。
センタークラスターの液晶では、
ナビや音楽の各種操作を行ったり、
ハンズフリーや車両設定も可能です。
画面のボタンにタッチすると、
カチッというフィードバック音が鳴り、
確かに押したことを確認できます。
ただ実はこの部分、
A6などの上位モデルとは差別化され、
フィードバックの方法が異なります。
上位モデルの場合は、
- 押し込んだときにブルッと振動
- 話したときにカチッという音が鳴る
という2段階構成になっています。
このボタンを押した時の振動があると、本当に画面を押し込んだように感じるんだよね。
結構しっかり押す必要があるけどね。
《走行性能編》小気味良いレスポンスと重厚な乗り味
自然な加速フィールが魅力
運転席に乗り込んで、
軽くアクセルに足を乗せてみると、
スルスルッと静かに走り始めます。
アクセルワークに対する反応は、
とても自然で滑らかな感覚があり、
出足のギクシャク感は全くありません。
10年ほど前までは、Sトロニックの出足って良くなくて、1速から2速のシフトチェンジはかなりギクシャクしてたよね。
前につんのめるような感じだったよね…。
ただ今でもギクシャクするモデルはあり、
フォルクスワーゲンのアルテオンでは、
出足が意外とギッコンバッタンします。
原因がトランスミッションなのか、
エンジン等にあるのかは不明ですが、
昔のSトロニックに似た感覚があります。
一方A1のSトロニックは、
滑らかな設定でシフトアップも速く、
ATと言われても気づかないほどです。
また、
アクセルを踏み込んで加速しても、
速度によって引っ掛かりがありません。
さすがに、
80km/hくらいから辛そうな感じですが、
全体的に心地よい加速フィールです。
ただ、
どの速度域も特段速いとは言えず、
逆に言うと少し退屈な感覚もあります。
高速域が辛いのは当然だけど、出足はもっと軽くてもよかったかなぁ。
もう少し刺激が欲しかったね。
中古車なら150万以内で買える!
A1スポーツバックは2012年からあるモデルですが、2014年付近であれば1.4TFSIでもかなり安く狙えます。走行距離も3万km以下で十分走れる車両も数多くありオススメです。
- 選択肢その1…120万~140万
⇒2014~2015年式の1.4TFSIで走行距離3万キロ以下
オプションはHIDヘッドライト・コントラストルーフ・アドバンスドキーの3つ。あと禁煙。
- 選択肢その2…130万~150万
⇒2015~2017年式の1.0TFSIで走行距離3万キロ以下
オプションはHIDヘッドライト・アドバンスドキーの2つ。そしてまた禁煙。
その他年式の価格帯比較や、オススメのオプションも含めた「A1スポーツバックを中古車で買うための指南書」を別記事でご紹介しているので、気になる人はぜひご覧ください。
重厚な乗り味は大きな魅力!
ハンドリングを見ると、
操作に対してとても素直な感覚で、
ステアリングも全然重くありません。
同じサイズの国産車と比べると、
最初は重たく感じると思いますが、
そのおかげで絶妙な重厚感が味わえます。
シャーシ性能や剛性の高さから来る、
接地感抜群の魅力的な乗り味というのは、
少しハンドルを触ればすぐ分かります。
確かにこれぞドイツ車という感じの乗り味だよね。
初めてアウディに乗った時を思い出すね。
足回りはそれほど固くなく、
試乗車が「advanced」だったため、
やはりS-lineよりは柔らかな印象でした。
スポーティさで言えば、
もう少し固めの方が安定するため、
S-line仕様がオススメかもしれません。
街乗りでは十分なんだけど、スポーツ走行だと踏ん張ってもらう時に少し気になるかも。
車両の姿勢の変化も少なくなるもんね。
またブレーキを踏んでみると、
アウディらしい自然な効き具合で、
踏み初めは少し遊びがあります。
踏み込みは柔らかですが、
少しずつ深く踏み込んでいくと、
グッと制動力が上がるので安心です。
国産車と比べ硬めの足回り
ステアリングを握っていると、
路面の情報が手のひらに細かく伝わり、
これぞドイツ車!な走行フィールです。
段差にはそれなりに反応し、
ドドッという突上げは一瞬ありますが、
すぐに姿勢変化が収まって心地良いです。
ただ路面の細かな情報は、
ほとんど拾い上げて伝わるため、
初ドイツ車だと疲れるかもしれません。
タイヤも結構大きめで、
スポーツ仕様では全然普通ですが、
足回りはきっちり締まっています。
ゆったりと乗りたい人は、
レグノ等のコンフォートタイヤなら、
また乗り味は全然異なってきます。
ちなみに輸入車のタイヤは、
国産車とはピッチが異なっていたりで、
スムーズに交換できない時があります。
カタログ等でチェックしたはずでも、
細かなスペックが違ってセットできずに、
交換してもらったという話も聞きます。
輸入車のタイヤって意外と置いてなくて、お店の人も自信なさげだったりするよね…。
こっちは全然分からないのにねぇ…。
そんな時はタイヤフッドなら、
輸入タイヤを豊富に揃えているので、
A1に合うタイヤがすぐに見つかります。
無料6ヶ月パンク保証と、
全国約5,000店舗での無料交換予約付きで、
サクッとタイヤ交換が完了します。
もう1つ有名なオートウェイはどうなの?
アジアンタイヤとかの低価格タイヤなら最安が見つかるかも。
首や腰が突き上げで辛いなら
A1スポーツバックは、
フォルクスワーゲン車と比べると、
全体的に足は少し硬めと言えます。
ゴルフ等に乗り慣れていたり、
国産車から乗り換えた場合だと、
結構違うので驚く人もいそうです。
思い通りに操れる点は魅力ですが、
接地感が強く突き上げも強いため、
人によっては腰が辛いかもしれません。
オートバックス等で買える、
シートクッションをお尻に敷くと、
多少はマシになるのではと思います。
しかしそれだけでは、
完全に負担ゼロとはいかず、
身体の疲労が残る可能性があります。
少し値は張りますが、
安心の日本製で50年以上の歴史があり、
医療現場でも人気の商品があります。
その名は「エクスジェル」で、
弾力があるけど不思議と柔らかい、
独自開発の素材が身体を守ります。
医療現場やカーレースでは、
現在も実際に使われている所からも、
その信頼性は折り紙付きと言えます。
値段は張るけど技術に裏付けされたものだし、健康には変えられないもんね。
まぁ一度買えば長く使えるしね。
ただ運転時の腰痛の原因は、
実は車自体にあることもあるので、
気になる人はチェックしてみましょう。
※A1のキーカバー5選!
《総合評価編》小さくてもアウディらしい魅力溢れるモデル
高評価なポイント
A1スポーツバックの試乗を通して、
1番良かったと思うポイントは、
インテリアの質感と充実した装備です。
オプションではありますが、
非常に高品質なデジタルコックピットと、
センター部分で液晶画面が2枚あります。
センターパネルのディスプレイは、
ドライバーに向けて傾けられており、
視認性も高く所有の満足度も上がります。
また別のオプションとなりますが、
ダッシュボードの特殊加工パネルは、
硬質でとてもカッコいいデザインです。
S-lineインテリアプラスパッケージだと、色がシルバーに変わるね!
触ってるだけで嬉しくなるよね。
この硬質パネルは、
よく見ると六角形に型押しされていて、
クラスを超えた質感を感じます。
もしクルマは魅力的だけれど、
新車は高くて狙いづらいと思うなら、
中古車なら新車の6割ほどで乗れます。
年式や価格帯の希望を入れて、
事前に要望を伝えることができる、
ガリバー連携のサービスがオススメです。
もう一歩なポイント
良いところもたくさんある一方、
もう少しがんばって欲しいと感じたのは、
走行性能の味付けについてです。
エントリーモデルであっても、
とても質の高いドライブが愉しめる点は、
十分に魅力的なポイントと言えます。
しかしヤンチャな見た目に反して、
加速感やシフトタイミングは大人しく、
かなり優等生なセッティングです。
同じ150ps/250Nmであっても、
もう少し元気なセッティングであれば、
攻めた走りも十分に楽しめたはずです。
遅くはないんだけどね…、まだゴルフ7.5みたいな出足なら印象変わったのになぁ。
街乗りなら気持ちいいと思うなぁ。
ただ今回の試乗車は、
アウディドライブセレクト無しの、
「advanced」グレードでした。
アウディドライブセレクトがあれば、
ずいぶんと走りの印象が変化するため、
気になる方は試しておくべきです。
中古車なら安く買える!
A1スポーツバックの中古車は、
2019年式で300~350万付近で、
2020年式なら300~400万辺りです。
グレードは「advanced」が多く、
「S line」は少ない上に割高なので、
中古車で選ぶならオススメできません。
年式やグレードの他に、
オプション等も合わせて知りたい人は、
A1中古車マニュアルをご覧ください。
また中古車を探す時は、
プロに相談した方が安心なので、
「ズバブーン」がお勧めです。
無料で専任担当者が付く上に、
通常は見れない非公開車両も含めて、
あなたに合う理想の車が見つかります。
10段階評価すると?
ヤンチャかわいいA1スポーツバック、
すべての要素を総合的に評価すると、
10点満点のうち6点です。
エクステリアはコンパクトながらも、
カッチリとした高級感を伝える造形で、
同クラスと比較すると魅力的です。
インテリアについても、
上位モデル譲りの品質の高さで、
とてもお買い得な印象を受けます。
デザインも統一感があっていいよね。A3のお下がりじゃないもんね!
エントリーモデルでも手抜き無しだね。
ただ内外装は魅力的ですが、
肝心の走行性能は少し物足りなく、
アグレッシブな操作には不向きです。
フル加速でシフトアップすると、
しばらくゆっくりと回転が下がってから、
次のギアにシフトチェンジします。
Sトロニックの特徴である、
電光石火のシフトチェンジが行われず、
ギアを守るような挙動を示します。
少し峠を攻めるくらいは行けますが、
スキール音を鳴らして走るような場合は、
アクセルもハンドルも追い付きません。
まぁそこまで走る人がどれだけいるかってところなんだろうけど…。
でも機敏に操作できると、街中でも気持ちよく感じるもんね!
そうそう、大半は街乗りか高速だしね。
まとめ
アウディの入門モデルとして、
人気のあるA1スポーツバックですが、
意外と走りは堅実で安定しています。
外観から見た印象で、
機敏なハンドリングや加速を想像すると、
少し違うイメージに驚くかもしれません。
しかし、
4m少々のサイズからは想像できない、
重厚感溢れる走りは非常に素晴らしく、
一度は試乗してみる価値があります。
同クラスの輸入車と比較すると、
少し高めの価格設定ではありますが、
その価格に見合う魅力を持つモデルです。