アウディの人気コンパクトスポーツ、
TTクーペ40TFSIの試乗レビュー、
まずはサイズや価格などを確認します。
デビューから既に20年を超える、
アウディのTTシリーズですが、
実は現行モデルが最終版となります。
アウディの広告塔として、
高い人気を誇ってきたTTの魅力を、
改めて試乗レビューでお伝えします。
※アウディの記事まとめ
サイズ・価格はどれくらい?
見た目にもコンパクトなTTは、
低く流線形のボディといった印象が強く、
まさにスポーツカーといった雰囲気です。
- 全長4,190mm
(参考)A3sb 4,325mm
- 全幅1,830mm
(参考)A3sb 1,785mm
- 全高1,380mm
(参考)A3sb 1,450mm
※「sb」はスポーツバックの略
中でも全幅1,830mmの幅感は、
パッと見た感じ明らかに大きくて、
なかなか運転が難しそうな印象です。
ただ、
実際に乗ると意外と見切りはよく、
A3やQ2とそこまで変わらない感覚です。
すごくロングノーズって訳でもないから、思ったより乗用車風だよね。
後ろはさすがに視野が狭い感じだけど。
そして全長も短く、
どこにでも行けるコンパクトさは、
他のメーカーではなかなかありません。
次に価格を見てみると、
どれも500万近い設定となっていて、
S-lineの70万込みだと軽く500万超です。
S-lineは在庫車両はほぼ100%付いてるよね。もう車両価格550万からにしたらいいのに…。
TTが400万台で!がいいのかな…。
高価なオプションではありますが、
S-lineのフロント・リヤバンパーは、
どちらもカッコいいデザインです。
やはり、
せっかくラストモデルのTTを買うなら、
このクールなエアロは必須だと思います。
また、
エンジンはどのモデルも2.0TFSIで、
出力が197psと230psの2種類があります。
これも、40TFSIはわざわざ出力絞ってあるんだよね。なんか最近のアウディは商売っ気あるなぁ…。
ま、まぁそれだけ人気あるってことで…。
上位グレードの45TFSIになると、
あのスキー場を駆け上がるCMで有名な、
クワトロシステムが採用されています。
クワトロの優秀さを証明するために、最大傾斜37.5度の急な坂道を駆け上がったんだよね。
ラリードライバーが運転してたね。
45TFSIは一気に600万超ですが、
アウディのスポーツ走行を楽しむなら、
やはりクワトロは装備したいところです。
乗る前の印象について
TTはデビュー当初から、
コンパクトスポーツとして人気で、
アウディの躍進に非常に貢献しました。
走りのイメージとしては、
ゴリゴリのスポーツカーではなく、
快適かつスポーティという印象です。
目を三角にして走る感じじゃないよね。女性でもオシャレで選びやすいかな。
オシャレスポーツな感じだよね。
ただエンジンは、
2.0TFSIの約200馬力なので、
それなりに身軽に走ると思っていました。
車重が軽いから、パワーウエイトレシオも低いもんね。
FFモデルだしさらに軽そうだよね。
以前TTに乗ったのは、
3世代くらい前の2.0TFSIだったので、
乗り味の変化にも興味がありました。
まとめ
コンパクトでありながら、
しっかりとスポーツカーらしいTTは、
アウディの広告塔のようなモデルです。
しかし、
今回のモデルが最終生産となるため、
新車購入ならラストチャンスです。
エンジンは全て2.0Lであり、
1.0Lや1.4Lの設定が無い辺りに、
TTにかける思いがよく伝わります。
では次は、
全高1,300mmを切る低さがカッコいい、
TTのエクステリアをチェックします。