【2019年8月以降モデル】
BMWのエントリーモデルである1シリーズの118i Mスポーツについて、試乗インプレッションをお届けします。
約400万で買えるBMWではありますが、走りはしっかり楽しめる仕上がり広く支持を勝ち取っているモデルの1つです。
まぁ最近は値上がってきて、すぐ500万くらいになっちゃうけど。
円安とかもあるから余計ねぇ…。
まずはサイズ・スペック・価格を中心に全体の概要をお伝えしていきたいと思います。
ベンツ・Aクラス、アウディ・A3、ワーゲン・ゴルフ等の他ドイツ車メーカーと迷っている場合は、BMWの欠点をまとめた以下の記事もご覧ください。
- 《概要編》
- 《エクステリア編》
- 《インテリア編》
- 《走行性能編》
- 《総合評価編》
※BMWオススメキーカバー5選
※BMWディーラーは体育会系?
コンテンツ
118iのサイズ・価格・スペック
2019年8月に、
フルモデルチェンジした118iですが、
基本的にはキープコンセプトです。
1点だけ大幅変更されたのは、
話題となっている「FRからFFへの変更」で、
BMWらしさであったFRが無くなりました。
サイズは全幅1,800mmが大きめ
まずはサイズを見ると、
全長4,355×全幅1,800×全高1,465と、
Cセグメントのドイツ車ではごく平均的です。
コンパクトモデルですが、
全幅1,800mmは決して小さくはないので、
都市部の駐車場等では狭く感じるハズです。
むしろ先代が1,800mmよりかなり小さかったのにビックリ。
今はどのクルマも大きくなるねぇ…。
同クラスのドイツ車を比較すると、
例えばアウディのA3スポーツバックは、
全長4,325×全幅1,795×全高1,450です。
1シリーズとは違って乗りやすさがウリですが、
中古車なら100万円台から狙えるので、
気になる人は以下の探し方記事を参考にどうぞ。
A3スポーツバックも現行型は大きくなり、
全幅1,800mmを超えてしまっているので、
コンパクトさを求めるなら「8V」が良いです。
基本は「118i」「M135i」の2種類
次にグレードを見てみると、
基本は「118i」と「M135i」の2つで、
「118i」は装備によって3つに別れます。
ただエンジンは2種類で、
118iは1.5Lのターボエンジン、
M135iは2.0Lのターボエンジンとなります。
M135iはMモデルで118iとは別格かな。
だから実質は118iのみって感じ。
また118iのエンジンは、
BMWでは目新しい3気筒ターボで、
140ps/220Nmの性能となっています。
「駆けぬける歓び」が3気筒…と思うなかれ、
このエンジンはかなり心地良く仕上がっていて、
ナチュラルで途切れない加速を見せます。
1シリーズは基本的にグレードが2つなので、
M135iとの差があまり無いように感じますが、
118iとは全く別のクルマなので注意しましょう。
M135iは正真正銘のホットハッチで、
4気筒ターボは鬼の300馬力を発揮し、
0-100km/h加速は5秒以下という激速モデルです。
例えば新型のフェアレディZだと何秒くらいなの?
Zの新型は5秒ジャストくらいだね。
新車価格は330万・410万の2択
税込の新車価格を見てみると、
2020年1月時点で税込413万となり、
何も付けなくても400万超です。
廉価グレードの「standard」なら、
税込334万まで70万ほど下がりますが、
各部分がコストダウンされます。
大きなポイントでは、
キドニーグリルが黒色となり、
押し出し感が弱くなります。
1シリーズも、あの話題になっている大型グリルに変わるのかなぁ…。
うーん、日本ではウケがいまいちだねぇ。
正面から見た部分だと、
BMWらしく押し出しの強い、
エアダクトも装着されません。
見た目としては、
かなり大人しくなる感じなので、
あまりお勧めはできません。
FRからFFへと大幅チェンジ
そして今回、
モデルチェンジした1シリーズには、
もう1つ大きな特徴があります。
それは、
これまでのFRへのこだわりを止めて、
FF仕様へと変わったことです。
つまり後ろじゃなくて前の2輪だけが回るようになったってこと?
そう、駆動する車輪が前輪になったね。
FRは後輪が駆動するため、
急加速のようにフロントが浮く時でも、
後輪の動力でしっかりと加速できます。
その他には、
駆動する後輪と操作する前輪が区別でき、
コントロール性が高まる特徴もあります。
「駆け抜ける歓び」で知られるBMWが、
効率的に走る機構であるFRを無くして、
走りはどう変わったのか気になります。
1シリーズといえばFRって印象だもんね!
「FFの3気筒」って知って最初は驚いたよ。
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大きな故障でメーカー保証外の時もあるけど、30万とか50万とか普通にかかるからね。
俺たちも25万の高額修理に出会ったしねぇ…。
乗る前の印象は?
BMWといえば、
走る気持ち良さに何より重点があって、
インテリア等は二の次という印象です。
しかし、
最近は音声入力にも対応するなど、
ドイツ車は横並びで進化しています。
私が前に1シリーズに乗ったのは、
おそらく5年以上前だと思うので、
どう進化しているか楽しみでした。
なんか正面から見た感じがカワイイよね。ワンちゃんみたい。
今回はアグレッシブに変化したよね。
今回の3気筒のエンジンは、
馬力・トルクともに目を引くような、
高いスペックではありません。
そのため直近で試乗した、
A3の1.4Lターボ(122ps/200Nm)と、
似たような感じかなと思っていました。
そう、それが違ったんだよね。どう感じたかは記事を見てのお楽しみっ!
これはさすがBMWという感じだねぇ。
ドイツ車に関するお買物!
ここで少し休憩して、
ドイツ車に関するグッズ等を、
いくつかご紹介したいと思います。
まず最初は、
BMWのポジションLEDを、
デイライト設定するシステムです。
車内のポートに挿すだけで、
誰でも簡単にコーディングでき、
様々なシリーズ商品があります。
続いては、
BMWロゴが足元を美しく照らす、
カーテシランプのご紹介です。
カラー仕様は珍しく、
非常に個性溢れるライトなので、
周りと差をつけたい人にオススメです。
最後はWebサイト内で、
タイヤ購入と交換予約をあわせて、
簡単に依頼できるサービスです。
タイヤ購入と同時に、
取付場所も指定できるため、
最小限の手間で交換が可能です。
まとめ
BMWの1シリーズは、
デビュー当初はデザインや性能面で、
あまり良くない話も聞かれました。
やはり、
これまで3シリーズが担ってきた、
入門グレードとして受け入れられず、
少し距離を置く方も多くいました。
しかし、
モデルチェンジするごとに魅力を増し、
外観・内装ともに洗練されてきました。
次は、
BMWのハッチバック代表車である、
118i Mスポーツのエクステリアについて、
ご紹介していきたいと思います!