ドイツ車は、
国産車と大きく異なる点として、
モデル別の外観が非常に似ています。
そのため、
パッと見ても何がどう違うのかが、
とても分かりづらくなっています。
このシリーズでは、
モデルごとの違いが分かるように、
A1から順に画像を交えて説明しています。
今回は、
ミドルクラス以上の高級路線である、
A6・A7・A8の概要をご紹介します。
このクラスから、
Aラインでも3.0LのV6エンジンが登場し、
A5までとは1ランクアップする印象です。
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※新車価格一覧表(価格順に並び替えOK!)
※中古車価格一覧表(100万~500万)
看板モデルのA6
輸入車では、
セグメントによって車を区分していて、
その中でA6はEセグメントに属します。
ちなみに、
A3はCセグメントに該当し、
A4はDセグメントに該当します。
あれ、じゃあA5スポーツバックはどのセグメントなの?
A4ベースだからDセグメントのクーペだね。
A6にはセダンとワゴンがあり、
ワゴンは「A6アバント」と呼ばれるのは、
A4アバントと同じです。
ガソリンエンジンは2.0Lと3.0Lで、
3.0LのV6エンジンはかなり高出力となり、
S4やS5にも搭載されているエンジンです。
2.0Lエンジンは最近新しく設定されたんだよね。どのくらいの出力だったっけ?
245ps/370Nmで、設定は2020年1月だね。
ちなみに、
3.0Lエンジンは340ps/500Nmで、
1,600rpm~4,300rpmで最大トルクです。
グレードは6種類あり、
エンジン別に2種類ずつ用意され、
それぞれ装備により価格が変わります。
2.0Lにはディーゼルモデルもあるよね。
高トルクだから街乗りにはいいよね。
グレード別の価格をセダンで見ると、
○2.0Lディーゼルエンジン
- 40TDI(2.0L)⇒7,450,000円
- 40TDI sport(2.0L)⇒7,920,000円
○2.0L TFSI
- 45TFSI(2.0L)⇒7,520,000円
- 45TFSI sport(2.0L)⇒7,990,000円
○3.0L TFSI
- 55TFSI S line(3.0L)⇒10,350,000円
- 55TFSI Luxury(3.0L)⇒10,340,000円
と、やはり相当な高級車です。
「TDI」と付くものは、
ディーゼルエンジンを搭載していて、
ガソリンエンジンより価格が抑えられます。
また「sport」が付くと、
シートやサスペンションがスポーツ仕様となり、
内装パネルなども一部が変更されます。
アウディドライブセレクトは、
このクラスになると標準装備となるため、
特に気にする必要はありません。
エンジンモデルは3種類ありますが、
ガソリンエンジンの2.0Lでは、
軽快に走るのは難しいと思います。
セダン・アバントを平均して見ると、
車重も1,800kgを超えてくるため、
特に出足が重たく感じると思います。
2.0Lだと245ps/370Nmだから、S3とほぼ同じだね。
でもS3は1,500kgだからなぁ…。
A6アバントの中古車を見ると、
3年落ちかつ走行距離3万km以下で、
360万~390万辺りが相場です。
ただ、
A4やA5よりはかなり台数が少なく、
探すのには時間がかかりそうです。
A6をオトクに手に入れるには?
大手中古車サイトでは、
多くの車両情報が見れますが、
オプションは意外と分かりません。
タイトルに「A6 40TDI アシスタンスP マトリクス レザー フルセグ Bカメラ 純正ナビ バング」とか書いてるアレだね…。
そうそう、とにかく羅列してるやつね。
年式や価格帯が希望通りでも、
実際のクルマのコンディションは、
やはり専門家の目が欲しい所です。
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最高級スポーツバックのA7
アウディのAモデルは、
A1からA8まで用意されているため、
A7はトップモデルの1つ手前となります。
アウディの奇数モデルは、
スポーツバックという5ドアモデルなので、
A7は最も車格の高いスポーツバックです。
A7ほんとカッコいいよね、惚れちゃう…。
大柄だけどスタイリッシュだよね。
全幅は1,910mmとかなり幅広ですが、
全高は1,414mmと非常に低く、
足元から迫るような迫力を感じます。
他のスポーツバックと全高を比較すると、
A5スポーツバックより2.5cm高く、
A3スポーツバックより3.5cm低い設定です。
エンジンはA6と同じで、
当初は3.0Lの6気筒のみでしたが、
2020年1月に2.0Lエンジンが加わりました。
このエンジンは、
A5の2.0Lエンジンと同じかと思いきや、
微妙にA7が7馬力低くなっています。
A6の2.0Lも同じだよね、一体何のこだわりがあるんだろう…。
コスト的な問題とかなのかなぁ。
そして当然価格は高く、
スポーツバック代表に恥じない、
800万からの設定となっています。
- 45TFSI(2.0L)… 8,190,000円
- 55TFSI S line(3.0L)…10,900,000円
- 55TFSI Luxury(3.0L)…10,830,000円
上位グレードでは、
ついに1,000万の大台に乗っていて、
もう個人ではほとんど買えない金額です。
まさに、
ラグジュアリースポーツと言った感じで、
優雅な雰囲気の漂うモデルだと思います。
中古車を見ると、
こちらも台数はかなり少ないものの、
ある程度良い条件が見つかりそうです。
おおよそ、
3年落ち+走行距離3万km以内なら、
380万~410万辺りで探せそうです。
フラッグシップモデルのA8
Aモデルの頂点に君臨する、
ラグジュアリーサルーンのA8には、
常に最新テクノロジーが搭載されます。
そのため、
アウディの最新装備を知りたければ、
A8のレビューを見ればすぐ分かります。
マトリクスLEDライトなどは、
今はA6以下にも採用されていますが、
初めはA8のみ搭載されていました。
しかし今でも、
アクティブノイズキャンセレーション等は、
A8にしか装備がありません。
ふむふむ、確かに聞いたことないなぁ。スピーカーの音で打ち消すんだね。
ソニーとかBoseでも採用してる方法だよ。
この機能により、
心地よいエキゾーストは残したまま、
不快なエンジン音を消してくれます。
雑音と感じる音を感知して、
スピーカーから逆位相の音を出すことで、
打ち消してしまうことが可能です。
その他に、
安全装備も最新のものが搭載されるため、
気になる人はカタログを見てみましょう。
エンジンラインナップは、
A6などと同じ340psの3.0Lと、
460ps/660Nmの4.0Lがあります。
4.0LはV8エンジンだよね。昔はS6とかに使われてたやつかな?
性能は劣るけど同じV8だったね。
価格を見ると、
3種類あるグレードはどれも、
見事に1,000万超となっています。
- A8 55TFSI(3.0L)…11,720,000円
- A8 60TFSI(4.0L)…15,520,000円
- A8L 60TFSI(4.0L)…16,860,000円
A8は基本的には、
ショーファードリブンカーなので、
後席に座るためのモデルです。
しかし、
BMWやベンツの上位グレード同様に、
ドライバーズカーとしても楽しめます。
A8を中古車で探してみると、
まだ年式の新しい車両が多く、
型落ちはかなり台数が少なくなります。
5年落ち+走行距離3万km以内なら、
おおよそ450~550万程度あれば、
夢のA8に乗ることができそうです。
法人が経費で落としたりするだろうから、あんまり古い車は売れなさそうだね…。
減価償却できなくなっちゃうもんね。
まとめ
A6・A7・A8は、
安くても700万以上の価格となり、
高いものは1,000万超の高級車です。
この価格であれば、
S・RSモデルなども候補となるため、
スポーツ走行が好きなら迷いどころです。
Sモデルはやっぱり速くて気持ちいいけど、どこまで攻めて走りたいかだよね。
Aモデルでも街中では十分速いからね。
このクラスになると、
室内の静粛性も高くなっている上に、
インテリアもA4クラスより高品質です。
サイズも大きく迫力もあるので、
ゆったりと優雅にドライブしたいなら、
オススメのセグメントだと思います。
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