ワーゲンの高級ファストバックである、
期待の新型アルテオンの試乗レポート、
今回はインテリアを評価してみます。
フォルクスワーゲンは、
とても人気のあるドイツ車を、
手頃な価格で買える点が魅力です。
そのため、
過度な期待を抱いてはいけませんが、
ドイツ車の質感は十分に味わえます。
乗り込んだ時の印象について
まず、
運転席に座って最初に感じるのは、
伸びやかなダッシュボードです。
エアコンの形状も、
スタイリッシュな装飾と一体化して、
デザイン重視な造りとなっています。
車内もゆったりと広く、
エクステリアから徹底されている、
水平基調のイメージを踏襲しています。
かなり広く感じるよね。さすが車幅1,875mmもあるだけあるね。
直線が長いから余計にそう感じるよね。
その他のインテリアは、
別記事で試乗レビューを書いている、
ゴルフ7.5ハイラインとほぼ同じです。
一部がピアノブラックになったり、
グレードアップした部分はありますが、
基本的な印象はほぼ変わりません。
車格も価格も随分違うのに、
ほぼゴルフの流用パーツというのは、
いささか残念な気がしなくもありません。
アウディで言うとA3のインテリアがA8まで全部同じってコトだよね、ひええぇ…。
A4からパシッと切り替わってるもんね。
コックピット画面も、
基本的にはゴルフ7.5と同じで、
2つのメーターとナビが見えます。
メーターの大きさを小さくして、
ナビをより広く見れるように調整したり、
メーター内部の表示内容も変えれます。
このデジタルコックピットは、
同じドイツ車でも各社個性があり、
比較してみるととても面白いです。
アンビエントライトを搭載
アルテオンには、
最近のドイツ車によく見られる、
アンビエントライトを搭載しています。
最近は、
ベンツのAクラスやBMWの1シリーズなど、
エントリーモデルにも見られます。
Q2のアンビエントライトが一番カッコいいかなぁ。でもあのオプション高いんだよねぇ。
でも刻んだLEDがクールだったよね。
純正のライト機能としては、
3色のライトが標準で用意されていて、
それぞれ白・青・黄となります。
※最大化すると綺麗に見えます
3色だけなの?ベンツなんて何十色も選びたい放題だったのに~。
発色自体はきれいなんだけどね。
ただ実は、
ある簡単な装置を読み込ませるだけで、
色数を10色まで増やすことができます。
それは「PLUG CONCEPT!」という端末で、
車の端子に挿し込むだけの簡単作業で、
3色が10色に一瞬で増えます。
端子に挿し込むってどこに入れるの?
OBD2っていうポートに挿すよ。
このプラグコンセプトには、
様々なシリーズが用意されていて、
私のアウディS3にも使用しています。
ただこの作業は、
コンピューターに操作を加えるため、
メーカー保証が外れるかもしれません。
あくまでも、
その辺りは自己責任の上で、
購入・作業を行う必要があります。
ちなみにライトの照らし方は、
直線的なラインのシンプルなもので、
色気には少し欠ける気がします。
ただ発色はきれいなので、
夜間のドライブなどで使ってみると、
気分が盛り上がるかもしれません。
小物アクセサリーのお買物!
では次に、
アルテオンや車に関するグッズ等を、
いくつかご紹介したいと思います。
まずは、
センターパネルのナビ画面を、
保護するためのフィルムです。
99.9%の透過率と9Hの硬度で、
耐衝撃・飛散防止加工も施されており、
指紋が残りにくい特徴があります。
次は、
アルテオンのナビに対応した、
お手頃価格のTVキャンセラーです。
やはり車内では、
テレビを見たい人も多いため、
簡単作業の人気商品となっています。
最後はWebサイト内で、
タイヤ購入と交換予約をあわせて、
簡単に依頼できるサービスです。
タイヤ購入と同時に、
取付場所も指定できるため、
最小限の手間で交換が可能です。
まとめ
アルテオンのインテリアは、
基本はゴルフを踏襲したものであり、
フラッグシップらしさはありません。
ただ、
シートなどはゴルフより高品質ですが、
座り心地は固めでスポーティです。
ラグジュアリーというよりは、
スポーツに振ったモデルなので、
この辺りは好みが分かれるところです。
高級モデルはラグジュアリーがいいって人もいるもんね。
スポーツに振る方が簡単だったのかも。
では次は、
そのスポーツに振ったアルテオンの、
走行性能に鋭く切り込んでみます!