S3 Sportsbackのオーナーレビュー、
今回は前回紹介したS3の特徴に対して、
解決方法を考えてみたいと思います。
Sトロニックの特性上、
50km/h付近の加速の調整が難しく、
どうしても急加速になりがちです。
踏み込みに反応しないか、
突然3速ほどシフトダウンするという感じで、
極端な反応となるのはなかなか困りものです。
- A3とのエンジン性能の違いはこちら
- ローンチコントロール(急発進)はこちら
ちょい加速に最適な2つの方法
少しだけ強めに加速したい場合、
事前にシフトダウンしておいて、
ササッと加速する方法が最良ではあります。
しかし、
加速地点が読めないことが前提であり、
これでは解決方法となっていません。
そこで今回は、
私自身が実際に普段の運転で行っている、
2つの方法をご紹介したいと思います。
Sモードに変えて加速する
まず1つ目の方法は、
ギアをSモードにすることで、
レスポンスを上げることです。
操作はとても簡単で、
シフトノブを下に1回下げるだけなので、
運転中にいつでも一瞬で切替可能です。
ただしDモードからSモードへの切替は、
だいたい0.5秒~1秒かかるため、
少しだけタイムラグがあります。
またSモードはシフトタイミングを変えるだけで、
レスポンス自体はそのままなので、
ドライブフィールは基本的に同じです。
ドライブモードを変えれば、
アクセル反応やステアリングが変わるので、
一気にキビキビと走らせることが可能です。
それでもSモードに変えるだけで、
回転数を上まで引っ張ることができるため、
すぐに加速態勢に入ることができます。
切替時にギアが2、3速下がるものの、
この時にシフトチェンジする速度は、
パドルシフトよりも速く感じます。
そのままアクセルを強く踏む
実は結果的に1番良く使う方法は、
そのままアクセルを強く踏む方法で、
何の解決にもなっていません…。
ターボラグの後に急加速するので、
加速が始まってから1秒弱ほど維持して、
その後はアクセルを緩めて減速します。
すると、
ちょうど良い加減で加速でき、
周りの交通もみだりに乱しません。
しかし同乗者がいる場合、
驚くほどの急加速となってしまうため、
正直あまりお勧めしません。
やはり低排気量で高馬力となり、
さらに燃費まで追求してしまうと、
ある部分が犠牲となるのかもしれません。
小物アクセサリーのお買物!
ここで少し休憩して、
アウディに関するグッズ等を、
いくつかご紹介したいと思います。
まずは、
雨の日が楽しくなる純正アンブレラで、
クワトロのロゴがクールな一品です。
傘を広げた直径は130cm前後と、
非常に大きなサイズの傘なので、
大切な人と2人でも十分入れます。
親骨65cmでも直径110cmくらいだから、相当大きいよね。
ゲリラ豪雨でもしっかり使えるね。
続いては、
炎天下の直射日光を防ぐことで、
熱さ対策に必須のサンシェードです。
純正アクセサリーなので高品質で、
ワンポイントでゲッコーもあしらわれ、
オシャレでカッコいい仕上がりです。
サンシェードは車内の温度調整の他にも、
防犯や内装の紫外線による劣化防止にもなり、
意外と多くのメリットがあるのでお勧めです。
(参考)サンシェードのメリット4選
最後はWebサイト内で、
タイヤ購入と交換予約をあわせて、
簡単に依頼できるサービスです。
タイヤ購入と同時に、
取付場所も指定できるため、
最小限の手間で交換が可能です。
まとめ
今回は、
少し試乗しただけでは分からない、
アクセルワークの特徴をご紹介しました。
S3は、
- 低速域ではキビキビ
- フル加速もハイパフォーマンス
とアピールポイントは多いですが、
ちょっとした加速が少し苦手です。
例外として、
コンピューターを少し変更して、
シフトプログラムを変えることもできます。
Sトロニックの制御を変えると、
シフトチェンジの速度やタイミングが変わり、
より思い通りの運転が可能とできます。
DIGITAL-SPEEDさんなどが提供する、
ECUのチューニングなどが有名ですが、
メーカー保証が無くなる可能性があります。
しかし、
そのままでも十分速く走れるので、
私は今の状態で気に入っています。
こういった細かな車の特徴は、
感じ方にも当然個人差があるため、
気になる方はぜひ試乗してみましょう!