S3 Sportsbackオーナーレビュー、
今回はACCことクルーズコントロールの、
リアルな使い心地をお伝えします。
アウディのクルーズ機能は、
ドライブセレクトと連動して変化するので、
どれくらい感覚が変わるのかご紹介します。
基本的な操作方法から、
S3スポーツバックでの乗り味も含めて、
詳しく分かりやすく解説していきます。
アウディで使える便利な車内グッズを、
50種類以上まとめてご紹介している、
以下のリンク先の記事も併せてご覧ください。
※ S3オーナーレビューまとめ
※ 楽天市場の人気カー用品TOP30
クルーズコントロールって?
クルーズコントロールとは、
前を走る車をレーダーで捉えることで、
加減速して車間距離を維持する機能です。
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/s3rev-s3-interior-cruise-audiimage.jpg)
前走車の速度に追従しますが、
レーンキープ機能はまだ搭載されておらず、
放っておくと走行レーンから外れていきます。
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/icon-mina.jpg)
ハンドルから手を離せればもっと楽チンなのになぁ。
この時代はオートクルーズが限界だったね。
クルーズ走行中の設定としては、
速度上限や車間距離が変更可能で、
操作方法も以下の動画にあるように簡単です。
同じクルーズコントロールでも、
年式が新しくなるほどプログラムが刷新され、
より前車への追従が自然になっていきます。
私のS3スポーツバック(2014年式)は、
発進や減速時に少しカクッとすることもあり、
ちょっと物足りないと感じることもあります。
クルーズ機能の基本操作
A3の上級グレードとなるS3では、
A3のオプションがてんこ盛りで付いており、
オートクルーズも標準装備に格上げされます。
クルーズ機能の使い方はカンタンで、
左側のレバーにあるボタンで起動し、
上下で速度上限の調節ができます。
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/s3rev-s3-interior-cruise-catalog.jpg)
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/icon-mina.jpg)
最初にレバー横のボタンを押すと、その時の速度が自動的に設定されるんだよね。
うん、そこから速度上限をポチポチ変えると。
その後は停止状態まで前車に追従してくれて、
停止した時点で一旦クルーズも終了しますが、
レバーを手前に引くだけですぐ再開します。
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/s3rev-s3-interior-cruise-lever.jpg)
クルーズ中は意外なメリットがあり、
クルーズ後の停車はブレーキが不要なので、
長時間ドライブでも足が楽チンで便利です。
長時間の運転だと足が疲れるので、
何とか解決できないものかと考えて、
3つの方法をご紹介している記事もあります。
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/s3rev-s3-stop3selection-overview.png)
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/icon-mina.jpg)
クルーズ機能の意外な使い方だよね。
バッチリ日常的に使える便利さだよ。
クルーズ機能の話に戻りますが、
レバーの上にはDISTANCEと書かれた、
左右に傾けるトグルスイッチがあります。
走行中でも停車中でも、
操作する度に車間距離が変更され、
4段階で選択することが可能です。
一番遠く設定すると、
かなり距離を開けるように走るため、
後ろの車が気になってしまいます。
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/icon-mina.jpg)
たぶん何となく「時速=車間距離」の法則に近い感覚があるなぁ。
80km/hなら80mってやつね。
このレバーは、
軽く奥に押し込むと一時クルーズを止め、
さらに奥に押すと機能OFFとなります。
機能OFFの状態であれば、
そのままレバーが固定されるため、
ステアリング周りがスッキリします。
パドルシフトを触ったりする時、
手が引っ掛かって煩わしく感じるなら、
機能OFFにしておくとスッキリします。
パドルシフトを便利に使うなら、
別途アルミ製パドル等を使って、
大きくすると操作性が向上します。
ドライブセレクトと連動!
アウディには、
ドライブセレクトと呼ばれる、
走行モードを変える機能があります。
クルーズ機能にも、
きちんとモード設定があり、
CPU制御の感覚が変わってきます。
3つのモードとは、
- 「コンフォート」
- 「標準」
- 「ダイナミック」
と、ドライブセレクトと同じ表現です。
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/s3rev-s3-interior-cruise-audidriveselect.jpg)
ドライブモードを変えると、
クルーズ時の加減速や車間距離など、
各種設定が変更されているようです。
ただ、
かなり安全性を考慮しているためか、
他の項目よりは緩やかな変化です。
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/icon-mina.jpg)
ま、まぁ前走車がいなくなった瞬間に全力加速とか怖すぎるね…。
0-100km/h加速4.8秒だからね…。
モード別の印象だとこんな感じです。
- 「コンフォート」
⇒前走車への反応が早く、
かなり手前から減速する。
- 「標準」
⇒やはり減速タイミングが早く、
後ろの車の反応が気になる。
- 「ダイナミック」
⇒都会の平均的な運転となり、
キビキビと走ってくれる印象。
すべてのモードを試してみると、
周りの交通の流れを考慮しても、
ダイナミックでやっといい感じです。
「コンフォート」だと、
かなり手前からブレーキがかかり、
車間距離も相当広く取っています。
そのため、
後ろから「もっと前に詰めてくれよ」と、
言いたげな圧力を感じます(笑)。
一方「ダイナミック」であっても、
決して煽り運転のような設定ではなく、
都会なら一般的な距離の取り方です。
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/icon-mina.jpg)
前走車が無くなったときの加速とかは、少し速すぎる感じはあるけどね。
減速する時はバッチリなんだけどなぁ。
また、
停車直前はカックンブレーキが多く、
後ろの車が距離を取り始めることも(笑)。
2019年以降のクルーズ機能では、
この辺りは上手く調節されていたので、
中古車の検討なら試乗をオススメします。
アウディアクセサリーのお買物!
ここで少し休憩して、
アウディに関するグッズ等を、
いくつかご紹介したいと思います。
最初は、
ステアリングの中心にはめ込める、
オシャレな金属製の装飾リングです。
レッドとブルーの2色展開ですが、
派手過ぎずインテリアにも馴染むため、
満足度の高いワンポイントです。
次は、
A3やS3に取り付け可能な、
カーボン調のサイドミラーです。
S3の証として知られている、
クロームのサイドミラーとも違い、
とても新鮮でカッコいいデザインです。
最後は、
快適なドライブが楽しめる、
クルマ用の高機能クッションです。
新素材のエクスジェルは、
医療の現場でも長く愛用されていて、
背中・腰・お尻への負担を軽減します。
ただ運転時の腰痛の原因は、
実は車自体にあることもあるので、
気になる人はチェックしてみましょう。
まとめ
Sモデルであっても、
日常使いがメインの方が多いと思うので、
やはりクルーズ機能はあると便利です。
ドライブセレクトを上手く使えば、
他は標準設定でクルーズだけ変更して、
キビキビ走る普段用の設定も可能です。
ただ、
年式によって操作感が結構違うので、
一度は試乗して確かめてみましょう!