2020年3月3日にアウディAGより、
新型のA3スポーツバックが発表され、
外観やスペック等が初公開されました。
2021年6月には、
ゴルフ8に先立ち発売開始され、
試乗車も一般に公開されています。
現行モデルと比較すると、
デザインは随分とカッコよくなり、
よりエッジの効いた印象です。
エンジン性能についても、
48Vマイルドハイブリッドが加わり、
出足や低速域がパワーアップしています。
2021年6月より発売開始され、
早速乗らずにはいられなかったので、
そちらの試乗レビューもぜひどうぞ。
また先代のA3 30TFSIも、
もちろん試乗しているので、
中古車を検討中の人はぜひ。
※ライバルの新型ゴルフ8はこちら
※アウディの記事まとめ
サイズは全長・全幅が拡大
アウディのA3スポーツバックは、
日本でも人気なコンパクトモデルで、
手頃なサイズと価格が魅力的です。
8年間続いた3代目と入れ替わり、
アウディより4代目モデルが発表され、
見た目やスペックも刷新されました。
カッコよくなったA3のサイズは、
現行と比較してさらに大きくなり、
以下のように変更されました。
- 全長4,340mm
(参考)A3 30TFSI 4,325mm※
- 全幅1,820mm
(参考)A3 30TFSI 1,795mm
- 全高1,430mm
(参考)A3 30TFSI 1,450mm※
※ 全長・全高については、Sline仕様やMMIナビの有無で35mmほど前後あり
うーん、ついに1,800mmを超えたのかぁ、結構大きいねぇ…。
Cセグにも巨大化の波が…。
全体的に見ると、
ほとんど変わっていない印象ですが、
1つだけ気になるのは全幅です。
これまでは、
ギリギリ1,800mm以下だったため、
コンパクトで扱いやすいサイズでした。
それが1,820mmとなると、
A4の1,840mmにかなり近づき、
幅が狭いとは言えなくなってきます。
確かにトヨタのクラウンでも1,800mmだもんね。
駐車場では左右が気になってくるなぁ…。
エクステリアは切れ味抜群!
エクステリアは大きく変わり、
非常にエッジが効いたデザインで、
ますますカッコよくなった印象です。
現行モデルと比べて、
シングルフレームが左右に広がり、
1,820mmの幅を上手く活かしています。
フロントバンパーの端には、
大きなエアインテークが装着され、
ボディと別にシルバー塗装されています。
しかし、
実際にはエアが抜けておらず、
最近流行りのダミーダクトです。
次にヘッドライト部分を見ると、
ライト下部にある小さなLEDは、
デイライト仕様となっています。
横3個かける縦5個で合計15個のLEDが使われてるんだって!
光が流れたりしてていい感じだね。
ヘッドライト上部の、
切れ目の入ったLEDデザインは、
今のA1スポーツバックと同様です。
サイドデザインは、
フェンダー部分が特に強調され、
より力強さを感じさせてくれます。
リヤデザインも、
フロントと統一感のあるデザインで、
テールランプには切れ目が入っています。
またバンパー下部には、
エアダクトが用意されているものの、
こちらもダミーダクトとなっています。
BMWの118iでは、
バッチリ空気が抜けていたので、
この辺りは拘って欲しいところです。
インテリアはA1の高品質版!
インテリアをひと目見ると、
大幅に変わっているように見えますが、
基本は現行A1を踏襲したものです。
エアコンの吹き出し口がカッコいいね!
ランボルギーニ風って言われてるよね。
コックピット周りのエアコン位置や、
シフトノブ付近のデザインについては、
今のA1と似ていることが分かります。
センタークラスターでは、
エアコン操作系のデザインが変わり、
これはA4以上とも異なるものです。
またダッシュボードは、
シルバー塗装部分が広いものの、
斜めなので小物は置けません。
A3はもともと収納が少なく、
上手く整理することが難しいため、
物が置ける場所が欲しいところです。
でもここに物を置いたら、なんだか傷つきそうでイヤじゃない…?
実用性を求めちゃいけないのかなぁ…。
エンジンスペックは3種類
発売時に日本導入されるのは、
エンジンは2種類用意されていて、
1.0TFSIと2.0TFSIです。
どちらのグレードも、
48Vマイルドハイブリッドにより、
スタート付近の加速が支援されます。
ドイツ本国では、
2.0TDIというディーゼルがあり、
116psと150psの2種類があります。
エンジンラインアップを、
ドイツ本国も含めてまとめると、
全部で5種類あることになります。
ガソリンエンジンは3種類
- 1.0TFSI(110ps)
- 1.5TFSI(150ps)
- 2.0TFSI(190ps)
ディーゼルエンジンは2種類
- 2.0TDI(116ps)
- 2.0TDI(150ps)
この後ろに「35TFSI」とあるのが1.5TFSIだね。
30TFSIで1.0Lだから、多分そうだろうね。
「35TFSI」であれば、
出力は110kw~120kwとなるため、
馬力は150ps~165psの範囲です。
また販売価格は、
1.0TFSIが310万~389万の価格幅で、
2.0TFSIが440万~483万となります。
現行の1.4Lモデル(30TFSI)が、
304万円からであることを考えると、
少し高めの設定のような気がします。
どうしても新車が高いと感じる人は、
車両価格・税金・保険料もすべて、
コミコミ定額で乗る方法もあります。
ドイツ車は維持費も高いため、
もし新車だと負担に感じる人は、
サブスクリプションもオススメです。
A3でも6万円台なら十分いけるし、最後に車も買い取れてオトクだね。
車種によっては5万円台でいけるね。
駆動方式はFFとクワトロで、
1.0TFSIはFFで2.0TFSIはクワトロと、
足回りはくっきり差別化されています。
ちなみに、
本国ではMT仕様も設定されており、
マニア向けの熱いA3もあるようです。
MT仕様は絶対に日本には入ってこないでしょ…。
カブリオレとかもあるのになぁ…。
小物アクセサリーのお買物!
ここで少し休憩して、
アウディに関するグッズ等を、
いくつかご紹介したいと思います。
まずは、
A3・A4・TTなど多くの車種で使える、
アルミ製のパドルシフトです。
標準のパドルシフトは小さいため、
よりカッコよく目立たせたい人には、
とてもオススメだと思います。
形状によっては、A1とかQ2とか他のアウディでも使えそうだけど…。
聞いてみるといいかもしれないね。
次は、
丸型エアコンの吹出口に取り付ける、
カラフルなアルミ製リングです。
こちらも高品質なアルミ製で、
シルバー・レッド・ゴールドなど、
全5色からお気に入りを選べます。
最後は、
快適なドライブが楽しめる、
クルマ用の高機能クッションです。
新素材のエクスジェルは、
医療の現場でも長く愛用されていて、
背中・腰・お尻への負担を軽減します。
ただ運転時の腰痛の原因は、
実は車自体にあることもあるので、
気になる人はチェックしてみましょう。
まとめ
A3スポーツバックは、
コンパクトなハッチバックとして、
日本でも大人気のモデルです。
キープコンセプトでありながら、
パッと見た印象は大きく進化し、
非常にカッコよくなりました。
インテリアもハイテクな印象ですが、
小型シフトセレクターについては、
何だか寂しいような気もしています。
主にパドルシフトを使い、
シフトチェンジをするようですが、
シフトノブも捨てがたいと感じます。