Q3スポーツバックは、アウディとしては初のクーペSUVです。
クーペSUV人気にあやかりながら、より低くスタイリッシュなデザインを実現しています。

ベンツ・BMWはもう少し前からラインナップにあったよね。
うん、アウディは今回が初めてだよ。
今回試乗したのは、「35TFSI」という1.5TFSIエンジンモデルです。大人しめの走りですが、必要十分という印象でした。
全高1,565mmはQ3から-50mm
初めて実物を見た時、確かに流麗なボディラインでSUVらしい迫力は感じますが、威圧感はそこまで強くありませんでした。

ベンツ・GLAやBMW・X1と近いサイズ感ですが、さすがクーペSUVというだけあってスタイリッシュな印象があります。
- 全長4,520mm
(参考)Q2 4,200mm
- 全幅1,840mm
(参考)Q2 1,795mm
- 全高1,565mm
(参考)Q2 1,500mm
コンパクトSUVのQ2と比較すると、全幅・全長・全高全てが一回りサイズアップしているので乗り込んだ時の目線もかなり変わってきます。
Q2は既存のヒエラルキーに依存しない独立したモデルという位置付けで、独自のポリゴンデザインが魅力です。


まだ角の取れていない「上流の石」をイメージしてるんだっけ。
何だかカクカクしててクールだよね。
Q3スポーツバックの特筆すべき点は、やはり1,565mmという低く抑えた全高です。Q3と比べて約50mm低く設定されています。

全幅は1,840mmとA4やA5と同程度となり、国産車と比較するとかなり広く、日本の狭い住宅街等では大変な時も多そうです。
新車価格は450〜600万が目安
Q3スポーツバックのグレードは3種類あり、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンに分かれていて450万〜600万の価格帯です。

エンジンは1.5TFSIと2.0Lディーゼルの2種類となっていて、およそ50万ずつ価格差があります。
ちなみに2.0Lディーゼルエンジンは150psですが、同じエンジンでもA4のクワトロモデルだと200psと差がつけられていたりします。

エンジン順に並び替えてみると自分のアウディがどのランクなのかよく分かるね。
価格の検討もとても簡単な一覧表です。
中古車なら200万でも十分狙える!
中古車ならQ3で150万辺りから、Q3スポーツバックなら200万くらいからある程度の台数があります。
ただし、輸入車は当たり外れが大きく影響するので、クルマに詳しい人に相談するのが必須です。

※引用・転載はご自由にどうぞ。ただし、引用・転載元の紹介として当ブログ(https://tone-edge.com/)へのリンクをご記載ください。
無料でプロ専任担当者が付いてくれるズバブーンなら、ネットに出回らない非公開車両を含めた中からあなたにピッタリの1台を探してくれます。
非公開車両とは、中古車販売業者が購入したクルマをネット掲載等で一般公開するまで保管している車両。点検・整備後は他と同様に公開されるが、状態の良い車・貴重な仕様の車は非公開車両の時点で売買されてしまうことも多い。
また、安心できる輸入中古車は「楽天Car中古車販売」でも探すことができ、多くのケースで30,000〜100,000ポイント超の大量の楽天ポイントが手に入ります。
グーネットとも提携しているため、グーネットと同じクルマなら楽天ポイントが付く「楽天Car中古車販売」の方がオトクです。
また、楽天Car直販のクルマだと、現在はまだ台数が少ないものの仲介料のカットによりさらに格安かつ充実保証で購入が可能です。


直販の場合は完全オンラインで手続きが完結するのも特徴だね。家に居ながらクルマが買えるなんてスゴい!
1対1で担当者が付いてくれるよ。
グレード別に装備をチェック
35TFSIと35TFSI S-lineの違いは主にエアロと19インチホイールのみで、どのグレードでもナビやドライブセレクトは標準装備で安心です。


Q2の時は、advancedとS-lineだと全然違うんだよね。
ヘッドライトがハロゲンだなんて…。
ホイールはベースグレード以外は19インチと結構な大きさです。タイヤ1本で30,000万は下らないので維持費は覚悟しておきましょう。
タイヤ交換ならネット通販系が1〜2割は安く購入でき、タイヤフッドならオートバックス含む全国約5,000店舗で交換予約もでき非常に便利です。
コックピットが液晶表示となるバーチャルコックピットも標準装備なので、追加オプションが少なくて済みます。

基本的な装備があればいいという人はベースグレードでも十分な装備なので、一度仕様を確認してみてください。
1つ気になるのは停止中に足をブレーキから離すことのできるホールドアシストがついていないことです。
私のS3スポーツバック(8V)には付いておらず、信号待ちが長いと足が疲れるので、楽に停車しておける方法を頭を捻って考えていました。
Q3スポーツバックでは「ベーシックパック」を選ばないとこのホールドアシストはありません。
ベーシックパックは便利装備パッケージですが、シートヒーターやランバーサポートといった使用頻度の低そうな装備もたくさんあります。

シートヒーターとかは冬場には便利なんじゃない?
エアコンで十分暖かいと思うけどなぁ。
もう1つ欲しいオプションとしては、最近人気のアンビエントライトが付くラグジュアリーパッケージがあります。
標準装備では色がホワイトだけで単なる照明のようにしか感じないので、好みの色を選べるようにしたいところです。
ド派手でピッカピカのベンツと比べると、派手さのない地味な印象ではありますが、アウディらしいクールさは意外といい感じです。
「わざわざオプションを付けるほどではないけど…」という場合は、USB接続で使える簡易アンビエントライトも結構オススメです。
約15万のパッケージですが、こちらも肘掛けがレザーに変わるというワケの分からないオプションが付いてたりして複雑な気分です。

ほ、ほら、腕を置く度に高級感に浸ることができるとか…?
他のオプションを差し置いても欲しいかい…?
ちなみに、単品オプションに目を向けてみるとコチラも少々残念な設定となっています。


35TFSIだとTVチューナーとステアリングしか選べないの?
プライバシーガラス選べないとか謎すぎる…。
上記オプションの中では高音質な音楽が楽しめるバング&オルフセンがオススメですが、ベースグレードの35TFSIでは選ぶことができません。

さらに35TFSIはパドルシフトを追加するだけでも30,000円が必要となる等、徹底したコストカットが図られているのがわかります。

でもパドルシフトはやっぱり欲しいしなぁ。
エンジンブレーキとかで実用性もあるしねぇ。
まとめ
Q3スポーツバックはQ3とペアで発表されたモデルで、価格・オプションは似た設定ですがデザインは全く異なります。
アウディのカッコいいクーペSUVが、税込400万台から買えるのは魅力的だと思いますが、ベースグレードのオプションは要注意です。
では次は、Q3スポーツバックの最も魅力的なエクステリアに迫ってみたいと思います。