Q3スポーツバックの1.5Lターボは自然な走行フィール!ローンチコントロールもできる!《走行性能編》






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Q3スポーツバック試乗レビュー、

今回はこのブログでは最も大切な

走行性能を詳しく見ていきます。

 

乗り味の感想としては、

重たいボディでは1.5TFSIは力不足で、

強い加速感を味わうことはできません。

 

街乗りを中心にのんびり乗るのであれば、

TDI(ディーゼル)の方がスムーズで、

それなりに力強く走ってくれるハズです。

 

記事の執筆者について:S3スポーツバックに乗るアウディ歴15年超の輸入車好き。タイヤ業界で10年以上の勤務経験(タイヤアドバイザー資格)、ディーラーでのサービスフロント業務・エンジニア経験(国家整備士資格)あり。月間30,000PVの輸入車レビュー・タイヤ通販のブログ管理人。 ≪詳しいプロフィール

出足はとても自然で好感触

 

運転席に乗り込んで

エンジンスタートスイッチを押すと、

静かな音とわずかな振動が伝わります。

 

アイドリング音は静かですが、

A1やA3と同程度の遮音性+αで、

上位モデルほど静かではありません

みな

でもA1やA3と比べると静かな感じはあるかな。

そうだね、音楽とかも聞きやすそう

 

出足はスムーズな加速感

 

公道に出て

アクセルを3割ほど踏み込んでみると

自然な加速フィールで好印象です。

 

Q2ほど元気な出足ではありませんが、

A3ほど踏み込みへの反応は鈍くなく、

程よい加速感で心地よく運転できます。

 

のんびり街乗りなら許容範囲

 

速いという感覚は無いものの、

遅いという感覚もあまり感じないので、

通常の街乗りではいい感じだと思います。

 

ただ

60km/h辺りからの加速は鈍く、

あくまでのんびり巡航専用です。

みな

踏み込むと苦しいかな…。でもA3よりは軽快な感じもするね。

A3は30TFSIのことだよね。

アウディA3、最も大切な走りの部分は!?1.4Lエンジンの加速やハンドリングに迫る!《走行性能編》

2020年1月6日

 

全体的に穏やかですが、

急加速や追い越しを控えれば、

遅いと感じるレベルではありません。

 

ハンドリングは素直でゆったり

 

街中で乗る限りでは、

違和感なく扱いやすいハンドリングで、

ステアリングは少し軽めになっています。

 

BMW・ベンツよりは軽いステアフィール

 

他メーカーと比べると

フォルクスワーゲンよりは重たいものの、

BMWやベンツよりは多少軽い印象です。

 

118iは明らかに重く

A250もカッチリ感が強く出ていて、

やはりもう少し力が必要な印象です。

A250セダン搭載の2.0Lターボエンジンは、車重を感じさせない街乗りに適した軽快な走り!《走行性能編》

2020年3月14日

3気筒1.5Lターボとは思えない軽快さの118i Mスポーツ、気持ち良さ十分の走行フィール!《走行性能編》

2020年2月2日

 

アウディらしい心地よい硬さ

 

また乗り味は、

アウディでは平均的といった感じで、

カチッとした重厚感はよく伝わります。

みな

でもこれだと、もしかしたらA1の方が重厚感あったかも…

A1はクラスを超えた高級感があったね。

 

ただ

スポーツ走行するには遊びが多く

緩さが気になって思いきり走れません。

みな

結構遊びは多めだよね。まぁでもガツガツ走るモデルじゃないから…。

でも「スポーツ」バックなんだし…。

 

Q2ほどプログレッシブステアリングは効かない

 

ちなみにQ2は

プログレッシブステアリングがよく効き、

明らかにキビキビ走る印象があります。

 

Q3スポーツバックにも付いている、

プログレッシブステアリングですが、

なぜかあまり効果が感じられません

こんな敏感に曲がるの!?アウディS3に採用のプログレッシブステアリングはスポーツ走行に抜群の効果!

2019年12月13日
みな

ボディが重たいから分かりづらいのかなぁ。

S3との重量差は10kgだけなのにね。

 

ローンチコントロールを試すと?

 

ローンチコントロールとは、

停止状態から全開加速をするための

特殊な発進操作のことを指します。

 

詳しい操作方法や動画などは、

S3レビューで紹介しているので、

ぜひそちらをご覧ください

アウディS3に搭載されるローンチコントロール(急発進)の操作方法や0-100km/h加速について解説!

2019年12月12日

 

概ねどのモデルにも、

ローンチは搭載されていますが

A1など非対応のモデルもあります。

 

0-100km/h加速9秒台を試す

 

ちなみにQ3スポーツバックは、

しっかりとローンチ対応しており、

スポーティな全開加速が可能です。

 

0-100km/h加速は、

9秒少々と決して速くないため、

穏やかなシティドライブ向きです。

みな

これは普通のQ3の1.5Lグレードだね。いい音はしてるけど、そこまで速くはないかなぁ。

峠を走るとなると厳しいかもね。

 

アクセルをブレーキを同時に踏み、

ブレーキを離すとクラッチが繋がり、

1.5TFSIの全開加速が始まります。

 

シフトアップが遅くてもっさり…

 

加速感はほどほどですが、

試乗車ではシフトアップが遅く

動画の2倍ほどかかっていました。

 

スポーツバックだからなのか、

日本仕様だからなのか不明ですが、

実際はもう少しもっさりした印象です。

みな

あーあ、期待のオシャレクーペSUVなのに「もっさり」って言っちゃった…。

い、いやあくまでも急加速の話ね!

 

ドライブセレクトでも印象変わらず

 

アウディドライブセレクトは、

当然ダイナミックモードでしたが、

終始穏やかなレスポンスでした。

 

ただ

ドライブモードはかなり多く、

全部で6種類も用意されています。

ドライブモード一覧
  • Auto(オート)
  • Comfort(コンフォート)
  • Dynamic(ダイナミック)
  • Offroad(オフロード)
  • Efficiency(エフィシェンシー)
  • Individual(インディビジュアル)

 

特にオフロードは、

SUV独自の新しいモードで、

悪路向きの設定へと変更されます。

 

しかしモードが多い割には、

変更可能な項目は2つだけで、

S3と比べて少なくなっています。

ドライブセレクトの設定項目
  • ドライブシステム3種類

Efficiency・Balanced・Dynamic

アクセル反応・シフト制御

 

  • ステアリング3種類

Comfortable・Balanced・Dynamic

ステアリングの重さ・反応

 

S3スポーツバックだと

エンジン音やクルーズ設定もあり、

さらに細かな設定が可能となっています。

 

試乗時には、

もちろんモード切替を試しましたが

思ったより印象は変わりませんでした。

 

S3やワーゲンでは印象は結構変わる

 

S3で走行モードを変えると

どれも明らかに変化がみられるため、

同じドライブセレクトでも随分違います

アウディドライブセレクトにおける全モード4種類の概要をご紹介!【S3スポーツバック所有レビュー】

2019年12月2日

 

おそらく走行性能が高いと

通常走行とスポーツ走行の差が大きく、

より顕著に差が表れるのだと思います。

 

フォルクスワーゲンでも同様に、

ゴルフ7.5では変化が薄かったものの、

ゴルフRではバチッと変化を感じました。

最速のゴルフRはしなやかで熟成された走行フィール!ライバルのアウディS3と比べると!?《走行性能編》

2020年8月30日

ゴルフ7.5は1.4TSI+DSGで軽快な出足は気持ちイイ!ただ緩い操舵感でスポーツは不向き!《走行性能編》

2020年1月21日
みな

それでも、まだS3の方がしっかり切り替わる感じがあるよね。

メーカーの味付けの違いかな。

 

まとめ

 

Q3スポーツバックの35TFSIは、

1.5Lのガソリンエンジンを搭載し、

150ps/250Nmの性能を発揮します。

 

ボディもそれなりに大きいため、

キビキビした印象はありませんが、

街乗りではパワー不足は感じません

 

ただ

やはりスポーティに走りたいとなると、

2.0TFSIは欲しいと思います。

みな

初期グレードでは2.0Lはディーゼルしか無いけどね。

そのうち出てくる気もするなぁ。

 

では最後に

これまでの試乗レビューをまとめて、

総合的に評価してみたいと思います。

クーペSUVのQ3スポーツバックを総合的に評価!最大の魅力はやはり秀逸なエクステリア!《総合評価編》

2020年12月7日



 

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2020年11月29日

みな
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