ベンツ・BMWと並ぶドイツ御三家であるアウディは、他メーカーと比較すると新車も中古もお手頃価格がとっても魅力的です。
今回は「アウディってベンツやBMWに負けてないの…?」と心配な人に向けて、アウディ歴15年超の管理人がアウディの中古車が安い理由について解説いたします。
アウディの中古車が安い理由としては、主に「アウディから乗り換える人が多い」「中古車の価格下落が激しい」「国産車と比較して故障が多い」という3点が挙げられます。ベンツ・BMW程には明確で突き抜けたコンセプト・魅力が伝わりづらいため、乗り換えを選択する人が多いことから中古車の流通が多くなり価格が下落するのではと思われます。
アウディはベンツのような強い威圧感や、BMWのような走りに振り切った感が薄いから中途半端に感じる人が多いのかもね。
知的でクールな印象は唯一無二だけどね。
また、高価な輸入車は「非公開車両」と呼ばれる市場公開前のクルマから探す、同じクルマでも50万以上安く買えることもあります。
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コンテンツ
アウディは人気のドイツ車
アウディはドイツ御三家の中でも洗練されたクールなデザインや先進的なテクノロジーが魅力的なメーカーです。
「技術による先進」をスローガンに掲げ、常に自動車テクノロジーの最前線をひた走る姿はメカ好きの心を鷲掴みにしています。
外見だけでなくてしっかり中身が詰まってるってのがイイよねぇ〜。
最近はちょっと偽エアロが増えてきてるけど…。
女性にも控えめな印象で人気
アウディはベンツやBMWと比較すると、15年以上の輸入車の販売台数が増え始めた頃より「ドイツ車の割には大人しめな印象」が強く、女性にも人気があるのが特徴の1つです。
その昔は、「お金持ちの娘がお父さんから買ってもらうクルマ」等と言われていた時期もあるように、スマートで落ち着いたイメージが強いのがアウディと言えます。
へぇー、海外では女性ドライバーを起用したCMもあるんだね。
今でもコンセプトは踏襲されてるんだよ。
アウディで最も入門モデルとされるA1は全長4,000mm程度のコンパクトボディかつ、子犬のようなカッコ可愛いデザインが女性ウケしており街中でも女性ドライバーを見かけます。
A1の次に大きいA3はハッチバック・セダンの2種類がありますが、こちらも程よいサイズと整ったデザイン、A4よりも軽く感じる洗練された乗り味により女性に対して上手く刺さっています。
私は以前A3スポーツバックに8年間乗っていましたが、維持費も国産車+αといった感じでそれほど高くなく安心して乗り続けられました。
以下のリンク先では8年間で出会った故障・修理費用やメンテナンス項目についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。ただ、やはり電気系統はドイツとの気候差もあり故障頻度が高いです。
ボディ色は白・黒・グレーが人気
国産車の人気ボディカラーは白・黒・シルバーがトップ3ですが、一般的にアウディを中心とするドイツ車では白・黒・グレーが人気ボディカラートップ3であると言われます。
そこで、大手中古車サイトのカーセンサーに掲載されている全車種約5,500台のアウディのボディカラー分布を一覧表へまとめてみました。
■ アウディのボディカラー分布
ボディカラー | 台数 | 割合 |
ホワイト | 2,405台 | 42.5% |
ブラック | 1,589台 | 28.1% |
グレー | 587台 | 10.3% |
シルバー | 485台 | 8.5% |
ブルー | 335台 | 5.9% |
レッド | 250台 | 4.4% |
※ カーセンサー中古車サイトより独自調査(2024)
すると、日本で乗られているアウディでも人気トップ3は本国と同様の白・黒・グレーという面白い結果となりました。輸入車が好きな人はグレー系を頻繁に目にしているからかもしれません。
また、輸入車だからハジけて青や赤を選ぶ人もいるのかと思いきや、意外と青5.9%・赤4.4%と合計してもビビッドカラーは約10%という少数派になることも統計から分かります。
TTとかSモデルなら赤色もカッコいいね。
A1とかA3も明るい色のクルマを結構見るよ。
アウディの中古車が安い理由3選
アウディはオシャレなイメージで女性にも人気の輸入車ですが、実は中古車になると相当安くなっており、同じドイツ御三家のベンツ・BMWと比較しても安くなる傾向にあります。
ドイツ車に初めて乗ろうと考えている人の中には、「どうしてドイツ車でアウディだけが安いのだろう?何か良くない原因があるのでは…?」と勘ぐってしまう人もいるハズです。
ここでは、アウディに15年以上乗り続けている管理人が感じるアウディの中古車が安い理由について、独断と偏見で3つに絞って考えてみたいと思います。
まぁ確かに比較的新しいモデルでも、新車の半額以下で売られていたりするもんねぇ…。
パッと見て比較すると不安になる気持ちも分かるね。
アウディから乗り換える人が多い
まずアウディの中古車が安い最大の理由は、一度アウディに乗ったものの乗り換えを選ぶ人が多いという事実ではないかと感じます。
それは満足されていないというワケではなく、ベンツ・BMWと比較して新車価格が安く初めての外車として選ばれることが多いからです。
ドイツ車だけで言えばフォルクスワーゲンが一番安いんじゃないの?
少しプレミアム感が落ちるから難しいトコだねぇ…。
アウディのはエントリーモデルなら300万円台から、500万ほど用意できればスタンダードなA4も含めて選択肢がかなり広がってきます。
各モデル・グレード別の新車価格を知りたい人は、100種類以上を価格・排気量で自由に並び替えできる以下の記事をご参考にしてください。
ただアウディは、ベンツのように派手で所有欲を満たすエクステリア・インテリアでもなく、BMWほど走りに拘ったコンセプトを前面に押し出しているワケでもありません。
そのため、輸入車に対して突き抜けた魅力を期待していた人にとっては魅力が薄く、手に入れたもののそのパッとしない印象に嫌気が差して乗り換えてしまう人が少なくありません。
■ ベンツ(CLA)のインテリア
■ アウディ(A3スポーツバック)のインテリア
これでもアウディだって随分と派手になってきたよね。
液晶エリアが増えて、ダッシュボードも直線基調が強められたよ。
また、以下リンク先の「アウディの欠点3選」でも話しているように、アウディは電子制御の介入が多めで、安全ではあるものの熱く走れない面があることも事実です。
熱く走る点では圧倒的にBMWの方がリニアで優秀な感覚で、「駆けぬける歓び」は伊達ではないことを実感します。その素晴らしいハンドリングは車種に影響しません。
私が乗っているS3スポーツバックも、280ps/380Nmかつ0-100km/h加速4.9秒の俊足ですが、実はダイナミックモードの操舵感はそれなりに人工感があるものとなっています。
ただ1ヶ月も乗っていれば慣れるレベルで、最小限のハンドル操作でクルマを操ることができるため、私はむしろこのアウディの操舵感の方が自然だと感じるようになりました。
中古車の価格下落が激しい
乗り換える人が多いというコトは、その分中古車が潤沢に供給されることに繋がるため、結果として中古車の価格が下がっていくこととなります。
例えばアウディの代表的モデルであるA4で見てみると、新車価格の全グレードを平均すると614万、中古車価格の平均額は274万となり下落率は実に56%にも達します。
5年で半値近くまで価格が落ちるんだね。ベンツとかはどうなの?
やっぱりベンツはそこまでは落ちてないね。
ベンツ・BMW・アウディのドイツ御三家の5年後の値落ち幅を一覧表にまとめると以下の通りです。5年落ちの2019年モデルに絞って全ての中古車価格を平均してみました。
■ ドイツ車の5年後における価格下落幅
車種名 | 新車価格平均 | 中古車価格平均 | 下落割合 |
アウディ・A4 | 614万円 | 274万円 | 56% |
ベンツ・Cクラス | 641万円 | 386万円 | 40% |
BMW・3シリーズ | 632万円 | 334万円 | 48% |
※1 新車価格平均…2019年式の全グレードにおける新車価格の平均額を算出
※2 中古車価格平均…カーセンサーにて、2019年式の全車両における平均額を算出
ベンツ40%・BMW48%と比べるとアウディだけが56%と半値以下となっており、ドイツ車の中ではアウディが最も安くなっています。
10%というと小さく聞こえるかもしれませんが、金額で見るとBMWとは50万、ベンツとは100万を超える平均額の差があります。
私の乗るS3スポーツバックのようなSモデルについても下落幅はそれほど変わりません。希少さより需要の低さにより価格が下落する印象です。
RSモデルになるともう少し値落ち幅が緩やかになりますが、それでもBMWのMモデルのような価格維持は期待できないというのが現状です。
アウディで特別なスポーツモデルであるS・RSモデルであっても、モデルチェンジ等をきっかけに大幅に中古車価格は下落する。下落曲線は通常のAシリーズより緩やかではあるが価格相応といった印象。
国産車と比較して故障が多い
アウディを始めとする輸入車は、日本との気候の違いにより電装系を中心に国産車よりも故障が多いと言われており、今でも何だかんだやっぱりよく壊れます。
おおっ~、また牛さん出てきた。うちのブログは定期的にこの牛さん出てくるよね…。
なぜか楽しくてついつい。
ドイツ車は長く乗ることを前提に作られていることから「消耗品は適宜交換すべき」との考えがベースにあるため、部品強度には必要以上に拘っていないと言われます。
私の乗っているS3スポーツバック、その前のA3スポーツバックともに、確かにそれなりの頻度で修理・交換が必要となっていました。
高額修理はほとんど無いけど、車検と車検の間で毎回どこか修理や交換をしてた気はするね。
まぁ輸入車だからって割り切ってるけど…。
JDパワーと言う会社では、メーカーごとのクルマの壊れやすさを表した「日本自動車初期品質調査」と呼ばれる指標を毎年公開しています。
この指標は自動車パーツの品質を数値で表したもので、100台ごとの故障等の問題が発生した数を示しており、数値が大きくなるほど壊れやすいと言えます。
この指標によるとアウディはベンツやBMWと比較して約15%ほど壊れやすくなっていて、フォルクスワーゲンに至っては30%以上も壊れやすい結果となっています。
こう見ると改めて日本車の優秀さを感じるよね。ダイハツが一番なんだ。…ダイハツ?
そうだね、今は品質不正問題で揉めてるねぇ…。
国産車でダイハツの次点であるホンダとアウディを比較すると、トラブルの数は60%増しの1.5倍超という結果となるため、「アウディは壊れやすい」と感じる人もいると思います。
ですがドイツ車全体で考えると、ホンダ対ベンツ&BMWでも+約40%という水準となり決してアウディと大きな差があるワケでもありません。
アウディとBMWの故障率はどちらが高い?
上記で見てきたように、アウディとBMWだと数値上はわずかにアウディの方が壊れやすいという結果ですが、感覚的にはほとんど変わりないという印象です。
BMWで多いと言われる故障にはエンジンオイル漏れ・足回りパーツの劣化・パワーステアリング等の油圧系におけるオイル漏れがあります。
どれも樹脂やゴムパーツの劣化に伴うものが多く、先ほどの説明と同様にドイツ車では消耗品は定期的に交換することが前提なので、「故障」と呼ぶかはビミョーなところです。
まぁでも時間もお金もかかるんだから、いわゆる「故障」でしょ…?
ま、まぁドイツ人との感覚の違いもあるからね。
エンジンオイル漏れはアウディでも頻繁に発生していて、私のS3スポーツバックではクーラント(エンジン冷却水)が漏れていたために250,000円の高額修理が発生しました。
アウディ中古車の狙い目は「A3・Q3スポーツバック・TT」
ドイツ車では安いとは言え、エントリーモデルでも新車価格だと300万以上は必要なアウディですが、中古車であれば半額以下で買えるものもたくさんあります。
先述の通り国産車より多少故障が多めとなることが多いため、10年落ち等の古過ぎる中古車はあまりオススメできませんが、3~7年落ちくらいなら状態の良いクルマが溢れています。
2024年現在、アウディの中古車でオススメしたいのは「A3・Q3スポーツバック・TT」の3車種で、どれもスタイリッシュなデザインとスポーティな走りが魅力的です。
ザックリとした価格やモデル概要は以下の通りです。
■ 2024年にオススメのアウディ中古車3選
モデル名 | 中古車価格 | エンジン種類 | 一言 |
A3 | 100~300万円 ※ 新車は300~500万円 |
1.0TFSI・2.0TFSI | アウディのスタンダードな人気コンパクトモデル。セダン・スポーツバックともに人気は五分五分。 |
Q3スポーツバック | 350~500万円 ※ 新車は500~600万円 |
1.5TFSI・2.0TDI | クーペSUVのエントリーモデル。非常にクールなデザインだが、走行性能やインテリアは他モデルと全く変わらない。 |
TT | 100~300万円 ※ 新車は500~700万円 |
2.0TFSI(2種類) | 2023年に生産終了した今後希少になるアウディの正統派クーペ。走りは重厚感たっぷりで、実は軽快さではA3が勝っている。 |
A3はCセグメントの人気モデル
まずA3は、セダン・スポーツバックの2種類があるアウディでも人気のCセグメントモデルの1つで、コンパクトなサイズ感と高い居住性で日本の道路事情にもピッタリの1台です。
排気量は1.0L・2.0Lがメインで新車価格は300~500万となっていますが、エンジンラインナップはガソリンエンジンのみでディーゼルエンジンは無い点に注意しておきましょう。
■ A3スポーツバック(2021年~現行モデル)
中古車なら1つ前の通称8Vと呼ばれるモデルが100~200万で多く出回っていてオススメです。現行の40TFSIは約500万ですが、先代の40TFSIなら200万円台で十分狙えます。
S3以外はクワトロによる四駆でないことから車両重量が軽く走りが軽快なのも特長です。「アウディなのにFFかぁ…」と感じるかもしれませんが、街乗りではそれほど実感できません。
■ 先代A3スポーツバック(2013~2021年、通称8V)
クワトロはある程度の速度でコーナーを曲がると分かるけど、静かに街中を走ってる分には全然違いは分からないよねぇ。
気になる人は、A4とかでFFとクワトロで乗り比べてしてみることをオススメ。
Q3スポーツバックはお洒落SUVクーペ
アウディでは頭に「Q」が付くモデルはSUVとなっていて、Q3スポーツバックはSUVの中でもクーペライクなボディデザインが魅力なオシャレモデルです。
特に斜め後ろからのルーフラインは色気たっぷりで、惚れ惚れする仕上がりですが、肝心の走りはA3やQ3と同等もしくは少し重たく感じるくらいで、それほど期待はできません。
■ Q3スポーツバック
まぁこのモデルはオシャレ目的で手に入れる感じだよね。
エルメスの20万するシャツみたいな…。
TTは生産終了のピュアクーペ
最後のTTは、アウディの中ではアイコニックなモデルとして一部のファンの間で根強い人気がありましたが、2023年についに生産終了が決まってしまった貴重なモデルです。
バウハウス建築由来のデザインを取り入れ、「円」を上手く活用したボディ造形はある種の芸術品のような佇まいを感じさせます。
バウハウスとはドイツの建築学校のことで、世界で初めて合理的&シンプルな今日の「モダン」と呼ばれるデザインを提唱した先進的な教育で知られています。
バウハウスでは建築だけでなく家具や工芸品・写真等に関する教育も行われており、「バウハウス家具」と呼ばれるものもあり、TTと同じく丸みを帯びたルックスが魅力です。
■ TECTA D42
ACTUSの通販だと250,000円くらいで買えるよ。
ひえぇ、やっぱり高いなぁ…。
TTの中古車はなぜ安い?
そんなバウハウスの流れを汲んだオシャレクーペのTTですが、中古車だとかなり値下がりが進んでいる車両もあり、200万円台でも十分狙えます。
巷では「そんなに安いなんて、何か致命的な問題があるのでは?」と思われがちですが、決してそんなことはなく、単純に古くからあるモデルでタマ数が多いからと考えられます。
確かに100万円台のTTだと10年落ちに近い上に走行距離も7~10万kmといった車両が多く、消耗品やSトロニック付近の維持費も嵩みそうな印象です。
また古くは1.8TFSIモデルもありましたが、その昔に試乗した印象では随分と車両が重たく感じます。今ほど高トルクを絞り出すこともできないのであまりオススメはできません。
■ TT中古車価格一覧(2013~2015年式)
年式 | 走行距離 | 中古車価格 |
2015年 | 7.6万km | 186万円 |
2015年 | 7.4万km | 151万円 |
2015年 | 6.8万km | 120万円 |
2014年 | 4.6万km | 138万円 |
2014年 | 7.0万km | 178万円 |
2013年 | 6.9万km | 118万円 |
2013年 | 4.1万km | 148万円 |
※ 排気量は全て2.0TFSIモデルより抽出
アウディの中古車で後悔しないために
アウディの中古車はベンツ・BMWより価格は安いですが、走りはしっかりとプレミアムなドイツ車そのものであるため非常にオトク感のある選択だと言えます。
しかし、アウディの中古車を買う時は次の2つのポイントに気をつけるべきです。
クワトロモデルは一部の車種のみ
まず1つはアウディの代名詞であるクワトロモデルは一部の車両にしか付帯していないということです。
アウディにはたくさんの車種・グレードがありますが、グレード名に「クワトロ」の文言が入っていないものは基本的にFFモデルなので忘れないようにしましょう。
アウディだからって全部がクワトロってワケじゃないんだよねぇ。
A4でも全体のグレードの50%ぐらいだからね。
ちなみに、クワトロだと路面への接地感が増したように感じますが、ある程度の速度でカーブを曲がった時や高速道路に限られます。
のんびり街中を流しているだけでは実感しづらい上に、A3等のハルデックス系クワトロだとオートモードではほぼFF(基本は前95:後5)なので覚えておきましょう。
ハルデックスシステムって、確か前輪と後輪が繋がってないんだよね。
そう、前後を繋ぐシャフトが無いんだよ。
バーチャルコックピットは2015年より順次搭載
もう1つの注意点は、7~8年落ち以上ではコックピット全面を液晶表示とする「バーチャルコックピット」が搭載されていない可能性があることです。
アウディで最初にバーチャルコックピットが採用されたのはTTの2015年8月モデルで、TTではこの時点から全車標準装備となり、最先端&クールなTTのイメージがさらに強化されました。
他のA3・A4・A5等の多くのモデルにも2015~2017年ごろのマイナーチェンジ等で随時設定されていますが、当時は標準装備ではなくオプション設定が一般的でした。
A4クラス以上ではマトリクスLEDヘッドライトとセットされ、A3クラス以下ではMMIナビのオプションとセットにされているので、中古車を探す時はチェックしておきましょう。
実は私のS3スポーツバックはちょうどバーチャルコックピット発表直前の2014年式なので以下のようなアナログメーターですが、これはこれでクルマと繋がっている感じで好きです。
今でもデジタルの針を見るとやっぱり人工的な感じがするよね…。
昭和の人間だからかなぁ…。
アウディを中古で買う最大のデメリットは維持費が高いこと
アウディを中古で購入する最大のデメリットは、アウディに限らず輸入中古車全般に関わるデメリットとほとんど重なりますが、やはり壊れやすくメンテナンスが高額な点です。
ただ高額とは言っても平均すると国産車の1.5倍程度といった感じで、アウディを買う金銭的余裕のある人なら決して維持できないという水準ではありません。
最近は輸入車も品質が上がってきてるし、それほど頻繁に故障したりしないもんね。
特に最近のドイツ車は優秀だと思うよ。
また、アウディに対してオトクに手に入って威張れる輸入車だと感じている場合は、「アウディ欠点3選」の記事でも触れたように意外と知名度が低くガッカリするかもしれません。
私はアウディに15年以上乗っていますが、これまでに何回も「この4つの輪って何なの?パラリンピック?」と言われて続けてきました…。
所有するA3/S3の年間維持費は50万ほど
私はA3スポーツバックを8年間所有していて、その後はS3スポーツバックに乗り換えて今も5年以上乗り続けています。
確かに輸入車の維持費は国産車よりは高いものの、ガソリン代を除けば年間維持費は50万もあれば十分に賄うことが可能です。
最も費用がかかるのが車検ですが、ディーラーだと30〜50万かかるところ、地元の修理工場で通せば10万ほどで済みます。
ディーラーは丁寧な作業でとっても安心なんだけど、大体2倍くらいするもんねぇ…。
下回り洗浄とか、今の車は無くても良さそうだよね。
タイヤは10万超だが通販なら安く買える
もう1つお金がかかる消耗品としてタイヤが挙げられ、17〜18インチだと4本で10〜15万ほどかかるので見逃せません。
タイヤは店舗型より通販の方が2〜3割は安く買えます。タイヤもほとんどは製造1年以内の新しいものなので安心です。
代表的なタイヤ通販であるタイヤフッドにおけるタイヤ価格をまとめると以下の通りです。取付予約も購入と同時にできるので非常に便利です。
■ タイヤフッドのタイヤ価格一覧
タイヤ種類/販売店 | 店舗型(※1) | タイヤフッド |
ブリジストン REGNO GR-XⅡ | 60,300円 | 40,000円(-34%) |
ブリジストン POTENZA S001 | 59,400円 | 35,100円(-41%) |
ピレリ CINTURATO P7 | 35,700円 | 26,740円(-25%) |
ミシュラン Pilot Sport 5 | 41,900円 | 23,330円(-45%) |
コンチネンタル SportsContact5 | – | 36,090円 |
※1 オートバックス・イエローハット・タイヤ館いずれかの実売価格
※2 18インチ 225/40(45)にて市場価格を独自調査(2024)
たくさんあるタイヤ通販の中からオススメ人気ランキング11選としてピックアップした記事もあるので、ぜひ併せて参考にしてください。
タイヤ価格だけでなく、提携店舗の数やタイヤ交換の各種費用、送料やパンク保証等様々な違いがあります。必ずしっかりと比較してから自分に合うタイヤ通販を見つけましょう。
アウディの中古車を安く買う方法
中古車はカーセンサーやグーネット等の中古車サイトの他、地元の修理工場でもオークション経由で買うことができます。
しかし、輸入車は国産車以上にクルマの状態の判断が大切で、ハズレを引くと乗り始めてすぐに故障や修理が続くことにもなりかねません。
そこでここでは価格が安いだけでなく、カンタンに安心してアウディの中古車を手に入れる方法を2つご紹介したいと思います。
一番イイのは信頼できる知り合いの車屋さんに依頼することだけどねぇ。
そんな人が周りにいる人は少ないと思うよ。
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まず1つ目は、無料でプロの専任担当者がクルマ探しを手伝ってくれる「ズバブーン」と呼ばれる中古車お探しサービスです。
ズバブーンの最大の特徴は、仕入れたクルマを誰でも見れる状態で公開する前の「非公開車両」からも探すことができる点です。
非公開車両なら、低走行の人気車種やディーラー試乗車といった通常の中古車サイトや販売店では見つけづらいクルマも豊富に揃います。
非公開車両とは、中古車販売業者が購入したクルマをネット掲載等で一般公開するまで保管している車両。点検・整備後は他と同様に公開されるが、状態の良い車・貴重な仕様の車は非公開車両の時点で売買されてしまうことも多い。通常は見ること・買うことはできないが、「ズバブーン」等一部のサービスでは誰でも選んで購入することが可能。
スマートカーライフプランナーと呼ばれるプロの専任担当者が、1対1でクルマ探しを丁寧にサポートしてくれるので安心です。
具体的な車種を指定する必要はなく、例えば以下のような感じで希望の価格や用途・車種のイメージを伝えるだけで探してもらえて楽チンです。
- 「100万くらいで人や荷物がたくさん乗るミニバンが欲しい」
- 「150万くらいでスポーティだけど燃費も良いセダンかクーペ」
- 「300万くらいで迫力があって壊れにくいドイツ車のSUV」
ふむふむ。ちなみに最後の希望だとどんなクルマがお勧め?
う〜ん、7〜8年落ちのマカン・X5とかどう?
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グーネットとも提携しているため、グーネットと同じクルマなら楽天ポイントが付く「楽天Car中古車販売」の方がオトクです。
グーネットでイイ感じの中古車が見つかったら、楽天Carで楽天ポイントをもらう方法がいいかも。
楽天ポイントはほぼ現金みたいなもんだからね。
楽天Car直販店で中古車を購入すれば「楽天Car保証」に加入することができ、無料で1年間は最大409箇所について修理費が0円となります。
さらに中古車買取店・業者オークション・中古車販売店等の中間マージンが大幅にカットされ、格安かつ充実保証で中古車が手に入ります。
まとめ
アウディはベンツやBMWといった他のドイツ車よりも安く手に入りますが、特にベンツ・BMWと比較してデザインや性能で劣るポイントはありません。
ただ、アウディを選ぶ意思決定があいまいだった場合に、乗り始めてから「こんなつもりじゃなかった…」と感じて手離す人が多いような印象が強くあります。
そのため、安いという理由だけでアウディを選ぶのではなく、クールな印象や先進技術、運転のしやすさといったアウディの魅力を考慮しながら決断することをオススメします。
あと輸入車に乗ってて嫌味が無いトコもいいよね!
俺はその理由も結構大きいかも。
アウディは中古車なら様々な選択肢があります。以下のリンク先では100~500万で買えるアウディの中古車を簡潔な説明を交えてご紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。