アウディは、フォーシルバーリングスと呼ばれる4つの輪をブランドロゴとして備えるドイツ車の人気メーカーです。クワトロ(quattro)と呼ばれる4輪駆動システムでも非常に有名です。

輸入車ということもあり新車価格で400万円は下らないアウディですが、実は巷では意外な欠点があるとウワサされることも多いブランドでもあります。
今回はそんなアウディの欠点3選として、アウディ歴10年以上の管理人がアウディの弱点に対して感じるところをご紹介してみたいと思います。
アウディの欠点・弱点は主に3つあり、知名度が低い・熱く走れない・故障が多いと言われます。理由として、知名度はベンツ・BMWに対して人気が出たのが遅いため、走りは快適性と操作性を重視して過剰な演出を避けているため、故障は気候差の激しい日本とドイツとの地域差によるものであると考えられます。

まぁ10年以上前から言われることは変わってないよねぇ。
同じ話が時間を経て繰り返されてる感じだね。
同じドイツ車であるBMWの欠点5選を紹介している記事もあるので、気になる人はコチラもぜひご覧ください。
※BMWの欠点5選はコチラ
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アウディはドイツ車では知名度が低い
よく日本では、輸入車で有名なドイツ車メーカーの3社をまとめて「ドイツ御三家」という言い方をします。これはベンツ・BMW・アウディの3社を指すことが一般的です。
アウディもベンツ・BMWに並ぶほどの人気ドイツ車メーカーと認識されている点は嬉しいのですが、ベンツ・BMWと比較すると少し知名度が低いのが残念なポイントです。


知名度が低い証拠はあるの?それってただの感想だよねーっ?
うん…?その言い回しどこかで聞いたような…。
ただ知名度が低い代わりに、本当のクルマ好きが乗るというイメージもあるのがアウディです。ベンツだと「お金持ち」・BMWだと「目立ちたがり」と思われる節は今も一部で根強く残ります。
輸入車であることをムリに押し出さず、でも良いクルマで高い質感を感じたいという人にアウディは非常に向いています。「技術による先進」というスローガンともピッタリ一致します。
昔はベンツ・BMWの陰に隠れてなかなか人気が出なかったアウディですが、シングルフレームグリルで押し出しを強めた2006年頃から破竹の勢いで人気が急上昇しています。

さらに、知名度が低いと同時に価格もかなり安いというイメージを持つ人もいます。同じドイツ車に乗っていても、アウディと言ってもポカン…として聞いている人も意外といます。
輸入車好きからするとドイツ御三家は乗り味の好みや時々のデザインによって選び分けるくらいの認識ですが、一般的には「ベンツを買うお金は無いのかな…」と思われてしまいます。
ベンツのように「高級車の代名詞」として知られていると、スリーポインテッドスターの意味など全く興味がない人であっても、とにかく高いクルマだという認識を持っていたりします。


まぁ確かにベンツ・BMWよりはリーズナブルではあるけど、アウディ買える人はベンツ・BMWも手が届くだろうね。
わざわざ「俺は買えるんだぞうっ!」って伝えるのもねぇ…。
例えばDセグメントでベンツ・BMW・アウディの価格差を見てみると以下の通りです。どれも各メーカーの主力モデルで気合の入っているクルマ達です。
- ベンツ「C180」…489万円
- BMW「318i」…489万円
- アウディ「A4 35TFSI」…455万円
※同年代(2020年前後)の価格を掲載
ちなみに中古車になるとさらに価格差は縮まります。アウディA4であれば200万円から走行距離5万km以内・修復歴無しの状態の良いクルマが狙えます。
知名度が低いというのは一見デメリットに思えますが、逆手に取れば価格が下がりやすく中古車ではよりお買い得な価格で手に入れられるということになります。
■ アウディ中古車価格(100万円~500万円)インフォグラフィック

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アウディは意外と熱く走れない
アウディの欠点2つ目は、アウディの走りの特徴を良くない方向に捉えた意見ですが、モータージャーナリストの試乗レビューでよく耳にする「走りに刺激が少ない」という点です。
私はアウディのスポーツモデルであるS3スポーツバックに5年ほど乗っていますが、確かに同じCセグメントのベンツ・BMWのスポーツモデルと比べると刺激は少ないと感じます。

例えば同じCセグメントでも、ベンツのA35セダンだと街中でもパッキパキに激しい走行フィールで、常にサーキットを攻めているような気分になれます。
ただ逆に言えばいつも目を三角にしてドライブしているような感覚で、ゆったり流すような運転には向いておらず足回りもアウディよりも硬く締め上げられている印象でした。


AMGでござい!的な演出がバリバリ伝わってくるよね。土日に乗るだけならいいかもだけど…。
通勤使用だと俺はちょっと遠慮するかな…。
同じくBMWのM135iに試乗した時も、気合の入ったエキゾーストサウンドと重たいステアリングフィールは魅力ですが、やはり常にやる気でないと少々疲れてしまう感覚がありました。
M135iはベンツとは異なりあくまでも自然なスポーティさで過剰な演出感は無いものの、それでも「ガリガリ走れよっ!」という雰囲気を感じさせるレーシーな1台でした。


ベンツよりは自然な速さと演出で良いクルマだと感じたよね。
それでも振り回して走るととっても楽しそう。
これらとアウディS3スポーツバックを比較すると、アクセル反応にもゆとりがあって静かに乗る分にはA3スポーツバックと大差ないようにも思えます。

しかし、軽く踏み込んだ時に感じる余裕のエンジンパワー、少しだけ鋭く曲がった時の鋭敏なステアフィールはA3スポーツバックとは別モノだとはっきり分かります。
さらにSトロニックの変速速度はA3スポーツバックとは別次元の速さで、パドルシフトの操作感は3倍くらいは違っていて赤バッジの本気度を伺うことができます。

もし走りが緩いなと感じる時は、アウディの走行モード変更機能である「アウディドライブセレクト」を使ってダイナミックモードに切り替えるとクルマが豹変します。
A3・Q3・A4等の他モデルでも広く採用されているドライブセレクトですが、最大スペックの高いSモデルでは変化度が全く異なるので、一度試乗してみることをオススメします。

またS3スポーツバックは硬めの足回りですが、乗り味はタイヤによっても随分と違ってきます。柔らかな乗り味に変えたければ、まずはタイヤを交換してみるのが近道と言えます。
タイヤの価格は店頭購入よりもネット通販の方が安いことが多いです。価格だけならAmazonが最安だったりしますが、その後のタイヤ交換作業をどこかに依頼しなければなりません。
通販による安いタイヤ購入と実店舗によるタイヤ交換の同時予約ができるタイヤフッドなら、タイヤ購入&交換予約がワンストップで完了して非常に便利です。
■ 「タイヤフッド」概要

サービス名 | タイヤフッド(TIREHOOD) |
会社名 | 株式会社BEAD(ビード) |
株主 | ・株式会社カーフロンティア(三菱商事グループ) ・株式会社オートバックスセブン |
累計販売本数 | 70万本以上 |
タイヤ製造年週 | 2年(104週)以内を保証 |
パンク保証 | 無料6ヶ月保証(有料で24ヶ月まで) |
提携店舗数 | 約5,000店舗 |
オススメ度 | ★★★★★ |
特徴 | |
✔ 輸入・国産高級タイヤを豊富に揃える | |
✔ 無料で全国約5,000店舗へ交換予約が可能 | |
✔ ネット通販唯一のオートバックスが選べる! | |
✔ タイヤ交換費用は全国一律で追加費用なし! | |
こんな人にオススメ! | |
高品質なタイヤを大型店舗で安くタイヤ交換したい人へオススメ! |

大手ネット通販にはオートウェイもありますが、安価なアジアンタイヤが中心のラインナップです。ハイクラスタイヤはタイヤフッドが圧倒的品揃えなので、両者を上手く使い分けましょう。
さらに、タイヤ取付店舗ではオートバックスや大手ガソリンスタンドが多く安心できるのもタイヤフッドの特長です。大型店舗で安心して取付したい人にはタイヤフッドが向いています。


オートウェイは格安タイヤなら最強だけどね。ただタイヤ交換店舗は少し下調べした方がいいかな。
とにかく安いのが魅力だけど、初めてのネット通販ならタイヤフッドが安心だね。
アウディは国産車より壊れやすい
最後のアウディにおける欠点3つ目は、国産車と比較すると故障が発生しやすくメンテナンスにお金がかかるという点です。しかしこれは他のドイツ車勢も同じ傾向にあります。
ザッと見積もって国産車の1.5倍~2倍くらいの印象で、私が今5年ほど乗っているS3スポーツバックと、以前8年間乗っていたA3スポーツバックの維持費はまとめていますので参考にしてください。

特に電気系統が弱いとされていて、ドイツ車は日本の寒暖差の大きく湿度の高い気候に向けて設計されていないことも原因の1つと言われています。
ヘッドライト等の灯火類やセンサー故障・排ガス系は確かに不具合が多く、時々リコールがあったり消耗品パーツの交換が必要になったりすることがあります。
ただそれでも「毎年30万円以上は必ずかかります!」というほどでもないので、輸入車に乗ろうという金銭的余裕があれば問題ないと思います。
- エアコン吹出口…25,000円
- オイル交換…20,000円
- タイヤ交換…100,000円
- エアコン修理…150,000円
- ブレーキパッド…50,000円
- ヘッドライト…50,000円

A3スポーツバックに乗ってた時は、エアコンのコンプレッサー交換の約15万が最も高額だったね。
8年間乗ってそれくらいの故障率なら十分かな。
もし「正規ディーラーでの修理費用が高すぎる…」とお悩みの人は、ディーラー下請け工場に直接安く依頼できる「buv.LABO」で一度試しに見積りを取ってみることをオススメします。

※メールは24時間365日対応
アウディ用アクセサリーで満足度アップ
アウディ用のお手頃価格のアクセサリーを使えば、お手頃価格でイイ感じに満足度がアップします。今回はオススメ商品を3つほどご紹介します。
最初は、見えない部分から満足度をアップする、燃料キャップのオシャレなカバーです。
上から被せるだけの簡単取り付けですが、真っ黒で味気ない燃料キャップが美しいシルバーに変わるので、給油する度にドレスアップを実感できます。
最初は、アウディ純正品として人気のロゴマークのカーテシライトです。
非常にくっきりとした輪郭でバシッと足元にロゴが浮かび上がり、非常に満足度は高いと思います。
最後はエアコン吹き出し口にも装着可能なアルミ調のゲッコーアクセサリーです。
置き物としてはもちろん、マグネットや付属のクリップにより地面や壁の色々な場所にくっつきます。
他にも山ほど商品があるので、サイト内を回遊しながら自分に合ったアクセサリーを探す方法がオススメです。
「アウディ A3 インテリア」といった感じで検索するとAmazon・楽天・Yahoo!どの通販サイトでも面白そうなアクセサリーが見つかるハズです。

購入する時は適合モデルだけはしっかり調べてね!
結構細かく分かれてるから気をつけないとね。
プラグコンセプトでお手軽カスタム!
他には、プラグコンセプトと呼ばれるOBD2ポートを使用したシステム変更ツールを使って、TVキャンセラー・ニードルスイープ・デイライト仕様等を変更することもできます。
- TVキャンセラー
- デイライトコーディング
- アイドリングストップ
- ニードルスイープ
- アンサーバック音変更
- アンビエントライト増色
etc…
様々な機能があるので、ぜひ好みのアウディにカスタムしてみましょう。使用方法はOBD2ポートに10秒ほど挿入するだけで、リカバリーモード搭載でいつでも元に戻せます。
価格は10,000~15,000円と安くはありませんが、もしもの時にはメーカー保証対象外となる可能性もあるので、安定動作で信頼性の高いプラグコンセプトをオススメします。
1.TVキャンセラー
2.デイライト設定追加
3.デイライト項目追加(非対応車向け)
4.デイライト設定追加(リヤ)
5.アイドリングストップ常時OFF
6.LEDライトアニメーション
7.ニードルスイープ機能
8.アンサーバック音変更
他のドイツ車(ベンツ・BMW・フォルクスワーゲン)やMINIにも対応しているので、気になる人は以下の別記事にメーカー別のプラグコンセプトをまとめました。

まとめ
アウディはドイツ御三家の中では最もリーズナブルですが、実質的な性能はベンツ・BMWとほとんど変わらずお買い得なドイツ車であると言えます。
アウディの欠点として3つ挙げてみましたが、どれも乗る人によってはメリット・デメリットどちらにも取れる内容で、結局は好みの問題なのかなと思います。

ただ、とにかく威圧感が欲しいっていうならベンツが良いと思うし、とにかくピュアな走りを追及したいならBMWが良いと思うし。
その辺りは個人の好みの問題だよね。
アウディにしかない洗練されたスタイリッシュさは他のドイツ車には無い大きな魅力であり、加えて価格もリーズナブルであるため初めての輸入車にも非常にオススメです。
どのドイツ車メーカーも国産車には無い魅力を多く持っているので、気になる人はまずはディーラーに行って話を聞いてみるのがいいかなと思います。