◆好条件の中古車を安く手に入れる！
自動車サブスクリプションでは、
定められた契約期間が満了すると、
車両を返却するのが基本です。
しかし契約によって、
新たなクルマに乗り換えたり、
クルマを買い取ることも可能です。
今回は運営会社ごとの違いを、
簡単な比較一覧表にまとめながら、
ドコがオススメかを深掘りします。
車両は返却でも買取でも、
追加精算のリスクがあるので、
きっちりと理解しておきましょう。
- KINTO（トヨタ）
→低価格で任意保険込み・メンテ充実！
KINTOで無料見積りしてみる！
- SOMPOで乗ーる（SOMPOホールディングス）
→月額コミコミで憧れの輸入車に乗れる！
SOMPOで乗ーるで輸入車を探してみる！
- 定額カルモくん（ナイル）
定額カルモくんで月額最安値を探す！
- MOTAカーリース（モータ）
MOTAカーリースで無料見積りしてみる！
- コスモMyカーリース（コスモ石油）
→困ったときはコスモ石油のGSで相談！
コスモMyカーリースで無料見積りしてみる！
※オススメのカーリース5選…人気カーリース5社を厳選してそれぞれの特徴を比較
※契約期間の決め方…3年・5年・7年の他に最長11年まで、ライフスタイルと選び方の基準
※走行距離の決め方…主な月間1,500kmの使用イメージと、必要な距離が分かる方法をご紹介
※カーリースと任意保険…任意保険が付くカーリースと、自動車保険の保障内容を分かりやすく説明
※カーリース契約の流れ…ネット申込みからリース審査、その後の納車までのフローを整理
※契約満了時のクルマは？…返却するかもらうか、その際の精算方法についても言及
※カーリースと新車購入の違い…新しいカーリースとこれまでの新車購入の違いを解説
※カーリースが向いている人5選…クルマの乗り方によってはカーリースが適合する人も多い
※カーリースのメリット5選…「カーリースは何が良いのか？」を5つに絞ってご紹介
※カーリースのデメリット5選…「カーリースで気をつけること」を5つに絞ってご紹介
コンテンツ
契約満了時の比較一覧
まずは、
オススメの人気サブスク5社を、
一覧にまとめて比較してみます。
各社の特徴となっている、
「◎」・「△」・「×」を整理すると、
概ね以下のような感じとなります。
- KINTO
乗り換え「◎」…契約期間中でも別のクルマへ乗り換え可能
車両買取「×」…契約車両は必ず返却する必要あり
- 定額カルモくん
車両返却「◎」…クローズドエンド方式のため、追加請求なし
- SOMPOで乗ーる
車両買取「△」…オープンエンド方式のため、残価リスクあり
- MOTAカーリース
車両返却「◎」…走行距離・車両損傷含め追加精算なし
車両買取「◎」…追加精算なし
- コスモMyカーリース
車両返却「◎」…クローズドエンド方式のため、追加請求なし
車両買取「△」…オープンエンド方式のため、残価リスクあり
サブスクの基本は返却ですが、
そのまま別のクルマに乗り換えたり、
買い取って乗り続けることも可能です。
返却・乗り換えの場合、
車両は「原状回復」がベースなので、
キズや凹みが残っていてはダメです。
その場合は追加精算で、
原状回復費用を請求されるため、
最後に思わぬ出費が必要となります。
まぁでもクルマの所有者はリース会社だから、「ちゃんと元通りにしてよ！」ってのは普通だけどね…。
でも月額コミコミと言いながら…ねぇ。
追加精算を避けるには、
契約満了時にクルマがもらえる、
車両買取OKのサブスクがお勧めです。
- 定額カルモくん
⇒乗り放題オプション（月額500円）が必要
- SOMPOで乗ーる
⇒追加オプション不要で車両買取できる
- MOTAカーリース
⇒契約満了時に車がもらえるオプション（月額550円）が必要
- コスモMyカーリース
⇒契約時に買取か返却かを選ぶ選択制
車両買取で注意すべきなのは、
オープンエンド・クローズドエンドの、
2種類の残価設定方式がある点です。
むむむ、何だかややこしそう…。こうして私たち素人を騙そうとしてるのね！
何でそんなに斜に構えてるの…？
オープンエンド方式と、
クローズドエンド方式は、
簡単に以下の違いがあります。
- オープンエンド方式
⇒契約時に契約満了後の残価がオープンに示され、その残価より市場価格が低いと差額が請求される。
- クローズドエンド方式
⇒契約時に契約満了後の残価はクローズ（示されない）であるため、市場価格に関わらず差額精算は発生しない。
KINTOは途中で乗り換えOK！
最大手のKINTOは、
契約期間中の乗り換えが可能で、
これは非常に珍しい特徴となります。
「のりかえGO」と呼ばれ、
一定の手数料を支払うことで、
期間途中でも別の車に変更できます。
手数料は乗換時期によって、
月額の1～6ヶ月分と幅があるため、
事前に確認しておく必要はあります。
ザックリと説明すると、
3年・5年プランは約2ヶ月分、
7年プランは約3～5ヶ月分が必要です。
- 3年プラン
1.5年～2年…2ヶ月分
2年以降…1ヶ月分
- 5年プラン
3年～3.5年…3ヶ月分
3.5年～4年…2ヶ月分
4年以降…1ヶ月分
- 7年プラン
3年～3.5年…6ヶ月分
3.5年～5.5年…5ヶ月分
5.5年～6年…3ヶ月分
6年～6.5年…2ヶ月分
7年以降……1ヶ月分
乗り換え後は、
契約期間も車両も変更可能なので、
ほぼ制限なく選べると思ってOKです。
KINTOは他にも、
唯一の任意保険セットであったりと、
さすが世界のトヨタという充実度です。
ただ契約車両は、
満了時には必ず返却する必要があり、
買取という選択肢はありません。
契約期間中に買い取りできますか？
回答
ご契約満了後、買い取りや契約延長はできません。
KINTOは、お客様のそのときのライフスタイルに合ったクルマにお乗り換えいただいたり、常に最新装備のついたクルマにお乗りいただくことをオススメしております。
まぁ契約内容は至れり尽くせりだし、買取できなくても不満はないかな。
価格も十分他に対抗できるもんね。
定額カルモくんはクローズドエンド
次に定額カルモくんでは、
契約がクローズドエンド方式となり、
追加精算が発生しづらくなっています。
特に明記がないサブスクでは、
オープンエンド方式であることが多く、
市場価格との差額を請求されてしまいます。
また担当スタッフに、
通常の経年変化で生じた塗装劣化は、
差額請求されないことを確認済みです。
ただし、
駐車時に擦った跡や酷い汚れなど、
通常の使用と思えない部分は別です。
- クローズドエンド方式なので、市場価格（時価）が契約時の予想を下回ったとしても追加請求は一切なし
- 通常の経年変化による塗装劣化は請求されない
- クルマにぶつけた跡や通常の使用ではつかない汚れがあれば、現状回復費用を請求される可能性アリ
そりゃ擦ってたら修理してからでないと、中古車として売れないよね…。
次に利用する人の気持ちを考えたらねぇ。
また車両を受け取りたい時は、
乗り放題オプションを追加することで、
契約満了時に車両を受け取れます。
乗り放題オプション全車種対応のご案内 21.2.17
概要
2021年2月17日より、「乗り放題オプション」を全車種に対応開始いたします。
※2021年2月17日以降のお見積もり分から新料金を適用させていただきます。乗り放題オプションとは、リース契約満了後に追加料金0円で車がもらえる（※）、月々500円のオプションです。
乗り放題オプションにご契約いただくと、車の走行距離を気にせずカーライフをお楽しみいただけます。
※名義変更など事務手続きに必要な経費はお客様ご負担となります。
乗り放題オプション適用条件
- 定額カルモくんの新車をご契約
- 7年以上でご契約
申込み方法
- WEBサイト上でお申し込み時にオプションで追加、又はご契約内容確認の際にセールス担当にお申し付けください。
月額追加オプション料金
500円/月
引用：定額カルモくん公式サイト
ただ、
毎月500円が追加で必要となるので、
契約年数で総額を計算しておきましょう。
3年で18,000円、7年で42,000円、11年で66,000円だね。ふむふむ、そんなに高くないかなぁ～。
年間6,000円で車がもらえるなら安いね。
実はこの乗り放題オプション、
以前は軽自動車含む一部だけでしたが、
令和3年2月より全車種に拡大されました。
元々はずっと一部車種だけであり、
また元通りに戻る可能性もあるので、
定額カルモくんは今がチャンスです。
SOMPOで乗ーるは輸入車対応
続いてSOMPOで乗ーるは、
契約はオープンエンド方式となり、
精算の可能性があるので注意です。
もし、
契約期間中に市場価格が下落すれば、
当初残価との差額を請求されます。
特に輸入車の特別仕様は、
値落ちが激しいのが特徴なので、
狙う車両によっては要注意です。
それって、S3とかA35とかM135iとかのホットハッチも含まれるの？
というかドンピシャでその辺かと…。
一方通常ラインと呼ばれる、
アウディならA3・A4・Q2・Q3等は、
残価をあまり気にする必要はありません。
担当スタッフに確認したところ、
通常通り使用して走行距離を守れば、
追加精算はほぼ発生しないようでした。
- 通常使用で発生する小傷程度であって、契約で定められた月間走行距離（1,000km～3,000km/月）を守っていれば追加精算はほとんど発生しない。
- ただし、ボディの凹みなどは原状回復しておかないと残価に影響する可能性がある。
（メールにて確認済み）
まぁスポーツモデル買う人には「リセールは期待できない」は常識だよね。
S3スポーツバックもそうだよねぇ…。
MOTAカーリースは自由度最強
そして契約満了時に最強なのが、
MOTAカーリースのリース契約で、
返却・買取ともに精算がありません。
まさにMOTAカーリースは、
「クルマ好き」のためのサブスクで、
改造も走行距離も完全無制限です。
そのため、
どんなカスタムをしてもOKな上に、
走行距離の制限すら全くありません。
そして契約満了時には、
そのクルマをそのままもらうか、
そのまま返すかの2択で選べます。
MOTAカーリースが凄いのは、
車両返却を選んでも追加精算なく、
原状回復の義務がないという点です。
つまり、
車両が損傷しても修理義務はなく、
そのままで返却OKとなっています。
これら内容についても、
担当スタッフにメール確認しており、
ポイントは以下の通りとなります。
- 車両の市場価格は無関係であり、残価精算は発生しない
- 走行距離完全無制限なので、過走行による追加精算も発生しない
- 返却型リースではないため、車両の改造や損傷による追加精算も発生しない
す、すごい…何でもありじゃない…。
しかもそれだけじゃなくてね。
担当スタッフのメールに、
契約満了時の車両返却について、
驚くべき内容が書かれていました。
以下、メール原文ママ
「契約終了後、弊社または指定業者が自動車を引取りにうかがいます。なお、リース終了後の返却については、自動車の損傷による車両の精算等は行いませんが、自走不可能でレッカー車等を利用しなければならない等の特別な場合には、実費をご負担いただく場合があります。」
車両の損傷よりも、
走行不能時のレッカー代を心配する、
男気溢れるMOTAカーリースは素敵です。
本当にクルマのキズは全然気にしないんだ、懐広くて惚れちゃう…。
「車好き」のためのサブスクだね。
コスモMyカーリースは選択制
コスモMyカーリースでは、
契約時に返却か買取かを選択し、
サブスクを始めることとなります。
この選択制は珍しく、
事前に車の利用方法が決まっていれば、
オトクに利用することができます。
ただ選べるだけでなく、
オープンエンド・クローズドエンドが、
切り替わる点が大きな特徴です。
返却を選んだ場合は、
クローズドエンド方式となり、
契約満了時の差額請求は発生しません。
定額カルモくんと同じで、市場価格が下がってても追加請求は無いってことだね、安心安心。
これなら気兼ねなく契約できるね。
一方車両買取を選ぶと、
オープンエンド方式へと変わり、
返却時に差額発生の可能性があります。
買取する場合は、
リース時の設定残存価格の他、
各種税金や継続車検費用が必要です。
ただこの辺りは、
ぽでのるも同じ設定なので、
業界的には横並びと言えます。
またWebサイトで問い合わせると、
コスモ石油のガソリンスタンドから、
丁寧に電話で回答してくれました。
コールセンターではなく、
実際の店舗の担当者と話せるのは、
安心できる人も多いと思います。
やっぱりFace to Faceのコミュニケーションは大切だよね。
ネットの時代でもやっぱり人だよね。
まとめ
車のサブスクリプションでは、
契約が満了した時の車両については、
返却する以外にも選択肢があります。
気に入ったクルマを、
そのまま乗り続けたいと思うなら、
買取のあるサブスクを選びましょう。
ただし車両買取時には、
市場価格との差額が生じた場合に、
追加精算が必要なこともあります。
サブスク各社によって、
精算手続きが異なっているので、
目的に応じてしっかり検討しましょう。
「そもそもサブスクって何？」という人は、
新車購入との違いやメリットを整理した、
まとめ記事を見ることをオススメします。
□アウディのアクセサリー集！
残りの70％は「非公開車両」と言って、通常は見ることができない、低走行の優良中古車（ディーラー試乗車等）や貴重なオプション装着車が数多く存在します！
プロの専任担当者が探してくれる！
