クルマは購入して所有していた時代から、「毎月定額で借りる時代」へと変わってきています。
今回は車のサブスク(カーリース)における火付け役とも言えるトヨタ「KINTO」について、全体的な仕組みや注意すべきポイント等について詳しくご紹介します。
やはりトヨタらしく抜け目ないサービスで、他のサブスクと比較して車検やメンテナンスの幅がかなり広い上に任意保険まで含まれているのは唯一といえる充実度合いです。
- クルマの維持にかかる費用は業界トップレベルのカバー率
- 任意保険まで月額コミコミなのは大きなメリット
- メンテナンスはトヨタ正規販売店で丁寧に見てもらえる
⇒トヨタ車・レクサス車ならKINTO一択!
■ KINTOサービス概要
サービス名 | KINTO |
対象車種 | トヨタ車・レクサス車 |
最も安い月額 | 14,740円~ |
契約期間 | 3・5・7年 |
車がもらえる | × |
メンテ充実度 | ★★★★★ |
特徴 | |
✔ 任意保険も月額コミコミはKINTOだけ | |
✔ メンテナンスも充実、さすがは大手トヨタ! | |
✔ 車は必ず返却する必要がある点は要チェック | |
こんな人にオススメ! | |
トヨタ車に乗りたい人は充実サポートのKINTOがおすすめ! |
トヨタの誇る任意保険+充実メンテ!
そもそも車のサブスクってどんな感じなの?という人は、車サブスクの概要をザックリ分かりやすくまとめた以下の記事をご覧いただくことをオススメします。
コンテンツ
自動車サブスク(カーリース)って?
サブスクとは「サブスクリプション」の略で、毎月定額を支払うことでサービスが利用できる商品の総称です。NetflixやApple Musicと同じ意味合いの自動車バージョンです。
クルマを購入すると、買う時も乗っている時も様々な費用がかかりますが、それらをマルッと月額定額にまとめ上げて手厚くサポートしようというのが自動車サブスクです。
よく聞く「カーリース」とは違うの?
ううん、明確な区分は無くてほぼ同じだよ。
クルマの維持費が月額コミコミ
月額支払いでも新車に乗れてオプションも好きに付けることができるので、数年おきに乗り換えたい人やいつでも新車に乗りたい人にはとってもオススメできます。
- 数年おきにクルマを乗り換えたい
- いつでも新車に乗っていたい
- 若い人で保険等級が低い人
※その他向いている人5選
頭金も不要で支払う金額は毎月定額であるため、将来のマネープランが立てやすいのも特徴です。自分で所有すると税金や車検や故障等で急な出費を求められることが多々あります。
またクルマを所有することで抱える最も大きなリスクとして故障・修理等のメンテナンスがありますが、月額には車検代・メンテナンス費用も全てコミコミなのでとても安心できます。
さらにメンテナンスプランによってはタイヤやバッテリーといった消耗品の費用まで含まれるため、本当に月額費用のみでカーライフを楽しむことができます。
KINTOの特徴
KINTOはトヨタが2019年2月に始めた自動車サブスク(カーリース)です。当時は月額でクルマに乗る方法と言えば、法人リース契約がほとんどだった時代に登場した新サービスです。
トヨタによる運営なので対象車種はトヨタ車・レクサス車のみとなりますが、さすが世界のトヨタと言わんばかりの充実したサービスで、現在は毎月1,000件を超える申し込みがあります。
サービス名 | KINTO |
対象車種 | トヨタ車・レクサス車 |
最も安い月額 | 14,740円~ |
契約期間 | 3・5・7年 |
車がもらえる | × |
メンテ充実度 | ★★★★★ |
特徴 | |
✔ 任意保険も月額コミコミはKINTOだけ | |
✔ メンテナンスも充実、さすがは大手トヨタ! | |
✔ 車は必ず返却する必要がある点は要チェック | |
こんな人にオススメ! | |
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KINTOで無料見積りしてみる!
KINTOは自動車サブスク(カーリース)の個人向けバージョンにおける火付け役です。今はたくさんある個人向けカーリースですが、最も安定していてサービスも充実しています。
さすがはトヨタだよね。しかも価格まで安いからホントびっくりだよ…。
これでも利益出てるんだよね、不思議だよねぇ。
月額には全ての費用が含まれる
毎月の月額には、車両本体価格の他にも各種税金(登録諸費用・自動車税・重量税等)・保険(自賠責保険・任意保険)・車検(車検・法定点検等)・メンテナンス費用が全て含まれます。
初めてクルマに乗る人には分からないかもしれませんが、これはクルマに乗る時に必要な費用はしっかりと網羅されており、通常使用ではこれ以外の費用は一切発生しません。
任意保険も選ぶ手間なし
現在はたくさんある自動車サブスク(カーリース)の中でもKINTOにしかないメリットとして任意保険のセットが挙げられます。
任意保険は自賠責保険とは別に加入すべき、電柱にぶつかったり他のクルマと衝突したりした時に使える大切な保険ですが、基本的にKINTO以外はサブスク契約とは別加入となります。
若い人は保険等級が低く保険料も高くなりがちですが、KINTOなら任意保険まで含んで定額であるため大きなメリットとなります。通常だと保険料は年間10~15万程度は必要となります。
他のカーリースだと、およそ毎月1万プラスで考えないといけないってコトね。
うん、これは結構大きな金額だよ。
契約年数は選べる3タイプ
次に契約年数を見ると、KINTOでは3年・5年・7年の3種類(レクサスは3年のみ)から選び、その年数の間で月額定額を支払って好きなクルマに乗ることとなります。
契約年数をより細かく指定したい人は定額カルモくんなら1~11年で1年刻みで指定できます。ただKINTOでも後述の解約金フリープランを用いれば短い期間にもきちんと対応可能です。
支払いはクレジットカードか口座振替から選べ、1~2ヶ月後に毎月請求が届くという一般的な支払方法です。
- 使用可能なカードブランド
- 請求日~引落日のスケジュール
※クリックで拡大
⇒登録日から1ヶ月単位で締めて翌月2日にカード会社へ請求。その後、各カード会社の月末~翌月の引き落とし日に支払いが行われる。
メンテナンスは業界最高水準!
続いてメンテナンスはさすがのトヨタ、これ以上ない程の充実メンテナンスで初めてのカーリースでも安心です。車検以外にも新車同様に複数のタイミングでチェックしてもらえます。
新車なので一般的な新車保証も付いている上に、車検やメンテナンスは全て正規のトヨタ販売店によるものなので隅から隅までしっかり点検・整備してもらえます。
《メンテナンス点検内容》
契約プラン | 3年/5年/7年プラン | 5年/7年プラン | 7年プラン | |||||||||||
点検月 | 1ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 18ヶ月 | 24ヶ月 | 30ヶ月 | 36ヶ月 | 42ヶ月 | 48ヶ月 | 54ヶ月 | 60ヶ月 | 66ヶ月 | 72ヶ月 | 78ヶ月 |
新車点検 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||||
プロケア10(※1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||||||
法定12ヶ月点検(※2) | ○ | ○ | ||||||||||||
車検整備 | ○ | ○ |
※1 プロケア10とは、基本的な日常点検とリフトアップで普段みることのできないお車の下廻りをプロの技術でチェックします。
※2 法定12ヶ月点検とは、12ヶ月ごとに点検が必要と国が定めた項目についてプロの技術でチェックとアドバイスを実施します。
消耗品の交換もほとんどに対応しており、以下のような一覧となっています。他社ではエンジンオイル・タイヤ・バッテリーは対象外であることも多いですが、KINTOは全てコミコミです。
- エンジンオイル
- エンジンオイルフィルター
- エアクリーナーエレメント
- タイヤ
- バッテリー
- ワイパーゴム
- ウィンド・ウォッシャー液
- エアコンフィルター
- ブレーキパッド
- ブレーキシュー
- ブレーキライニング
- ブレーキフルード
- 各種電球
- 各種電池(電子キー・カードキー等)
電池まで交換してくれるなんて…至れり尽くせり過ぎる…。
出費を心配せず安心してクルマに乗れるね。
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2つの契約プランが選べる
KINTOには大きく分けて2つの契約プランが用意されています。多くの人は初期費用フリープランを選び、途中で解約する可能性が高い人だけが解約金フリープランを選ぶという印象です。
ただ最後まで契約が続けば支払総額はほとんど一緒なので、途中解約の可能性がそこまで高くない場合はあまり神経質になって考える必要はないと思われます。
■ 2つの契約プラン概要
初期費用 | なし | 月額5ヶ月分相当 |
契約期間 | 3年・5年・7年 | 3年(再契約可能) |
ボーナス併用払い | 5.5万/11万/16.5万 | なし |
中途解約金 | 支払いが必要 | なし |
車の乗り換え時の特典 | 「のりかえGO」適用 | なし |
契約満了時の選択項目 | ・新たな車への乗り換え ・車の返却 |
・同じ車で再契約 ・新たな車への乗り換え ・車の返却 |
対象車種 | ・トヨタ車 ・レクサス車 ・モリゾウセレクション |
・トヨタ車 |
解約金フリープラン
ザックリと説明すると、前金として5ヶ月分納めることでいつでも解約できるようになるのが解約金フリープランです。通常は以下の月数に応じた解約金が必要となります。
3年契約だと以下の「■」と「□」を縦向きに合計した数の月額が中途解約金となる。
※クリックで拡大
- 例1)7ヶ月目で解約…月額の9ヶ月分の中途解約金
- 例2)18ヶ月目で解約…月額の3ヶ月分の中途解約金
- 例3)32ヶ月目で解約…月額の4ヶ月分の中途解約金
あれ?よく見たら5ヶ月分以下のところも結構多くない?
そう、実は中途解約金が安い時があるんだよね。
契約年数は3年固定ですが、その後も同じクルマに乗り続けることもでき、その際に月額が安くなる割合が初期費用フリープランより大きくなります。
再契約時にも申込金(一時金)は必要となりますが、長く乗り続けるほどに総額で見てもオトクになっていくのが解約金フリープランの特徴です。
初期費用フリープラン
一方、多くの人が加入するであろうと予想されるのが初期費用フリープランです。やはりカーリースは頭金不要ですぐに乗り始められるのが大きな魅力の1つとされています。
通常の初期費用フリープランでも解約月によっては上記図のように5ヶ月分以下の中途解約金のタイミングがあるため、そこを狙えるなら解約金フリープランに申し込む必要はありません。
ちなみに2つの契約の支払いイメージをまとめると以下のようになります。総額で見ると解約金フリープランは1回目が高く、2回目でその差額を取り戻すような価格設定となっています。
- 初期費用フリープラン
⇒初めの3年は月額4.5万円で総額162万円。次の契約では7%・12%と割引される。
⇒次の2年は月額4.1万円で総額98万円。
※クリックで拡大
- 解約金フリープラン
⇒初めの3年は申込金22.3万円+月額4万円で総額167万円となり、初期費用フリープランより5万円高い。ただし次の契約では15%・30%と割引される。
⇒次の2年は申込金11.9万円+月額3.4万円で総額93万円となり、初期費用フリープランより5万円安い。
※クリックで拡大
どちらも大きな差はありませんが、毎回高い申込金を支払う解約金フリープランよりは初期費用フリープランを選んで、中途解約する時に解約金が安い月を選べばいいでしょう。
頭金が不要で月額支払いのみでシンプルに乗れるのがカーリースの良いトコなので、そのメリットをしっかりと享受すべきかなと感じます。
「クルマ代は月額だけ!」ってシンプルに考えられる方が計画も立てやすいもんね。
KINTOは任意保険込みだからなおさらだね。
KINTOの任意保険について
KINTOには他のカーリースには無い利点として任意保険までコミコミになっている点が挙げられます。任意保険を月額に組み込めるのは、KINTOとSOMPOで乗ーるくらいです。
他のカーリースは任意保険に別途加入する必要があるため保障内容も保険料も検討する必要がありますが、KINTOは充実保障のため面倒な手続きは一切不要です。
保障内容は一般に販売されている任意保険と比べても遜色なく、車両保障も付いていてバッチリなので万が一の自損事故や交通事故の場合でも安心です。
自賠責保険 | 任意保険 | ||
事故の相手方への補償 | 死傷 | 傷害120万 死亡3,000万 後遺障害4,000円 |
対人賠償 ○ 無制限 |
クルマ ・モノ |
- | 対物賠償 ○ 無制限 |
|
契約車両に乗車中の補償 | 死傷 | - | 人身傷害補償 ○ 5,000万円/名まで |
契約車両の保障 | クルマ | - | 車両保険 ○ 免責5万円 ※2回目以降も同額 |
んんー難しいよぉ…どう見たらいいかわかんない…。
じゃあカンタンに説明していくね。
対人賠償・対物賠償は無制限
まず自賠責保険は強制保険なので全てのクルマに付帯しており、これは他のカーリースでも同様です。そもそも自賠責に加入していないと公道を走ることができません。
次に任意保険を見ると対人賠償・対物賠償は無制限となっており、相手方には法的な損害賠償を上限なく支払えるという安心な設定となっていますが、今は99%の保険は無制限です。
現在の自動車保険では対人・対物賠償という相手方に支払うための補償は無制限が常識です。交通事故で死亡したり重傷になると、自賠責の死亡3,000万円・後遺障害4,000万円は簡単にオーバーしてしまいます。
対物賠償についても精密機器を運ぶ大型トラックに衝突してしまうことによって、5,000万円以上の損害賠償を請求された事例もあるため、上限金額が無いのは大きな安心です。
人身傷害補償は充実の5,000万円
人身傷害補償はクルマに乗っている自分と同乗者を中心に補償するもので、特に自賠責は自分のケガについては支払われないので加入は必須です。
自分や同居の親族等が街を歩いていてクルマに轢かれた場合でも人身傷害補償は使えるので、自動車事故全般から自分を守るための補償と考えましょう。
1人当たり5,000万円っていうのは高いの?安いの?
高すぎるくらいだね。理想の保険を勧める時でも3,000万円くらいだから。
車両保障は免責5万円あり
車両保障は相手のいない事故、つまり電柱やガードレールにぶつかったり、いたずらや車上荒らしに遭った時に支払われる保障です。
保険あるある話では「保険料を安くするために車両保障を外す」というものがありますが、自分で駐車場に入れる時に擦ったり、細い道で曲がる時に内輪差で接触することは頻発します。
交通事故は一生に一度あるかどうかと言われる頻度ですが、自分でクルマをぶつける確率はその何倍にもなるので車両保障が付いていることは非常に安心できるポイントです。
ただし免責金額(自己負担金)5万円があるため、例えば修理20万円で保険を使った時は、保険から15万円・自分で払うのが5万円という内訳となるのでココは注意しておきましょう。
保険を使って自分のクルマを修理する時に、自分自身でお金を払って負担しないといけない金額。免責金額5万円だと保険からは「修理代金-5万円」しか払われず、5万円は自分で負担することとなる。
※ KINTOに限った話ではなく、車両保障ではごくごく一般的。
えーっ、どうして5万円負担しないといけないの~?KINTOの保険だけじゃないの!?
い、いやいやそんなことないんだって…。
他の自動車保険でも一般的に免責金額は5万・7万・10万などが設定されていることがほとんどです。免責金額0円にもできますが保険料が相当アップするためオススメできません。
保険料は一切上がらない!
もう1点KINTOに任意保険が付帯することによる大きなメリットとして、もしもの時に保険を使ったとしても一切保険料が上がらない点が挙げられます。
通常は保険を使うことで「等級が下がる」⇒「保険料が上がる」ために、その差額と修理費を天秤にかけて保険を使わないということが往々にして起こります。
KINTOでは自由に保険を使える上に使った後も毎月の月額は一切上がらないので、ホントに何も気にせずクルマに乗れる点はクルマを所有する人から見ると羨ましい限りです。
KINTOに付帯する任意保険を使ったとしても、毎月の月額は一切上がらない。また保険加入者はKINTOであるため、自分の持っている等級も下がらない。
自動車保険や等級の考え方、基本的な保障内容については別記事でまとめているので気になる人はチェックしてみてください。
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デメリットを絞り出してみる!
一見すると完ペキなカーリースにも思えるKINTOですが、どこかにデメリットは無いのでしょうか。
私から見ると全体的に非常に抜け目ないサービスではありますが、せっかくなので重箱の隅をつついてみて、不満に感じる人がいるかもしれないポイントを幾つか探してみました。
タイヤの銘柄は選べない
KINTOのメンテナンスにおける保障範囲は非常に広く消耗品もほとんど含まれているため、この点は他のカーリースを凌駕しています。
そこにはタイヤ交換も項目に含まれている一方で、銘柄を選ぶことはできません。タイヤにもスポーツ性能に優れていたり静粛性が高かったりと様々な特徴があります。
タイヤ交換の際はトヨタ正規販売店の指定するタイヤしか選べず、自分で好きな銘柄のタイヤを購入した場合その工賃は自己負担となる。
私たちも輸入タイヤでコンチネンタルからミシュランに履き替えたけど、結構違うもんね。
地面と接するから乗り味への影響は大きいよね。
タイヤは保管してくれない
夏タイヤ⇔冬タイヤの履き替え工賃は含まれますが、履いていないタイヤの保管は自分で行う必要があります。マンション住まいだと、タイヤの保管は意外と負担になることもあります。
夏タイヤ⇔冬タイヤの交換は月額に含まれるがタイヤ保管には対応していない。販売店によっては有料サービスにて保管してくれる場合もある。
中途解約は高額な違約金!
自動車サブスク(カーリース)は運営側がクルマを一旦購入して使用者に貸し出すシステムなので、途中で解約されると大きく運営元が損をするため基本的にできなくなっています。
他のカーリースでは契約満了までの全額負担を求めるケースが多いですが、KINTOでは先述の通り解約する月によって金額が異なっていて負担はかなり抑えられています。
3年契約だと以下の「■」と「□」を縦向きに合計した数の月額が中途解約金となる。
※クリックで拡大
- 例1)7ヶ月目で解約…月額の9ヶ月分の中途解約金
- 例2)18ヶ月目で解約…月額の3ヶ月分の中途解約金
- 例3)32ヶ月目で解約…月額の4ヶ月分の中途解約金
それでも月額5万円の5ヶ月分でも25万円支払う必要があるので決して安い金額ではありません。
中途解約金が求められないケースは契約者の死亡や後遺障害で運転ができなくなるといった万一の場合のみなので、原則として契約満了まで解約はできないと覚えておきましょう。
クルマの改造はダメ!
KINTOでは契約満了時には乗っていたクルマを返却するのが一般的です。再契約で乗り続けることや他のクルマに乗り換えることもできますが、基本はクルマを返却して終わりです。
クルマに乗る時にはエアロパーツ・車高ダウン・内装の追加パーツ等で自分好みに改造(カスタム)したいと考える人もいますが、KINTOではこれらは認められません。
もし契約期間中にカスタムしていたとしても、返却時には原状回復として納車時の状態に戻しておく必要があるので注意が必要です。
エアロパーツは外して、車高も上げて元通りにしないといけないってことだね…。
そう、当然そのための工賃も自己負担だよ。
カスタムを自由にしたい人は、トヨタ車も選べる「MOTAカーリース」なら改造自由・走行距離無制限かつ最後には必ずクルマがもらえるので、自分のクルマのように乗ることが可能です。
※クリックで拡大
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よくある質問(FAQ)まとめ
KINTOを利用するにあたって気になる人が多いであろう疑問点をまとめてみました。
公式サイトにも様々な質問・回答が公開されているので、契約を検討している人は一度1つ1つにザッと目を通しておいた方がいいと思われます。
解約金フリープランはお得?
- 初期費用フリープラン…契約満了が前提の場合は契約時の申込金(一時金)が不要なためオススメ。ただし、月額料金は解約金フリープランの方が申込金がある分だけ少し安くなる。
- 解約金フリープラン…途中で解約が前提となる場合は自己負担が軽くなるケースが多くオススメ。ただし、初期費用フリープランよりも満了時点の支払総額が月額料金1ヶ月分多く、契約期間途中の解約時であっても申込金は返金されない。
審査にはどれくらい日数がかかる?
審査は3営業日以内で完了します。仮審査はありませんが、申込み自体は無料で同時に審査も行うことができます。審査通過後に本契約をするかの判断が可能なので問題ありません。
購入店舗は自分で選べる?
KINTO提携販売店から、最も近い店舗やいつもお世話になっている店舗を自分自身で選べます。普段のメンテナンスも販売店で受けることになるので、慎重に選びましょう。
自分の任意保険はどうするの?
KINTOは任意保険が標準付帯であるため、自分の任意保険は使うことができません。自分の持っている等級は放っておくとゼロ(6等級)に戻ってしまうので、凍結しておく必要があります。
この凍結は「中断」と呼ばれていて、これにより最長10年間は自分の等級はそのままでKINTOの任意保険を利用することができます。
自分の等級は維持されますが、KINTO契約中は契約者がKINTOになるため自分の等級は何年経っても上がっていかないので覚えておきましょう。
KINTOを使った後に自分でクルマを買うとなると、等級が以前のままってのは残念だけどねぇ…。
まぁそこは一長一短ってことで。
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まとめ
KINTOはトヨタ発の自動車サブスク(カーリース)で、個人向けカーリースの火付け役とも言える存在です。
サービスの充実具合はさすがの一言で、いつでも店舗で相談OK・メンテナンスも充実・任意保険までコミコミと文句のつけようがない仕上がりです。
取扱いはトヨタ車・レクサス車のみなので他のメーカーに乗りたい人には全く刺さりません。しかしトヨタ車・レクサス車ならKINTO一択だと思われます。
乗りたいクルマが国産車なら他のカーリースでもほぼ対応していますが、輸入車のカーリースは「SOMPOで乗ーる」一択なので気になる人はぜひコチラもチェックしてみてください。
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