輸入車の中でも質実剛健な造りと乗り味が魅力のドイツ車に乗りたい人はたくさんいます。
ただ新車だとどうしても高くなってしまうので、今回は中古車で予算100万・200万・300万以内それぞれで購入できるモデルをササッと選別してみました。
- アウディ A3スポーツバック
- アウディ A1スポーツバック
- フォルクスワーゲン ゴルフ7
輸入車の中古車はハズレを引いてしまうと大変です。ただでさえ修理・維持にお金がかかるのに、故障ばかり起きてしまっては楽しいカーライフは過ごせません。
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100万円台で狙える中古車のドイツ車
国産車ならまだしも、ドイツ車が100万円で買えるのか疑わしいという人もいると思いますが、少し古めのモデルであれば100万円~200万円のレンジでも全然良いクルマが狙えます。
昔から輸入車を知っている人ほど「10年落ちで走行距離10万kmとかしかないのでは…」と感じハズです。なぜかというと、10年以上前はリーズナブルな入門モデルが無かったためです。
最近はまたその頃に回帰する雰囲気が出てきてるよね。ベンツもAクラス止めるんだってね。
また高級路線に戻るのかぁ…。
アウディ・A3(2013〜2021年)
アウディの人気モデルであるA3の先代モデル(8V、2013~2021年)なら、5~8年落ち+走行距離3万kmくらいなら数もあり、ボディカラー等も選べるほど十分車両も出回っています。
全幅1,800mm以下、全長4,300mm前後と大きくは無いもののしっかりと迫力を感じさせるサイズ感で、日本の道路事情にもピッタリの高級コンパクトモデルとして選ばれています。
ただ、マンション住まいの人は立体駐車場だと収まらない場合もあるので要チェックです。アウディでは下から2番目のモデルですが、安っぽさを微塵も感じさせない点はさすがです。
◎サイズ…全長4,325mm×全幅1,785mm×全高1,450mm
ひと言…全幅1,800mmに収まっている。2021年のモデルチェンジでは1,815mmへ大きく。
◎エンジンスペック
1.4TFSI…122ps/200Nm(1,400~4,000rpm)
1.8TFSI…180ps/280Nm(1,350~4,500rpm)
2.0TFSI…190ps/320Nm(1,500~4,180rpm)
◎ホイールベース…2,635mm
◎最小回転半径…5.1m
◎トランスミッション…7速乾式DSG
ひと言…S3になると6速湿式となるが、実際ダイレクト感はそこまで違わない。ただシフトアップの速度が段違い。
◎車両重量
1.4TFSI…1,320kg
2.0TFSI…1,460kg
◎JC08・WTLCモード燃費
1.4TFSI…19.5km/L(JC08)
2.0TFSI…16.0km/L(JC08)
ひと言…実燃費は大体カタログ値の60~70%が目安です。
◎タイヤサイズ…16インチ 205/55、17インチ 225/45
◎特長…バーチャルコックピット初搭載
ひと言…オプションで40,000円。ちなみに2021年以降の新型ではMMIナビ+バーチャルコックピットのセットとなった。
◎価格…税込330万~500万前後
排気量は1.4L~2.0Lの間となっており、全てが「TFSI」と呼ばれるターボエンジンとなります。2021年以降の現行モデルは1.0Lが主流なので、2倍の2.0Lエンジンは大きな魅力です。
走行距離3万km以下で見たグレード別の価格帯グラフは以下のような感じです。100万少しだと1.4TFSIが主流ですが、200万に近づくと1.8TFSIやS-line仕様も射程圏内に入ります。
S-lineは色んなオプションがパッケージになったセットなんだよね。
新車だと+約40万と結構高額なのです。
この世代はバーチャルコックピットが標準装備ではないので、中古車で探す時は必ず確認するようにしましょう。当時のオプションでは+5万くらいですが、非常に価値があります。
VW・ゴルフ7(2013〜2021)
続いては、フォルクスワーゲンの超人気ハッチバックであるゴルフ7(2013~2021年)です。先代ゴルフは丸くコロンとした造形が可愛らしく、ガソリンモデルでは1.2TSIと1.4TSIモデル、あとディーゼルの2.0TDIがあります。
こちらは全幅1,800mmとA3より可愛く見える割にそれなりのサイズです。出足は思ったより敏感で、街乗りでは意外なほど小気味よく走ります。純正ナビのDiscover Proも使いやすく、さすがはワーゲンといった印象です。
グレードは大きく3種類あり、上位モデルになるほど装備が充実してくるので中古車で探すときは1つの目安にしましょう。
- トレンドライン…エントリーグレードで、価格は安いがヘッドライトがハロゲンだったり、マニュアルエアコンだったりする。
- コンフォートライン…スタンダードなグレード。基本的な装備が揃っていてオススメ。
- ハイライン…上位グレード。マフラー2本出し・シート一部がアルカンターラ・アンビエントライトといった+αの装備が付いている。
※2013~2015年のモデルはグレードに「ブルーモーション」と入っており、初期のゴルフ7だと分かります。
アウディA3と同じく走行距離3万km以下で見ると、グレード別の価格帯グラフはこんな感じになっています。
1.2TSIの廉価グレードなら、なんと100万を切る価格でもそれなりに出回っており、ドイツ車の堅牢な足回りを心ゆくまで堪能できます。
走行距離3万km以下ならクルマはまだ全然元気いっぱいで、大きな修理は95%以上発生することはないでしょう。
BMW・1シリーズ(2015年〜)
BMWでは1シリーズなら100万円台でも十分に狙うことができます。2015年以降のデザインであればそこまで古さを感じることもありません。
2019年でモデルチェンジされた際に話題になったのは、これまで拘ってきた後輪駆動のFRを捨ててFRに生まれ変わったことです。
見た目も特徴的なロングノーズからよくあるハッチバック風に変更され、BMWファンの中では「なんでBMWがFFやねん!」と言われていました。
2015〜2019年のFRモデルでは走行距離3万km以内だったとしても、概ねどれも100万円台で購入することができます。
グレードの多くは118i(1.6L)でキビキビ走るという程ではありませんが、普段使いとしては十二分でBMW的な駆けぬける歓びを味わえます。
2019年以降のFFモデルは、エクステリアも一新されデジタルコックピットの導入等変化が多く、中古車価格はまだ200万以上となっています。
良車が揃う200万~300万の中古ドイツ車
200万を超えてくると多くのCセグメントが範囲内に収まってくるので、知らない間に予算オーバーしてしまうので要注意です。
なお、アウディに関しては100〜500万円台までの中古車全般についてマルッとまとめているので、ぜひそちらも併せて確認してみてください。
※引用・転載はご自由にどうぞ。ただし、引用・転載元の紹介として当ブログ(https://tone-edge.com/)へのリンクをご記載ください。
200万円台のアウディ・A3
アウディのA3なら2016年以降の高年式が狙えます。この世代のエンジンは1.4TFSI(30TFSI)と2.0TFSI(40TFSI)の2種類ですが、2.0TFSIは100台のうち2~3台しかないので、基本的には1.4TFSI(30TFSI)となるでしょう。
中古車では200万~400万辺りのレンジですが、新車で買うとなると400万前後は必要となります。新車だと上位グレードになるとA4と価格帯が被ってきて非常に迷いやすいです。
上のリンク先の一覧表では新車価格順に並び替えられるからとっても便利!
新車を狙う場合は必ずチェックしてみよう。
今は、月額5万円くらいからカーリース(自動車サブスク)で輸入車に乗ることもできます。車両価格・税金・車検・メンテナンス費用全てコミコミで、高い維持費も心配不要です。
アウディの他、ベンツ・BMW・フォルクスワーゲンの多くの車種にも対応している「SOMPOで乗ーる」は、輸入車に新車でサブスクで乗れる非常に数少ないサービスでオススメです。
200万円台のVW・ゴルフ7
続いてゴルフ7を見ると、こちらは2017年に大幅マイナーチェンジが施され、通称ゴルフ7.5と呼ばれています。これは0.5相当に値するほど豪華なマイナーチェンジであったことから、クルマ業界でそう呼ばれています。
ゴルフ7→ゴルフ7.5の変更点はこんな感じです。
- 前後バンパーの形状が変更
- ヘッドライトのデザインがシャープに
- リヤのウインカーが流れるように
- VW初のデジタルコックピット
- 超能力気分のジェスチャーコントロール
最後の超能力気分ってどういうこと…もしかして貶してる…?
いやいや!そんなことないよ!
ジェスチャーコントロールとは、画面前で華麗な手の舞いを披露することにより情報にアクセスできる先進的な機能です。ドライバーは正面を見据えたまま操作できる点がウリと言いながら、実際は画面を凝視しながら真剣に手の舞いを見せても反応させるのは困難を極めます。
習得には長い年月と高い技術を要求されるものの、その分クルマとの一体感を感じられます。このコロナ禍を予測していたかのようなフォルクスワーゲンの先見性、また徹底的に実用性に寄与しない強い信念に心を打たれます。私は一切この機能を貶していません。
あ…うん、まぁその…遊び心というか…ね?
私は一切貶していません。うん。
純正ナビ「Discover Pro」は標準装備となり、流れるウインカーの「ダイナミックターンインジケーター」もオシャレでイイ感じです。フルLEDのテールライトは現在でも全く見劣りしません。
自分では見えないところだけど、何となくイイよね。
何だかんだ周りの目は気になるもんね。
この世代を狙うなら、オプションてんこ盛りの「ハイラインマイスター」仕様が価格も安く絶対オススメです。1.2TSIなら200万少しから十分購入でき、走りも街乗り中心なら問題ありません。
よりトルクフルな走りが欲しいなら、割高な1.4TSIよりも2.0TDIの方が安く狙えます。
200万円台のアウディ・A1
より高年式モデルが欲しいなら、アウディのエントリーモデルであるA1スポーツバックもあります。末っ子とはいえ、乗り味はA3よりも重厚感があると感じるほど素晴らしく、しっかりとドイツ車の良い所を味わえます。
A1スポーツバックの中古車だと、2016~2018年式辺りかつ走行距離1万kmでも200万少々あれば狙えます。ただ、排気量は1.0TFSIがほとんどで、1.4TFSIになると価格がグッと上がるので、それならA3やゴルフ7の方がお得感があります。
~2015年式まで…1.4TFSIの方が数が多く、価格は1.0TFSIとほぼ変わらない
2015年式以降…ほとんどが1.0TFSIとなる。1.4TFSIは価格もグッと上がる
まとめ
新車なら400万超の憧れのドイツ車も、中古車なら100万から十分乗れるクルマが見つかります。
国産車では味わえない、走りに重点を置いたクルマ造りは実際にドイツ車に乗った人にしか分かりませんが、誰でも一度試乗するとすぐにその魅力が分かるはずです。
初めて乗る瞬間まで疑ってたけど、乗り出してすぐ違うって感じたね。
うん、最初はちょっと感動したよね。
今は昔ほど故障も少なく、日本国内どこでもサービスセンターがあるので、「何か調子がおかしいな?」と思ってもすぐに持ち込んで修理することができます。
走行距離3万km以下くらいならクルマもまだまだ元気なので、気になるクルマがあれば冒頭で紹介したズバブーンを活用して中古車も検討してみましょう!
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