ゴルフGTI Performance試乗レビュー、
やっぱりGTIと言えば誰もが気になる、
走行性能を詳しくご紹介していきます。
ゴルフGTIと比べると、
15psパワーアップしたエンジンや、
足回りの機構が異なっています。
踏み込みに対する加速感や足回り、
ステアリングの応答性等を中心に、
乗り味をチェックしていきます。
- 出足の加速感
⇒意外とゆったりしていて懐の深さを感じさせる。ゴルフ7.5やポロGTIのような飛び出す印象は皆無。
- ハンドリング
⇒スポーツモデルにしては軽く、街乗りやツーリングでは非常に快適。ただ峠やサーキットを攻めるには少々レスポンスが物足りない。
- 全開加速
⇒0‐100km/h加速は6.2秒(通常のGTIは6.4秒)と十分スポーティなタイムだが、意外と激しさは感じない不思議な加速フィール。終始ジェントルな感じが漂い、上位モデルのゴルフRといい意味で差別化されていて、普段乗りでも楽しめる印象。
- 足回り
⇒ゴルフ7.5より硬めで、フォルクスワーゲンの中でも硬めの部類に入ると思われる。ただアウディS3やベンツA35よりはしっとりしなやかで、長時間乗っていられる。しかし腰への負担が気になる人はエクスジェルで対策しておくべき。
※オススメ高級ドライブクッション!
ゴルフGTI高いなぁ…という人は、
過激な走りのポロGTIに乗れば、
きっと幸せになれると思います。
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パッキパキのシャッキシャキで気持ち良かったね!
驚きのコストパフォーマンスだね。
※新型ゴルフGTI試乗レビュー
静かで落ち着いた乗り味
電子パーキングを外して、
そろそろっと動き出してみると、
とてもゆったりと走り始めます。
非常に重厚感のある、
ドシッとして落ち着いた乗り味は、
ゴルフ7.5とはすぐ違いが分かります。
エンジンも1.4Lと2.0Lなので、
単純に車両重量も違うものの、
さらに剛性感が増したように感じます。
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ゴルフ7.5は軽快で、
街乗り専用のような印象ですが、
やはりゴルフGTIは凄みがあります。
同じGTIではポロGTIがありますが、
あちらは非常に元気な走りが魅力で、
隠れた名車のような気さえします。
ポロGTIと比べると、
ゴルフGTIの方が性能は高いものの、
軽快で過激な印象は全くありません。
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ゴルフGTIでは、
まさにドイツの高級モデルらしい、
抜群の安定感に支えられています。
アウディA1とも似たような、
重厚感のある乗り味が心地よく、
街中を流していてもいい感じです。
![](https://tone-edge.com/wp-content/uploads/a1-drive2.jpg)
アクセルを強めに踏み込んでも、
急加速するそぶりは全くなく、
あくまでもジェントルに加速します。
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結構踏み込んでも、エンジンは勢いよく回る感じは無かったね。
もう少し激しいのを期待してたけど。
ただ加速感はかなり長く続き、
80km近くの速度に達しても、
スーッと滑らかに加速していきます。
通常のゴルフ7.5と比べると、
明らかに質感の高い乗り味で、
少し運転するとすぐに分かります。
ゴルフGTIの方が車重が重く、
アクセル反応も緩やかなため、
ゆったり感じるのかもしれません。
出足は少しゆったりですが、
その後は程よいレスポンスで、
どこで踏んでも同じ加速感です。
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しかし、
決して遅く感じることはなく、
踏み込めばしっかりと加速します。
踏み込んだ瞬間は緩やかですが、
エンジン回転数が上がるにつれて、
気持ちよく速度も上がってくれます。
ただGTIと聞いて思い浮かべる、
激しめの乗り味という感覚は無く、
とっても大人な印象で驚きました。
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やっぱりゴルフRと比べると、大人しめな印象はあるかな。
そこはモデルごとの棲み分けなのかな。
ゴルフシリーズである、
ゴルフ7.5とGTIとRの3車種は、
まとめ比較もぜひご覧ください。
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スポーツ走行をしてみると?
やはりGTIモデルなら、
スポーツ走行は必須条件なので、
少し攻めて走ってみました。
まずは、
走行モードをスポーツに変えて、
車両性能を引き出せるようにします。
ステアリングはスポーツモデルらしく、
プログレッシブステアリングにより、
より機敏な操作が可能になっています。
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この機構があることによって、
舵角によってギア比が累進的に変わり、
同じ切り方でも曲がる量が増加します。
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まずは、
車が少ない道路に入ったところで、
アクセル全開で加速してみました。
すると、
割と長めのターボラグの後に、
「穏やかな急加速」が始まりました。
加速の息はかなり長いものの、
ガツンとくる刺激的な感じは無く、
あくまでも紳士的な雰囲気を保ちます。
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0-100km/h加速タイムは、
スポーティと言える6.2秒ですが、
実際はそこまでの速さは感じません。
またゴルフGTIの6.4秒とは、
0.2秒というわずかな差であるため、
おそらく体感はできないと思われます。
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ゴルフRはやっぱり速いね!300psくらいあるんだっけ?
ゴルフRは310ps/400Nmだね。
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レブリミットまで回ると、
自動的にギアチェンジしますが、
その時もフォォン…と緩やかです。
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この加速の挙動を見てると、出だしは踏み込みの調整が必要だね。
ガリガリ鳴ってた昔のA3みたいだね。
7速の湿式DSGは、
相当スムーズに変速しますが、
変速スピードは抑えられています。
一方アウディS3では、
パキパキッとシフトアップするため、
同じDSGでも心地よさは相当違います。
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DSGとSトロニックはほぼ同じなのに、テイストが随分違うんだね。
過激さはゴルフRに任せる感じ?
次にハンドリングを見るために、
車線内で左右に急ハンドルを切ると、
軽さに反して機敏に反応してくれます。
切り始めは少し緩く、
反応は0.5秒くらい遅れますが、
ある程度までは気持ちよく走れます。
ただ、
スキール音を鳴らすような走行だと、
少し追従しきれないような印象です。
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右に切って左に切ってと、
目まぐるしく切り替えるには、
反応のラグが少々気になります。
プログレッシブステアリングは、
間違いなく効いてはいるものの、
S3のような極端な反応ではありません。
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S3は車内で私の髪がなびくほどキレが良いもんね。
逆に言うと人工的とも言えるけどね。
ゴルフGTI Performanceでは、
基本的な設定が穏やかなため、
スポーツと言っても控えめです。
峠でスポーツ走行するときは、
80km/h付近で流すくらいなら、
全然気持ちよく走れると思います。
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しかし、
フルアクセルにフルブレーキを使い、
追い込むような走り方は困難です。
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急ブレーキ踏んでハンドルをガリガリ切って、またフルアクセル踏んでってやつね。
うん、そういう走りは少し難しいかも。
あくまでも、
気持ちよく快適なスポーツ走行を、
ゆったりと楽しむのに向いています。
ワーゲンでは硬めの足回り
ステアリングを握っていると、
路面の情報が手のひらに細かく伝わり、
これぞドイツ車!な走行フィールです。
段差にはそれなりに反応し、
ドドッという突上げは一瞬ありますが、
すぐに姿勢変化が収まって心地良いです。
ただ路面の細かな情報は、
ほとんど拾い上げて伝わるため、
初ドイツ車だと疲れるかもしれません。
タイヤも結構大きめで、
スポーツ仕様では全然普通ですが、
足回りはきっちり締まっています。
ゆったりと乗りたい人は、
レグノ等のコンフォートタイヤなら、
また乗り味は全然異なってきます。
ちなみに輸入車のタイヤは、
国産車とはピッチが異なっていたりで、
スムーズに交換できない時があります。
カタログ等でチェックしたはずでも、
細かなスペックが違ってセットできずに、
交換してもらったという話も聞きます。
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輸入車のタイヤって意外と置いてなくて、お店の人も自信なさげだったりするよね…。
こっちは全然分からないのにねぇ…。
そんな時はタイヤフッドなら、
輸入タイヤを豊富に揃えているので、
ゴルフGTIに合うタイヤがすぐに見つかります。
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無料6ヶ月パンク保証と、
全国約5,000店舗での無料交換予約付きで、
サクッとタイヤ交換が完了します。
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もう1つ有名なオートウェイはどうなの?
アジアンタイヤとかの低価格タイヤなら最安が見つかるかも。
首や腰が突き上げで辛いなら
ゴルフGTIは、
さすがスポーツモデルと言うべきか、
他のワーゲンと比べると足は硬めです。
通常のゴルフに乗り慣れていたり、
国産車からの乗り換えだったりすると、
結構違うので驚く人もいそうです。
思い通りに操れる点は魅力ですが、
接地感が強く突き上げも強いため、
人によっては腰が辛いかもしれません。
オートバックス等で買える、
シートクッションをお尻に敷くと、
多少はマシになるのではと思います。
しかしそれだけでは、
完全に負担ゼロとはいかず、
身体の疲労が残る可能性があります。
少し値は張りますが、
安心の日本製で50年以上の歴史があり、
医療現場でも人気の商品があります。
その名は「エクスジェル」で、
弾力があるけど不思議と柔らかい、
独自開発の素材が身体を守ります。
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医療現場やカーレースでは、
現在も実際に使われている所からも、
その信頼性は折り紙付きと言えます。
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値段は張るけど技術に裏付けされたものだし、健康には変えられないもんね。
まぁ一度買えば長く使えるしね。
ただ運転時の腰痛の原因は、
実は車自体にあることもあるので、
気になる人はチェックしてみましょう。
小物アクセサリーのお買物!
ここで少し休憩して、
VWに関するグッズ等を、
いくつかご紹介したいと思います。
まずは、
ポロGTI・ゴルフGTI・ゴルフR等で使える、
カーボン仕様の本格派パドルシフトです。
見た目のカッコよさだけでなく、
スポーツ走行でも非常に操作しやすく、
実用性もあってオススメです。
※アルミ製
続いて次は、
インテリアをスポーティに彩る、
メッキ仕様のクールなシフトノブです。
アウディ仕様のRSモデル用や、
VWでは「GTI」や「R」等から、
自分の好きなデザインが選べます。
番外編として、
空気清浄機やコインケースも、
オススメ5選としてまとめています。
まとめ
ゴルフGTI Performanceは、
GTIの中でも強化された車両ですが、
走りは意外とジェントルでした。
速い遅いという勝負ではなく、
快適で気持ちよいという意味での、
スポーツモデルなのだと感じました。
フォルクスワーゲンのGTIは、
モデルにより走行フィールが異なり、
目指すポイントもそれぞれのようです。
では最後に、
これまでの全ての項目を合わせて、
総合的に評価してみたいと思います。