よく「国産車と比較すると外車は壊れやすい」とまことしやかに言われており、そのことにより輸入車を買うのをためらう人も多くいます。
しかし、日本自動車初期品質調査(IQS)という故障率を数値化したグラフを見ると、意外と故障が多いワケではないことが分かります。
■ 日本自動車初期品質調査(IQS)の累計値ランキング(2021~2023年)
※ 不具合指摘の数値が少ないほど「故障が少ない=壊れにくい」と考えられる
上記の結果を元に、外車(輸入車)について故障が少なく壊れにくい(IQSで言う不具合の指摘が少ない)メーカーを順に並べると以下の通りです。
- 第1位:BMW
- 第2位:アウディ
- 第3位:MINI
- 第4位:ベンツ
- 第5位:フォルクスワーゲン
他に輸入車メーカー別の欠点をまとめた記事もあるので、「やっぱり輸入車が不安!」という人はぜひチェックしてみてください。
※ベンツの欠点3選
※BMWの欠点3選
※アウディの欠点3選
コンテンツ
J.D.パワーのメーカー別品質調査
「クルマの壊れやすさの数値化なんてできるはずないじゃない!」と感じる人も多いと思いますが、実は自動車業界の中ではよく知られている1つの指標があります。
それはJ.D.パワーというアメリカの企業が毎年発表している、日本自動車初期品質調査(Initial Quality Study:通称IQS)と呼ばれる調査です。
新車購入者を対象に、破損や故障だけでなく使いづらさや分かりづらさといったユーザーが感じる不具合経験を9カテゴリー221項目について聴取してまとめたものです。
■ IQS調査カテゴリー一覧
この調査では自動車パーツの品質について100台ごとの故障等の不具合が指摘された数を指標として用いており、数値が大きくなるほど壊れやすいという目安となります。
国産車・外車ともに過去3年分の調査結果を一覧にまとめてみると以下の通りです。結果を見ると、意外と年度ごとに数値の上下幅が大きいことが分かります。
■ 日本自動車初期品質調査(IQS)のランキング一覧(過去3年分)
2023年 | 2022年 | 2021年 | |
ベンツ | 226 | 175 | 228 |
BMW | 172 | 176 | 195 |
アウディ | 201 | 202 | 174 |
MINI | 188 | 213 | 191 |
フォルクスワーゲン | 273 | 232 | 222 |
レクサス | 147 | 169 | 111 |
トヨタ | 158 | 145 | 143 |
三菱 | 172 | 138 | 160 |
ホンダ | 131 | 126 | 127 |
日産 | 158 | 142 | 124 |
スズキ | 136 | 131 | 134 |
マツダ | 175 | 138 | 151 |
スバル | 146 | 145 | 144 |
ダイハツ | 131 | 116 | 120 |
ラグジュアリーブランド平均 | 183 | 176 | – |
マスマーケットブランド平均 | 149 | 137 | – |
※ 指標上、壊れやすい上位3メーカーを赤色・壊れにくい上位3メーカーを青色で表記している
数値だけだと少し視覚的に分かりにくいので、過去3年間の指標を合計したものをグラフにまとめてみると以下の通りです。棒グラフが長いほど壊れやすいという見方となります。
一覧表の上部が国産車、下部が輸入車となっていますが、こう見るとやはり国産車の方が不具合は発生しづらいというコトが分かります。
■ 日本自動車初期品質調査(IQS)の累計値ランキング(2021~2023年)
※ 不具合指摘の数値が少ないほど「故障が少ない=壊れにくい」と考えられる
国産車ではダイハツが最も壊れにくく、輸入車はベンツ・BMW・アウディのドイツ御三家はほぼ同程度の指標となっています。
ドイツ車歴15年超の私の感覚としては、確かにゴム部品や電気系統の摩耗や故障は国産車+15%くらいの印象です。
まぁでも、15%増しで壊れるって聞くとそれなりのような気もするけど。
でもそれ以上にドイツ車は個体差が凄いから…。
世界一壊れにくいトヨタ・ハイラックス
世界一壊れにくいクルマはトヨタ・ハイラックスだと巷では言われていて、南アフリカや南米といった世界中の過酷な環境でも安全に乗れる車両として設計されています。
イギリスのBBCで2003年に放映されたトップギアと呼ばれる番組ではハイラックスの超過酷な耐久性テストが行われており、2,700万超の再生回数を誇り注目を集めました。
大木にぶつけて・海に沈めて・燃やしてってしてもまだ走れるんだよね、スゴい!
でも、トヨタの開発の人も「ここまではしないよ」って苦笑いしてたよね…。
上記の日本自動車初期品質調査(IQS)試験はクルマとしての安全性だけではなく、エアコンの効きがイマイチ・シートが座りづらいといった不具合全般が対象です。
そのため、単純に過酷な環境で長く使えるという意味の「壊れにくい」指標ではありませんが、それでもトヨタは毎回安定したランキングに位置しています。
開発陣によるとハイラックスは「ライフを支えるクルマ」とされていて、通称トヨタスタンダードと呼ばれるトヨタの安全基準を軽く超える水準で仕上げられています。
万が一走行不能になる時もある程度前兆を示すように設計されているため、長期間の走行や過酷な状況にも事前に対策が施せるように配慮されていたりもします。
他にはけん引するのにモーターの発熱が凄いから、電動化にはもう少し時間がかかるという話もあるね。
まぁアナログの方がイメージに合っててカッコいいけどね。
壊れにくい外車(輸入車)トップ3
ここからは上記のJ.D.パワーの調査結果を元に、壊れにくい外車トップ3について見てみます。ラグジュアリーブランドとしては、レクサスを除いて全てがドイツ車となっています。
そのため、ボルボやプジョー、アルファロメオといったドイツ車以外の外車は除いた中での故障しないメーカーランキングということになります。
ドイツ車以外の外車の故障頻度ってどんな印象なの?
ボルボやプジョーはドイツ車と同じくらいじゃない?アルファロメオは…そういうクルマじゃないしねぇ…。
ちなみに厳密には第3位にMINIが入ることとなりますが、BMWの傘下なのでランキングからは割愛しています。
MINIはヘッドライトカバーの日焼けによるクラック・ディーゼル用フィルター(DPF)の目詰まり等が頻繁に発生すると言われています。
第1位:BMW
2023年のJ.D.パワーの調査結果によると、最も壊れにくい外車は走りにこだわるBMWとなります。
BMWは新車保証も充実しており、基本の3年保証に加えて任意で5年保証・7年保証まで延長して加入することが可能です。
エンジンやトランスミッションは5年程度で壊れることはほぼありませんが、ナビゲーションシステムやパワーウィンドウは不具合が起きることも少なくありません。
しかも今はシステム系は全部一体だから修理が高いんだよねぇ…。
ケーブル1本だけ交換とかは難しいからね。
他にもタイヤパンク補償やホイール補償もあり、もしもの時に備えて幅広い安心サポートを受けられるのが魅力と言えます。
パンク補償はタイヤ販売店でも数少なく、あったとしてもほぼ全てが有料です。唯一無料パンク補償が付くのは「タイヤフッド」くらいで、無料で6ヶ月パンク補償が付帯します。
第2位:アウディ
2023年の日本自動車初期品質調査(IQS)によると、ブランドスローガンとして「技術による先進」を掲げるアウディが第2位となりました。
私はアウディに15年以上乗っていて、A3スポーツバックに8年乗り、今はS3スポーツバックに7年以上乗り続けていますが、確かに大きな修理はほぼ発生していません。
これまで経験してきた故障や修理については、異常に気付いた時の状況や修理内容・具体的な金額を詳しく以下のリンク先にまとめていますのでぜひ参考にしてください。
これまでに経験した修理で最も大きかったのは、エンジン冷却水(クーラント)を管理するサーモスタットと呼ばれる部品の交換で約250,000円かかりました。
しかしそれ以外は、タイヤ交換やオイル交換、バッテリー交換といった国産車でも定期的に必要な部分のみで安定して維持することができています。
定期的かつ負担が大きいのはタイヤですが、タイヤ通販を利用することで店舗より2~3割は安く手に入り、無料で交換予約もできてとっても便利です。
私が最もオススメするタイヤ通販は「タイヤフッド」、次が「オートウェイ」です。その他も含めてタイヤ通販人気ランキング11選として以下のリンク先にまとめました。
第3位:ベンツ
ベンツはJ.D.パワーの調査結果によると、2022年のみドイツ御三家で最も故障が少ないメーカーとされていましたが、その他の年度では意外と最下位や下から2番目といった感じです。
ただ、ベンツはオーナーに法人が多いため細かな点でも不具合として指摘される可能性があること、M-BUXの音声認識が挑戦的であることも原因に含まれるのではと考えます。
M-BUXが挑戦的っていうのはどういうコト?
相当幅広く音声認識できると思われてるから、反応しなかったり誤動作したことが不具合として指摘されてると思うんだよね。
2023年の調査では「車載音声認識の不具合指摘」は最も増加した項目で、音声認識コマンドの誤認識について2023年では74%もの人が指摘しています。
また車載ナビが使いにくい・分かりにくいといった指摘も最も不具合指摘が多い項目の1つで、ベンツの多機能さが裏目に出ている部分もあると思われます。
そのため、IQSの数値としては低く出てしまっているベンツですが、周囲の話を聞いていると実際にはそこまで故障頻度は高くないのではと感じます。
輸入中古車のメリット・デメリット
輸入車は所有欲を満たしてくれるだけでなく、高い安全性や走行性能といった実益的な魅力もたくさんあるため、多くの人の心を魅了しています。
輸入車の提供してくれる満足感については、以下のリンク先でも詳しく解説しています。単なる移動手段だけでなく、その移動時間を豊かにしてくれるのが最大の価値と言えます。
そんな輸入車が手を出しやすい価格で買える中古車について、メリットとデメリットを簡単に整理してみましょう。
メリットは価格が安いこと
やはり、輸入車を中古車で購入することの最大のメリットは価格が安いことです。
ベンツ・BMW・アウディのドイツ御三家の5年後の値落ち幅を一覧表にまとめると以下の通りです。どのメーカーも5年落ちだと概ね半額程度となります。
■ ドイツ車の5年後における価格下落幅
車種名 | 新車価格平均 | 中古車価格平均 | 下落割合 |
アウディ・A4 | 614万円 | 274万円 | 56% |
ベンツ・Cクラス | 641万円 | 386万円 | 40% |
BMW・3シリーズ | 632万円 | 334万円 | 48% |
※1 新車価格平均…2019年式の全グレードにおける新車価格の平均額を算出
※2 中古車価格平均…カーセンサーにて、2019年式の全車両における平均額を算出
ベンツ40%・BMW48%と比べるとアウディだけが56%と半値以下となっており、ドイツ車の中ではアウディが最も安くなっています。
アウディの中古車が安い理由や後悔しないためのポイント、カッコいいけど安く手に入る狙い目の中古車については以下のリンク先記事で徹底解説しています。
意外と200万円台でも十分新しくて状態の良いクルマが狙えるからね。
最近はキレイな輸入中古車も多いしイイ感じ。
デメリットは維持費が高いこと
逆に輸入中古車のデメリットは、新しくても2~3年、古くなってくると7~8年以上年式が落ちるため故障・修理がどうしても多くなってしまうことです。
私はA3スポーツバックに8年・その後S3スポーツバックに7年以上と、これまでアウディに15年以上乗り続けていますが、やはり維持費は国産車よりは高くなります。
故障頻度は国産車と比較して何倍も多いという印象はありませんが、Cセグメント(A3、Aクラス、1シリーズ)でも部品代は1.5~2倍はかかると考えておきましょう。
作業自体は国産車と変わらないから、工賃はプラスαで済むんだけどね。
それでも1時間作業で2,000~3,000円は違うかなぁ。
A3スポーツバックとS3スポーツバックで経験した故障やその内容・実際にかかった修理費は以下のリンク先に全て詳細に書き留めているのでぜひ参考にしてください。
壊れにくくオススメの外車3選
J.D.パワーの調査結果や世論、巷でよく耳にする評判等を総合的に判断して、ボディタイプごとの壊れにくいオススメ外車を1つずつピックアップしてみます。
走りだけならイタリア車のアルファロメオも非常にイイのですが、「最近は壊れない!」と言っててもやはり運転中に突然止まるなんて話を聞くので、オススメからは除外しています。
ちょっと、名指しで批判したら怒られちゃうっ!
「なに、壊れただと!…愛着湧くだろ?」みたいな…。
壊れにくい外車セダン:BMW・3シリーズ
壊れにくい外車でセダンならBMW・3シリーズが挙げられます。どのメーカーも主力モデルのため様々な装備やテクノロジーが採用されています。
3シリーズはBMWで最もスタンダードなセダンモデルで、ツーリングもありますが、売上実績では概ねセダン:ツーリングで3:2となり1.5倍ほどセダンの方が人気があります。
前後重量配分50:50を追及しているだけでなく、全てのモデルがFRもしくは4WDとなっていて走りにこだわっているのが3シリーズの魅力です。
また、上位モデルの5シリーズと見比べても知らない人には違いがあまり分からないので、意外とハッタリが効くという一面も持ち合わせていたりします。
■ 3シリーズと5シリーズの見た目比較
BMWに詳しくなくても、クルマ好きなら「何か小っちゃくね…?」って感じるからバレるんだけどね。
5シリーズだと全幅1,9m&全長5mだもんね…。
壊れにくい外車SUV:アウディ・Q3スポーツバック
アウディは先のJ.D.パワーの調査でも、ドイツ車ではBMWに次ぐ壊れにくさであり、実際に15年以上乗っている管理人からすると「BMWより壊れにくい」感覚があります。
BMWと比較してアウディオーナーは豪快な人というよりは細かな点が気になる繊細な人が多いと感じるので、不具合指摘も重箱の隅をつつかれているような印象です。
まぁ偏見といえば偏見だけど…、周りのアウディとBMWオーナーを比べるとそう感じるよね。
BMWは名前だけで乗る人もかなり多いから…。
壊れにくい輸入車SUVとしては、アウディ・Q3スポーツバックは価格以上のクールな見た目で、アウディの高い品質も味わうことができてオススメと言えます。
SUVクーペの流行りに乗って発売されたモデルですが、流麗なルーフラインとアウディらしい洗練されたボディデザインで人気を博しています。
壊れにくい外車ハッチバック:BMW・1シリーズ
壊れにくい外車のハッチバック部門としては、BMWの1シリーズが走りも良くてオススメです。ガソリンエンジンは3気筒1.5Lターボですが、思ったよりもキビキビ走ります。
駆動方式がFRからFFに変更されたため、これまでのロングノーズからよくあるハッチバック的デザインに変更となりましたが、FRに拘りが無ければイイ感じに見えるハズです。
よくある故障としては電装系の球切れやセンサーの接点不備や劣化によるエラーメッセージが多いですが、それほど高額修理とはならず消耗品の交換で済むことが多いです。
少し費用のかかる不具合としてはエンジンオイルやクーラント(冷却水)漏れが挙げられ、こちらは3~10万程度の修理費用がかかることもあるので注意が必要です。
まぁそれでも輸入車だって最近は随分と壊れないようになったよねぇ。
ドイツ御三家は基本的にどれも安心かな。
長く乗れる外車は「新車」か「認定中古車」
クルマが故障せずに最も長く乗れる方法は、やはり新車を購入して新車保証を付けることです。最低でも3年・5年は保証が続き、維持費は車検費用とタイヤ交換くらいでOKです。
車検費用とタイヤ交換ってそれぞれいくらくらいなの?
んー、安いと車検もタイヤ交換も10万くらいで済むんじゃないかな。
中古車で購入する場合は、各ディーラーの認定中古車を利用することで第三者の念入りな点検が実際され、整備の行き届いたクルマを手に入れることが可能です。
ただし、認定中古車でも検査に引っ掛からない状態のイマイチなクルマもあるため、リスクがゼロには完全にゼロにはならない点は要注意です。
「非公開車両」で手軽に品質の良い中古車を手に入れる
中古車では「非公開車両」を探すことで、上記の認定中古車よりもさらに状態の良いディーラー試乗車も見つけ出せる可能性が高まります。
非公開車両とは、前オーナーから買い取られてから再販売するまでのクルマのことで、人気グレードや好条件のクルマが多く存在しています。
人気のある中古車は市場に出るとすぐに売れてしまうため、上手く掴むことが難しくなっています。中古車サイトでも新着通知をメールで知らせる機能があり競争が非常に激しいです。
非公開車両は通常では見ることができませんが、地元の販売店や修理工場と仲良くしているとコッソリ教えてくれたりもします。
しかし、数は少ないですが「非公開車両」を探すことのできるサービスが存在しており、その中で最も人気のあるサービスが中古車お探しサービスの「ズバブーン」です。
「ズバブーン」なら無料でプロの専任担当者が付くため、「150万までで低燃費なSUV」「200万までの輸入車のスポーツモデル」などと伝えるだけでクルマを探してくれます。
今でも毎日500台が登録される車両の中には非公開車両も多く混じっていて、タブレット端末等を見ながら希望の車種・グレードを探していくことができます。
しかし、こういった非公開車両を探せるサービスは年々ドンドン数が少なくなっているので、なるべく安く欲しいクルマがある人は早めに利用してみることをオススメします。
プロの専任担当者がクルマ探しのお手伝い!
また、安心できる輸入中古車は「楽天Car中古車販売」でも探すことができ、多くのケースで30,000〜100,000ポイント超の大量の楽天ポイントが手に入ります。
グーネットとも提携しているため、グーネットと同じクルマなら楽天ポイントが付く「楽天Car中古車販売」の方がオトクです。
また、楽天Car直販のクルマだと、現在はまだ台数が少ないものの仲介料のカットによりさらに格安かつ充実保証で購入が可能です。
直販の場合は完全オンラインで手続きが完結するのも特徴だね。家に居ながらクルマが買えるなんてスゴい!
1対1で担当者が付いてくれるよ。
輸入車に安心して乗るには
アウディやベンツ・BWMを中心とする輸入車は、昔ほど維持に法外な金額はかかりませんが、それでも国産車と比較すると高額です。
やはり、輸入車は買う時もメンテナンスする時も上手に探すことで最大限費用を抑えてカーライフを楽しみましょう。
まずは今の愛車を高く売る!
輸入車への乗換を考えるには、まず今乗っているクルマを高く売る必要があります。
ディーラー下取りを選ぶ人は多く、確かに手間はかかりませんが、実際の相場価格より30~50万以上安く買い叩かれることも少なくありません。
やはりクルマが最も高く売れるのは昔から一括査定で、今でも高い人気を誇ります。実際に車屋さんの社長が「絶対に一括査定の方が高い」と言い切っていることからも伺えます。
車買取サービスには様々な種類があり、どれを選ぶか迷うところではありますが、各社の特徴と併せて最も大切にすべきポイントは「豊富な利用実績」を持っているかどうかです。
しつこい営業電話・強引な買取交渉等のトラブルも耳にするだけに、高く売れることは大前提として、リピーターを含む多くの人が利用するサービスは信頼に値すると考えます。
数ある一括査定サイトの中から、厳選したオススメ人気ランキング7選として記事にまとめているので、安心して手間なく高く売りたい人はぜひ一度参考に見てみてください。
- 【一括査定】ナビクル…利用実績400万件超の人気を誇る最もオススメの一括査定サイト。無料登録後すぐに買取相場が分かる。
- 【オークション形式】MOTA車買取…オークション形式での入札後、上位3社(最大)に対して一括査定を依頼できる手間なく・高くを両立した新しい車買取サービス。直近1年間で利用者が9倍に増えており人気急上昇中。
- 【低年式・過走行向け】カーネクスト…海外への豊富な販売網を活用し、10年落ち・走行距離10万km超といったどんなクルマでも0円以上買取保証が大きな魅力。無料で全国どこでも引取り・手続きOK。
ディーラー修理が20%OFFになる!
輸入車のディーラー修理は高く感じませんか?
実はディーラーに修理を頼んでも実際は下請けが作業していて、ディーラーの看板代が上乗せされていることも多くあります。
全国200店舗以上を構える「buv.LABO」は、修理工場の90%が輸入車ディーラーの下請業務に携わっており、抜群の信頼度を誇ります。
「buv.LABO」って何て読むのかな、…ばぶらーぼ?
これは「ぶーぶらぼ」と呼ぶんです。
「buv.LABO」ではディーラーと同じ品質・同じ安心が得られる上に、中間マージンが一切無いために最低でも20%は安くメンテナンスが可能です。
- チェックランプが点灯している
- バッテリーが上がってしまった
- クルマから異音や異臭がする
- ぶつけた小キズを修復したい
上記のようなトラブルが起きたら、ぜひ一度電話かメールで「どれくらいかかりますか?」と聞いて無料見積りをしてみましょう。
運営スタッフの方に費用の目安を確認したところ「ディーラー見積りをお持ちなら20%OFFは堅い」とのことなので、高額修理でお悩みの人は一度相談してみるべきです。
スタッフの方に直接聞いたところ、ディーラーで取ったメンテナンスの見積りから工賃は20%以上OFFとなるケースが多いとのお話をいただいています。高額修理でどうしようか悩んでいる時は、一度相談してみて損はないハズです。
タイヤ交換は店舗型より通販が安い
アウディ等の輸入車は大径タイヤが多くカッコいいですが、価格もそれだけ高くなります。
タイヤ交換はタイヤ通販なら人件費・流通コストが抑えられ相場より1~2割安くなる上に、無料でタイヤ交換予約ができるので非常に便利です。
今はタイヤ通販といってもたくさんあるので、タイヤ通販オススメ人気ランキング11選として別記事に分かりやすくまとめました。タイヤの安い店ランキングとしても活用できるハズです。
タイヤ通販の中でも、アジアンタイヤを中心とした格安輸入タイヤで「とにかく激安タイヤや激安タイヤ・ホイールセットが欲しい」という人向けに、激安タイヤも調べてみました。
私たちとしては価格と性能のバランスを重視して欲しいところだけど、とにかく安く!という人もたくさんいるもんね。
今、日本で販売される輸入タイヤは普通に走る分にはどれも全然問題はないけどね。
無料6ヶ月パンク保証のタイヤフッド
もう1つはオートバックス&三菱商事グループの巨大企業2社が運営するタイヤフッドです。
こちらもネットでタイヤ購入&無料取付予約がネット完結する便利なサービスです。レビュー投稿するだけでAmazonギフト券がもらえるのでこちらもオススメです。
オートバックスや大手ガソリンスタンドと提携しているので、人が多い店舗で安心してタイヤ交換できるのが魅力です。
さらに無料6ヶ月パンク保証が付くのでもしもの時も安心です。最長2年間のプレミアム保証に入れば、1本のパンクでも4本全て交換してくれるという太っ腹なサービスとなります。
■タイヤフッドのタイヤ保証一覧
保証料 | 無料 | 550円/本 | 約1,500円/本 |
保証期間 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 24ヶ月 |
対象本数 | 1本から保証 | 1本から保証 | 4本の購入が必要 |
交換条件 | パンクしたタイヤのみ | パンクしたタイヤのみ | 1本パンクで4本とも新品交換 |
その他 | 取付工賃・新品交換保証つき | 取付工賃・新品交換保証つき | 取付工賃・新品交換保証つき |
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年間250万本を販売するオートウェイ
オートウェイは年間250万本以上のタイヤを販売する大手ネット通販で、アジアンタイヤを中心とした低価格タイヤが主力となっています。
取付予約は「タイヤピット」と呼ばれる無料予約サービスがあり、全国3,300店の提携店舗から選べます。必ずご近所の整備工場が見つかるので、遠くまで交換に向かう必要もありません。
購入タイヤは直接タイヤピット取付店へ送付されて、送料無料なのも嬉しいよね。
タイヤは送料負担だと大変だから助かるね。
適合タイヤを調べる時は、カタログやドア内側を見なくてもオートウェイのWEBサイト上ですぐに分かります。ポチポチと選択していくだけなので楽チンです。
お店で調べてもらうと時間がかかったり・間違って注文されることもあります。ネットだと間違いもなく、サイズやブランドからも調べられて便利に感じるハズです。
まとめ
J.D.パワーの調査では僅差でBMWが最も壊れない輸入車ということになりますが、他のベンツ・アウディ・ワーゲンもそこまで故障率は変わらない印象があります。
ただ、修理費用は国産車の1.5~2倍程度は必要となるため、どうしてもメンテナンスコストが不安という人は新車を購入するのが最も安心だと思います。
でも、新車が買えないから中古車を探してるんじゃないの?
だって安さと故障率はどうしてもトレードオフになっちゃうから…。
また部品代や工賃を考えると、車両価格の安いワーゲンの方がむしろ全期間の維持費は安くなるハズなので、まずはポロやゴルフから始めてみるのもいいかもしれません。
ゴルフ7やゴルフRについては、中古車相場やグレード・オプション等について詳しくまとめた「中古車購入マニュアル」の記事もあるので、ぜひ以下リンク先よりご覧ください。