車に詳しくない人が、
外車と聞いてまず思い浮かぶのは、
ベンツという人が多いと思います。
とにかく高級車というイメージですが、
本当に一番高い自動車なのかどうか、
他の外車と比べてみたいと思います。
今回は同じドイツ車の括りとして、
「ドイツ御三家」とも呼ばれている、
ベンツ・BMW・アウディで比較します。
ベンツは高級車の代名詞と言われるメーカーですが、実は意外な欠点もあることを見逃してはいけません。
ドイツ車歴15年超のアウディ・S3スポーツバックオーナーが考える、ベンツの欠点5選を以下のリンク先にまとめましたので、購入検討の人は必ず事前にチェックしておきましょう。
ベンツは本当に最も高い?
まずは、
最もベーシックなモデルである、
Cクラスから比較してみます。
Cクラスと同じDセグメントだと、
- BMWなら3シリーズ
- アウディならA4
がそれぞれ該当します。
この3車種について、
最も安価なモデルで価格を見ると、
以下のようになります。
ベンツCクラス…約600万
BMW3シリーズ…約530万
アウディA4…約480万
どれもそれなりに高いけど、ベンツだけ2倍くらいするかと思ってた。
アウディとは100万以上違うけどね。
車の大きさも見てみると、
これも横並びといった印象で、
日本の道路事情でも問題ありません。
全幅は1,800mm少し、
全長は4,700mm程度が平均的で、
トヨタのクラウンと大きく変わりません。
またエンジンの排気量は、
おおむね1.5L~2.0Lが主流で、
3.0L以上はほとんど無くなりました。
近年は国産車も同じ傾向にあり、
「ダウンサイジング」と言って、
環境に配慮し排気量を減らしています。
アウディが使い始めた言葉で、ライトサイジングというのもあるよね。
「軽い」と「正しい」の2つの意味だね。
排気量が小さくなっても、
低速トルクが増えているおかげで、
街中での出足はとても軽快です。
排気量を見ても、
ドイツ御三家はどれも同じ傾向で、
ベンツが特別速いわけではありません。
次に、
Cクラスより車格が1つ上となる、
Eセグメントモデルを見てみます。
Eセグメントは、
各メーカーの看板モデルとなるため、
価格帯は700万付近まで上昇します。
ベンツはEクラスと呼ばれ、
それに相当するBMW・アウディは、
5シリーズとA6となります。
4シリーズとA5はEセグメントじゃないんだっけ。
どっちもDセグの派生モデルだね。
ベンツEクラス…約820万
BMW5シリーズ…約770万
アウディA6…約750万
ここもさっきのDセグメントと同じ順番だね。
しかしクルマに700万は高いねぇ…。
ただ、
エンジンスペックを見ると、
BMW・アウディは2.0Lです。
しかし、
ベンツだけ1.5Lであるため、
性能比では少し割高と言えます。
1.5Lエンジンで700万円もするの!?トヨタのヤリスなら1.5Lでも200万円で買えるのに…。
ま、まぁ色々とお金かかってるから…。
そして最後は、
ベンツでも最高級モデルとされる、
Sクラスの価格を比較してみます。
さすがトップモデルだけあって、
見た目の押し出し感もかなりのもので、
他のモデルに無い威圧感を放っています。
モデルの中には、
外観にスワロフスキーが使われたりと、
気合の入れようが半端ありません。
「Sクラスに乗ってるよ」と聞くと、
なぜ個人で買って自分で乗ってるのか、
と思われるほどの高価なモデルです。
法人名義やリースによる税金対策や、
運転手付きの会社役員の方などが、
後席でくつろぐイメージの車です。
でもベンツとしては、ほんとのショーファードリブンはマイバッハだって言ってるみたいだよ!
む、難しい話はまた今度…ね?
このクラスにも、
BMWの7シリーズとアウディのA8が、
それぞれ同じ車格として鎮座しています。
ベンツSクラス…約1,380万
BMW7シリーズ…約1,460万
アウディA8…約1,190万
Fセグメントでは、
BMWがベンツを抜いてトップとなり、
アウディとは250万以上の差があります。
オススメのクルマ関係のお買物!
ここで少し休憩して、
クルマに関するオススメの商品を、
いくつかご紹介したいと思います。
まずは、
KINTOで有名なサブスクに、
ドイツ車も乗れるサービスがあります。
輸入車の高い維持費も、
すべて月額コミコミなので、
国産車以上にお得感があります。
続いては、
自宅でガラスコーティングが可能な、
ピカピカレインのご紹介です。
通常は専門業者に依頼して、
10万円ほど費用がかかりますが、
驚きのたった9,980円で購入できます。
楽天ランキングでも第1位の常連で、
17年も続くロングセラー商品であり、
非常にオススメな逸品だと思います。
最後はサイト内で、
タイヤ購入と交換予約をあわせて、
簡単に依頼できるサービスです。
タイヤ購入と同時に、
取付場所も指定できるため、
最小限の手間で交換が可能です。
まとめ
ベンツと聞くと、
とにかく高価な印象ですが、
ドイツ車はどれも同じくらいです。
確かに同じ装備だと、
ベンツが割高な感じはありますが、
100万以上差がつくほどではありません。
しかし、
ベンツのブランド力は非常に強く、
独特のオーラがあることも事実です。
その雰囲気が好きならば、
ベンツ一択かなと思いますが、
特別に高価というわけではありません。
輸入車を選ぶときは、
価格よりも何を求めるかを基準に、
慎重に選ぶことが大切だと思います。