フォルクスワーゲンの人気モデル、
ゴルフシリーズの最新型となる、
ゴルフ8がついに発売されました。
エクステリアは随分変わり、
先進的な見た目となった上に、
インテリアも大きく変更されています。
ハイテクではあるものの、
タッチ操作が中心となることから、
運転中は少し触りづらそうな感じです。
動力性能は1.0eTSIエンジンに加え、
48Vマイルドハイブリッド搭載で、
出足や低速域はパワフルになりました。
◎サイズ…全長4,295mm×全幅1,790mm×全高1,475mm
ひと言…全幅-10mmでコンパクト、全高-5mmでスタイリッシュに。
◎エンジンスペック
1.0eTSI…110ps/200Nm(2,000~3,000rpm)
1.5eTSI…150ps/250Nm(1,500~3,500rpm)
◎ホイールベース…2,620mm
◎最小回転半径…5.1m
◎トランスミッション…7速湿式DSG
ひと言…ゴルフ7.5は乾式であるものの、実際ダイレクト感はそこまで違わない。GTI・Rは湿式だが、それでもあまり違わない。
◎車両重量
1.0eTSI…1,310kg
1.5eTSI…1,360kg
◎JC08・WTLCモード燃費
1.0eTSI…20.4km/L(JC08)、18.6km/L(WLTC)
1.5eTSI…18.7km/L(JC08)、17.3km/L(WLTC)
ひと言…実燃費は大体カタログ値の60~70%が目安です。
◎モーター出力…13ps/62Nm
ひと言…ゴルフ8は1.5eTSIでもモーターアシストがあります。A3は30TFSIのみ。
◎タイヤサイズ…16インチ 205/55、17インチ 225/45
◎コンセプトカラー…ライムイエロー
ひと言…フロント下部のオシャレな3本羽は「Active」と「Style」で、「R-line」にはありません。
【参考】VW公式サイト(Golf)
※ゴルフ8試乗レビューはコチラ!
※現行ゴルフ7.5はコチラ!
⇒ゴルフ7.5中古車の選び方を解説!
コンテンツ
ゴルフ8の発売開始までの流れ
ドイツ本国での発表当初は、
2020年内には日本発売の予定でしたが、
どんどん後ろにずれ込んでいました。
これはやはり、
新型コロナウイルスの影響によるもので、
発売時期はずっと未定のままでした。
しかし、
ついに2021年5月より公式サイトにて、
予約受付の開始が発表されました。
そして2021年6月より、
試乗車もデリバリーが始まり、
ついに日本でも販売開始されました。
発売されるモデルは、
初めは3グレード展開となり、
エンジンは1.0eTSIと1.5eTSIです。
- 1.0eTSI
eTSI Active Basic 2,910,000円
eTSI Active 3,120,000円
- 1.5eTSI
eTSI Style 3,700,000円
eTSI R-Line 3,750,000円
ゴルフ7.5と比べると、
少々価格はアップしているため、
購入に迷う人もいるかもしれません。
■ ゴルフ7.5の新車価格一覧
ゴルフ7/ゴルフ7.5は、
成熟されたモデルにも関わらず、
中古車ならかなり安く購入できます。
排気量も1.2TSI・1.4TSIなので、
ゴルフ8の1.0eTSIより大きくなるので、
ゆとりのある走りが楽しめるのが魅力です。
頭の「e」は、
48Vマイルドハイブリッドの略で、
エンジンをアシストしてくれます。
ゴルフ8もGTIやRといった、
ハイスペックモデルも発売されるので、
心待ちにしている人も多いハズです。
なおゴルフ8GTIは、
既に試乗レビューを挙げており、
さらにアグレッシブな走りがイイ感じです。
サイズは全長・全幅が拡大
ゴルフ8はゴルフ7.5と比較すると、
全体的にアグレッシブな雰囲気となり、
ちょいワルな顔つきに変わりました。
サイズを見ると、
長くなり高さも抑えられたため、
低い姿勢でカッコよくなりました。
- 全長4,284mm
(参考)ゴルフ7 4,265mm
- 全幅1,789mm
(参考)ゴルフ7 1,800mm
- 全高1,456mm
(参考)ゴルフ7 1,480mm
先代のゴルフ7.5より、全幅は1cm小さくなったんだね。少し運転しやすくなるかな?
もともと意外と幅があるからなぁ。
正面から見ると、
ライトとグリルの水平ラインが、
先代よりさらに真っ直ぐになりました。
ボンネットのプレスラインは、
2本から4本に増えたことで、
ますます精悍な印象を強めています。
さらにバンパー部分を見るとは、
3枚のフィンのような意匠が加えられ、
上の2枚はボディ同色となっています。
この3本羽はグレードによって色付けが変わるから要チェック!
結構アイコニックでカッコいい演出だよね。
次にサイドから見てみると、
先代より全高が25mmほど落ちていて、
背が高い印象はほぼ無くなりました。
うん、確かにノッポな感じはほとんど無くなったね。
見切りとか運転感覚は変わってないのがスゴイ。
他のCセグメントと比較すると、
例えば1シリーズは全高1,465mmで、
ゴルフ8が-9mmとなります。
一方A3スポーツバックだと、
全高1,450mmとなっているので、
ゴルフ8が+6mmとなります。
タイヤサイズは、
16インチと17インチの2種類があり、
Style・R-lineは17インチです。
発表当初は18インチもありましたが、
やはり18インチの方が迫力があり、
サイドビューも美しく見えます。
最後にリヤビューを見ると、
フロント同様に先代を踏襲して、
水平基調でサラッとまとまっています。
テールライトも細く長くなって、
無機質でクールな造形に変更され、
先代よりスマートな印象となりました。
ど真ん中にあるエンブレムを見ると、
パッと見た感じは分かりにくいですが、
以前より平面的な印象を受けます。
これはわざと平面的に変更されていて、
今後のデジタル時代に対応できるよう、
スマホ等での視認性を高めるためのようです。
でもデザイン的には前の方が立体的でカッコよかったような…。
高級感もあったような気がするよね。
そして、
「GOLF」ロゴのフォントも、
間隔が広く細い文字へ変わりました。
これがGTIモデルになると、
「GOLF」が「GTI」へ変わるため、
よりGTIが目立つようになりました。
先代のゴルフやポロでも、
ブラックエンブレムによって、
負けじとドレスアップが可能です。
インテリアも新型でハイテク!
次にインテリアですが、
こちらもかなり造りが変更され、
全く新しい装備がたくさんあります。
液晶ディスプレイは、
10.25インチと8.25インチの2つで、
センターの8.25インチはタッチ式です。
コックピットでは、
ゴルフ7.5では設定できなかった、
ナビの全画面表示も可能となりました。
ポロでできるのになぜゴルフが…、ってずっと言ってたもんね。
やっぱりこの画面は便利だよ。
ナビ画面もメーターパネルも、
保護フィルムが販売されているので、
ぜひキズ防止のために貼っておきましょう。
ポロの場合は、
現行モデルでも全画面表示ができ、
地名や道路名も見れて便利に使えます。
このデジタルコックピットは、
メーカーによって様々な表示があり、
それぞれ個性があって面白いです。
パドルシフトは相変わらず小さく、
スポーティな感じではないので、
社外品でカスタムするといい感じです。
今回のゴルフ8では表示切替すると、
ポップなアニメーションが美しく、
VW流のオシャレを感じます。
センターディスプレイの下側は、
タッチセンサーとなっていて、
音量と温度を調整することができます。
またこれが触りにくいったらありゃしない…。
溝が凹んでてますます触りにくいよね…。
反応が鈍い上に、
「1℃上げる」など細かい操作は苦手で、
ここはダイヤルにすべきだと感じます。
また、
ライトやハザード付近のスイッチは、
振動のフィードバックはありません。
全ての面が平滑であるため、
運転中にノールックで触るには、
ほぼ無理だろうという印象でした。
物理スイッチが無いのは先進的だけど、利便性が犠牲になってるのはワーゲンらしくないかも…。
う~ん、試験的な部分もあったり?
次にセンターコンソールを見ると、
長方形の空間にボタンがまとまり、
可愛いシフトセレクターが見えます。
ポルシェと同じ雰囲気のやつだね。時代の進化を感じるなぁ~。
ポルシェはシフトノブ無くさないと思ってた。
シフトセレクターの横は、
狭くて浅いスペースであるため、
小銭はコインケースを用意しましょう。
ちなみに、
新型ゴルフ8ではキーも変更され、
多角形な感じでカッコよくなりました。
キーをキズや汚れから守るキーカバーは、
1,000円以下で数えきれないほどあるので、
ぜひお気に入りを見つけてみましょう。
先代ゴルフ7(ポロ)向けのキーカバーも
同様にたくさん販売されているので、
コチラも併せてぜひご覧ください。
エンジンスペックは2種類!
ドイツ本国では、
かなりたくさん種類がありますが、
日本導入されるのは一部となります。
メインとなるのは、
1.5eTSIというグレードで、
150psを発揮するエンジンです。
「e」の文字がつくと、
48Vマイルドハイブリッドという、
アシスト付きの車両となります。
エンジン出力に加えて、
発進時や最加速時の下支えとして、
モーターアシストが加わります。
燃費は+10%の計算みたいだね。
走りも良くなりそうでいいね。
エントリーグレードとしては、
1.0eTSIが導入されることとなり、
110ps/200Nmのスペックです。
ポロなら1.0Lでも分かるけど、せっかくゴルフ乗るんだし…ねぇ?
ね、ねぇって言われても…ねぇ?
こちらも1.5eTSI同様に、
マイルドハイブリッド搭載なので、
スタート加速を後押ししてくれます。
今回の新たな導入には、
まずはこの2種類が設定され、
モデル展開することとなりました。
もう1つ有力なのが、
2.0TDIのディーゼルモデルですが、
初期ロットでは見送りとなりました。
こちらも150psですが、
トルクは360Nmと大きくなり、
街乗りは非常に快適と思われます。
これら3種類ある、
エンジンスペックをまとめると、
以下のような一覧となります。
0-100km/h加速では、
1.5eTSIで8.5秒のタイムとなり、
ゴルフ7.5より0.2秒短縮されました。
2.0Lのディーゼルモデルは、
タイム自体は8.8秒であるものの、
高トルクで街乗りは快適だと思います。
ちなみにこの0-100km/h加速は、
ローンチコントロールを使えば、
誰でも簡単に再現することが可能です。
先ほどもお伝えしたように、
初期ロットは1.0eTSIと1.5eTSIで、
ディーゼルは見送りとなりました。
う~ん、パワフルなディーゼルに乗りたい~!
入るかなぁ、いつごろかなぁ…。
ちなみに現行ゴルフ7.5は、
1.4Lターボの140ps/250Nmで、
ゆったり街乗りするには十分です。
ただ出足は良いものの、
40km/h以降は加速が鈍くなり、
スポーティさはそこまでありません。
この部分が、
マイルドハイブリッドによって、
どこまで補填されるか楽しみです。
またドイツ車の足回りとしては、
ゴルフ7.5は柔らかめの設定なので、
おそらくゴルフ8も同様と思われます。
オートバックス等で買える、
シートクッションをお尻に敷くと、
多少はマシになるのではと思います。
発売時期はゴルフ7と違う?
ゴルフ7は2012年9月に、
初めてドイツでお披露目され、
11月より本国で発売されました。
その後、
半年少し経過した2013年6月に、
日本での発売が開始されています。
今回のゴルフ8は、
2019年10月に初披露されていて、
2019年12月6日に発売されています。
同じように考えると、
日本発売は2020年7月頃でしたが、
新型コロナウイルスの影響がありました。
そのため、
発売開始時期はどんどん遅れていて、
結果として2021年まで遅れました。
つまり例年と比べて、1年弱遅れたってことだね。
うん、ホントに長かったなぁ…。
日本のVWディーラーでは、
ティザーサイトの公開とともに、
2021年2月9日より予約開始しました。
相当遅れてしまったものの、
その分期待感も高まっているため、
売上は伸びそうな気がしています。
小物アクセサリーのお買物!
ここで少し休憩して、
VWやドイツ車に関するグッズ等を、
いくつかご紹介したいと思います。
まず最初は、
ドアサイドポケットにはめ込む、
ウレタン製のポケットホルダーです。
小物入れの他、
ドリンクホルダーにも使え、
振動に強いポケットとして使えます。
続いては、
フロント・リヤのVWエンブレムの、
渋くてカッコいいブラック仕様です。
余計な作業は一切不要で、
ピタッと貼るだけで簡単なので、
気軽にドレスアップが可能です。
最後は、
自宅の駐車場を貸し出すことで、
簡単に副業ができる特Pのご紹介です。
初期費用0円ですぐに始められて、
サイトに登録するだけの簡単作業で、
月収9万超の事例もたくさんあります。
まとめ
今回は、
外観も中身も全てが新しくなった、
新型ゴルフ8の概要をご紹介しました。
見た目も内装も、
先進的に攻めたデザインで、
とてもカッコいい仕上がりです。
しかし、
やはりVWと言えばゴルフなので、
本命はコチラという人も多いはずです。
気になる人は、
すぐにVW公式サイトに行って、
最新情報をチェックしましょう!
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