ゴルフRは「最速のフォルクスワーゲン」のキャッチコピーで有名な、世界的に有名なゴルフの特別なスポーツモデルです。
今回は2013〜2021年のゴルフR(7R)の中古車を買う時の注意点や市場価格について詳しく調べてみました。中古車なら200万くらいから選べます。
具体的な選び方や年式・走行距離別の価格帯の目安だけでなく、ボディカラー分布割合も一覧にまとめたのでぜひ参考にしてください。
■ ゴルフR中古車のボディカラー分布
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コンテンツ
ゴルフR中古車のポイント3選
ゴルフRを中古車で買うにあたって、知っておくべき・注意すべきポイントは3つあるので、順番に説明していきます。
ゴルフRは試乗レビューがあるので、乗り味や内外装をより詳しく知りたい人は以下のリンク先よりご覧ください。
ゴルフ7Rは中古車の価格がこなれてきていい感じだよね。
ゴルフ8はまだ中古車も高いからね。
オプションは標準でほぼ全部乗せ
まず、ゴルフRはゴルフシリーズのトップモデルであることから、オプションは基本的に全て標準装備となっています。
- Discover Pro(純正ナビ)
- アダプティブクルーズコントロール(ACC)
- レーンキープアシスト
- キーレスシステム
- リヤビューカメラ&パーキングシステム
- パドルシフト
- 18インチアルミホイール
- アンビエントライト
etc…
通常は純正ナビ・キーレスシステム・パーキングシステムはオプション扱いですが、ゴルフRは全て標準装備となっています。
確かに純正ナビだけでも20万くらいするから、かなり優遇されてるよね。
通常のゴルフとの実際の価格差って意外と小さいんだよね。
オプションてんこ盛りのゴルフRは、中古車を選ぶ時はオプション有無を調べる必要が無いため、とても探しやすいのも魅力の1つです。
中古車サイトでは「純正ナビ・バックカメラ・クルーズコントロール・レザーシート・パドルシフト…」と長々と書かれていますが、基本的に全て標準装備です。
■ 大手中古車サイトのオプション記載例
走り好きによるカスタム車が多め
ゴルフRはフォルクスワーゲンで最もホットなハッチです。そのため当然ですが、ゴルフRを選ぶ人は走り好きが圧倒的多数です。
中古車を見ると、社外品ホイールや車高調、はたまたECUチューンまでされていたりと、カスタムの割合が他のモデルと比較してかなり多いです。
- 社外品ホイール
(19インチへのインチアップ等)
- 車高調
(サスペンションのみの場合もあり)
- ECUチューン
(メーカー保証対象外となるため注意)
- エアロパーツ
(車検適合外となる可能性アリ)
- マフラー交換
(爆音で騒がしすぎる可能性アリ)
etc…
出回っている中古車では10台に1台くらいはカスタム車というイメージなので、ノーマル車が欲しい人は注意しましょう。
レーダー探知機・ステアリングカバー・インパネ装飾・シフトノブカバー・パドルシフト等、気になる部分は要チェックです。
自分好みのカスタムだったらいいけど、そうじゃない時も多いもんね。
やっぱりできたら自分で選びたいもんね。
2017年5月にゴルフ7.5Rに
そして最重要ポイントなのが、2017年(平成29年)5月のビッグマイナーチェンジにより、ゴルフ7Rからゴルフ7.5Rに進化した点です。
マイナーチェンジにしては変化が大きかったため、+0.5相当のバージョンアップということで通称ゴルフ7.5と呼ばれています。
- エンジン出力アップ(30ps/20Nm)
- DSGが湿式6速から7速へ
- リヤのウインカーが流れるように
- VW初のデジタルコックピット
- 超能力気分のジェスチャーコントロール
このマイナーチェンジは更新点が多くオススメなので、もし2017年式付近のゴルフシリーズの中古車を狙う時は、なるべくゴルフ7.5Rを狙いましょう。
ちなみにゴルフRだけでなく通常のゴルフも同様なので、ゴルフ7の中古車も「ゴルフ7.5」以降が装備も充実していてオススメです。
まず運転席のコックピットが全面液晶表示となり、2眼メーターもデジタル表示に変わり先進的な印象となっています。
マニュアル車のような操作感が得られるDSGは、GTI・Rでは大トルクに耐えるため湿式となっており、ギアも6速から7速へ増えました。
これにより、高回転を活かしたスポーティな走りはそのままに、高速巡航時のエンジン回転数が下がって静かに走れるようになりました。
高速でキビキビ追い越したいならまだ6速の方がいいと思うけどね。
7速だと燃費は多少だけど上がるかな。
ゴルフRは250万~400万が目安!
トップモデルだけあって、中古車価格も先代の2013年以降の年式であれば200万を割ることはありません。
年式による違いというよりは、走行距離による価格差の方が大きい印象だったので、1万kmごとに区切ってグラフにしてみました。
■ ゴルフR 走行距離別の中古車価格一覧
新車ではおおよそ550万ほどなので、値落ちは緩やかであるとともに、リセールバリューも良いことが伺えます。
走行距離の目安としては、価格は落ちてくるもののまだまだ元気な3万kmまでがオススメです。
できるだけ新しく!っていう場合は1万km辺りもオススメだけど。
もしくは5,000kmくらいまでのディーラー試乗車を狙うとか?
ちなみに、2013年デビュー当時からの新車価格改定を追っていくと以下のような感じです。少しずつ高くなっている様子が分かります。
■ ゴルフR 新車価格の推移(2013〜2020年)
2013年モデル当初は510万スタートで、そこから価格は徐々に上昇して550万前後で上がり幅が少し緩やかになります。2019年にはまた上昇を始めて最終的には約600万で落ち着いています。
アウディやBMW等のホットハッチは軒並み600万が一つの目安なので、これまで少し安めの価格設定だったゴルフRもココに並んだといった印象です。
その他ホットハッチはどれも良い走りなので、ゴルフRを狙っている人も、ぜひ他モデルと走りを比較してみてください。
う~ん、私はお値打ちだけど激しい走りが魅力のポロGTIか、やっぱり安定して高級感のあるS3かどっちかかな。
ベンツのA35も超硬派で楽しそうだったね。
※VW ゴルフGTI
※VW ポロGTI
※アウディ S3
※BMW M135i
※ベンツ A35
2017年10月に発売された、ゴルフR特別仕様車の「パフォーマンス」では、一部が有名なアクラポビッチ製マフラーに換装され、コンパクトハッチとは思えない爆音を楽しめます。
いいねぇ…少し品が無いところも最高だねぇ…。
こういうVWの振り切ったトコ、いいよね。
もう1つ、中古車市場に出ているボディカラー分布も調べてみると、やはりコンセプトカラーのブルーが最も多くなり、男子には人気の高いブラックは5台に1台とかなり少なめです。
■ ゴルフR 中古車のボディカラー分布
レッドやグレーは相当少ないので、基本的にはブルー・ホワイト・ブラックの3色から探すのが妥当なところでしょうか。ただ、やはり「R」なら人気・リセールともにブルーが良いので、選ぶならブルーがオススメです。
ワーゲンに乗る人は、威圧感よりも安心とかオシャレさで選ぶ人が多そうだから黒色が少ないのかも?
どうかな、確かにゴルフも黒は少ないけど。
お得に買うならオススメはコレ!
もし私がゴルフRの中古車を買うなら、以下のどちらかで決めます。
- 選択肢その1…310万~350万
⇒2013~2016年式のボディカラーは黒色で走行距離2万km~3万km
カスタムは一切なしのノーマル仕様。あと禁煙。
- 選択肢その2…400万~450万
⇒2018年式以降のボディカラーは青以外で走行距離1万km~3万km
カスタムはやっぱり一切なし、そしてこれまた禁煙。
とにかく安くゴルフRをゲットしたいのであれば、350万あれば十分狙えます。年式こそ5、6年ほど落ちますが、走行距離は3万km以内でまだまだ故障もなく元気に走れます。
ゴルフではトップモデルだけあり、純正ナビを始めとしてオプションは豪華全部乗せなので非常に安心です。中古車の場合、年式や価格が希望通りでもオプションが足りなかったりするケースはよくあります。
その点ゴルフRは年式・価格・ボディカラーが揃えばほぼ希望通りの車両が手に入る点は大きな魅力です。
まぁ後は細かなキズとかシートのへたりとかが気になるかな。
スペックでは見えないトコだね、あと車内の匂いとかも。
もう1つは、少し高くても新しくて長く乗れるクルマかつリセールも重視する作戦で、年式は2017年のビッグマイナーチェンジ以降のゴルフ7.5Rを狙ってみました。
当時は、デジタルコックピットが最も大きなトピックスとして扱われていましたが、ゴルフRを欲しがる走り好きの人なら、30psアップとDSGの7速化も気になるところかと思います。
- エンジン出力が30psアップ
- DSGのギアが6速⇒7速へ増加
DSGは6速だと高速だと2,000rpmを切ることはほぼないため、エキゾーストが少し大きめになるところが、7速の巡航ギアだとより静かに走ることができます。
一方6速の場合は常に加速準備ができている感覚があるので、高速でもキビキビ走りたいのであれば6速を狙うという手もあります。
私たちのS3も同じく6速から7速になってたけど、6速でよかったよね。しっかりアクセルを踏み込んで走りたい人は7速に入ると物足りないと思うけどなぁ。
高速でも加速が効いて気持ちいいよね。
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■ 流通している中古車の割合
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まとめ
ゴルフRは「最速のフォルクスワーゲン」としてゴルフシリーズのトップに君臨する人気ホットハッチです。アウディのS3、BMWのM135i等と並んで比較されることの多いハイスペックモデルです。
Cセグメントドイツ車のホットハッチモデルは新車価格600万が1つの基準となっており、全長4,300mm程度のハッチバックと考えるとかなり高価だと言えます。
しかし中古車なら300万用意できれば、走行距離3万km程度のまだまだ現役のゴルフRをゲットすることができます。
3万km程度であれば、中古車であっても使用感がほとんどないクルマも多いので、「絶対新車でないとイヤ!」という訳でなければお得に買える中古車はなかなかオススメです。
※ゴルフR試乗レビュー