攻撃的で男らしいデザインのBMWは、「駆けぬける歓び」というスローガンに表れているように走行性能の向上に力を入れているドイツ車です。
周囲から羨ましがられることも多いBMWですが、どんなクルマでも魅力ばかりで欠点の無いクルマなんてありません。
そこで今回は、15年近いドイツ車オーナー歴の管理人が考えるBMWの欠点・弱点5選を独断と偏見でご紹介します。独断と偏見です、大事なことなので2回言いました。
BMWの欠点・弱点は主に5つあり、調子に乗っていると思われる・車両価格が高い・インテリアが質素・故障が多い・キドニーグリルが大きすぎる等があります。理由としてはBMWの攻撃的なデザインや営業戦略によるため、内装の豪華さよりも走行性能を重視するため等といったものが考えられます。
予防線を張ったのかな?かな?
2回言うなー!って、また懐かしいネタを…。
同じドイツ車であるベンツ・アウディの欠点も以下のリンク先で併せて詳しくご紹介しているので、気になる人はコチラもぜひご覧ください。
※ベンツの欠点5選はコチラ
※アウディの欠点3選はコチラ
コンテンツ
調子に乗っていると思われる
のっけからヒドいことを言ってしまうようですが、BMWには「若くて調子に乗ってるヤツが乗るクルマ」というイメージが少なからずあります。
いやいや、BMWは走りにこだわった良いクルマだよ!
確かにそれは間違いないんだけど…。
BMWはFRの駆動方式や前後50:50の重量配分を深く追及していて、伊達に「駆けぬける歓び」をブランドスローガンとしているワケではありません。
- FRの駆動方式…後輪が駆動して、前輪が旋回するというように役割を明確に分担することで走行性能が向上する。
- 前後50:50の重量配分…車両の重心がドライバー付近となり、シャープで一体感のあるドライビングが実現する。
- 前後で異なるタイヤサイズ…FRの場合、加速時に踏んばる後輪と舵を切る前輪の役割に応じたタイヤサイズが別々に適用される。
しかし、走りへの高い意識は普通の人にはほぼ理解されず、「とにかく高くてカッコいい外車が好きなんだな…」と思われてしまうケースが多くあります。
中には「BMWなんてミーハーだねえ」という、いやいや外車なんて全然流行ってないやんけ!どこがやねん!と言いたくなるような意見も耳にします。
しかもアウディだと「オシャレでイイね!」とか言われてさらにワケ分かんなくなる…。
ベンツだと「金持ちやんけ!」とか言われるし…。
さらに約3年前にBMWの代車で起きたあおり運転は広くニュースにも取り上げられ、BMWのネガティブなイメージをさらに強調してしまいました。
街中を走っていると、確かにアグレッシブな割り込みやくねくね走行をしているのはBMWが多い印象があります。ベンツも一定数いますが、礼儀正しい人の方が多く絶対数は少ないです。
1シリーズや3シリーズよりも特に5シリーズにその傾向が強く、逆に4シリーズやZ4といったスポーティモデルはバリバリ走っていても周囲に対しては紳士な人が多いと感じます。
BMWの中でも1シリーズ・3シリーズに対して5シリーズは特にマナーの良くないクルマが多い印象。4シリーズやZ4といったスポーツモデルは、走りは荒々しいが意外と周囲には紳士的な人が多い。
※1 あくまで独断と偏見です。
※2 単なる個人の感想です。
※3 私見に過ぎません。
すごい!予防線の張り方がスゴイ…!
いや、BMW自体は好きだからさぁ…。
もちろん礼儀正しいBMWもたくさんいますが、多くは高齢もしくは女性のドライバーが多い印象です。これはベンツ・アウディでも同じです。
それでも50代手前くらいまでの若い人で見ると、やっぱりBMWに乗っている人は運転が荒い人の割合が高い気がします。
BMWオーナーは何と言い返すべき?
本人はそのつもりが無いのに「調子に乗ってるっ!」と言われるのは非常に遺憾だと思うので、そんな時は以下のように伝えてみるのはどうでしょうか。
- 「ドイツ車に乗りたかったけど、ベンツよりはBMWの方が少し安かったから」
- 「あんまり派手な内装は好きじゃないから、シンプルで硬派なBMWが良かった」
- 「ゆっくり走ってても一番気持ちよく走れたのがBMWだったからイイなと思って」
これならあまり角を立てずに、かつ「ただ静かにイイクルマに乗りたかったんだ」感をアピールできると思います。でも、本音は「イェーイ、BMWだぜぃ!」で全然良いですよね。
そりゃ自分で高いお金出して乗るんだもん、嬉しくて当然。
なぜ乗る側が気を使わんといかんのか…。
ドイツ車の中でも車両価格が高い
次に、価格面で見てもドイツ車の中でBMWは高価な部類に入ります。例えば最も安いエントリーSUVのX1でも、オプション無しで人気グレードなら537万円です。
同じSUVでもトヨタのハリアーなら約400万円なので、約+150万もの追加コストが必要です。これがBMWのブランド料ではあるものの、アルファードも買えちゃう価格帯です。
人気ドイツ車の同セグメントで比較するとBMWはベンツの次に高いクルマとなり、一方でアウディ・ワーゲンとは結構価格差があるのが分かります。
■ ドイツ車のセグメント別価格比較
Cセグメント | Dセグメント | Eセグメント | |
ベンツ | 502万円 (Aクラス) |
667万円 (Cクラス) |
903万円 (Eクラス) |
BMW | 484万円 (1シリーズ) |
646万円 (3シリーズ) |
815万円 (5シリーズ) |
アウディ | 427万円 (A3セダン) |
588万円 (A4セダン) |
752万円 (A6) |
ワーゲン | 401万円 (ゴルフ) |
481万円 (パサート) |
670万円 (アルテオン※2) |
※1 各モデルの平均的な人気グレードの価格を記載
※2 アルテオンはDセグメント上位クラスの位置付けだが、サイズが4,800mm超のため便宜上Eセグメントに分類
スタンダードなセダンである3シリーズだと、3年落ちの中古車でも400万〜500万付近となり、国産車なら新車でも全然色々選べる価格帯です。
入門モデルとされる1シリーズでは250万〜350万あれば買えますが、それでもアウディ・ワーゲンと比べるとまだまだ高い価格です。
3年落ち+走行距離3万km以内の比較的新しい中古車を購入する場合の目安価格帯
- 3シリーズ(3年落ち)…400万〜500万
- 1シリーズ(3年落ち)…250万〜350万
でも最近は「輸入車の中古は壊れてばっかり」ということは全然無いから安心ではあるけど。
部品代は相変わらず1.5倍くらいするけどね。
「ディーラー修理がとにかく高い」という場合は、ディーラー下請け業者に直接依頼できる「buv.LABO」なら、ハイクオリティな技術による修理が中間マージン無しで受けられます。
運営スタッフの方に費用の目安を確認したところ「ディーラー見積りをお持ちなら20%OFFは堅い」とのことなので、高額修理でお悩みの人は一度相談してみるべきです。
スタッフの方に直接聞いたところ、ディーラーで取ったメンテナンスの見積りから工賃は20%以上OFFとなるケースが多いとのお話をいただいています。高額修理でどうしようか悩んでいる時は、一度相談してみて損はないハズです。
アウディだと50万~100万安い
アウディの中古車だとBMWと比較して50万〜100万安く買える可能性があります。アウディの車種別中古車価格帯をザックリとまとめるとこんな感じです。
※引用・転載はご自由にどうぞ。ただし、引用・転載元の紹介として当ブログ(https://tone-edge.com/)へのリンクをご記載ください。
BMWの3シリーズに相当するアウディA4だと、上手く探せば200万少しでもしっかり状態の良い中古車が見つかります。
1シリーズに相当するA3だと、少し年式は古くなりますが100万円台でも走行距離2〜5万kmのクルマが見つかります。
でもやっぱりBMW1シリーズの方が走りはイイのかな?
少し古いFRの1シリーズならそうだけど、今のFFだとどうかなぁ。
VWのゴルフでも50万以上は安い
一方、ワーゲンでは最も人気のあるゴルフシリーズが中古車で狙うならオススメです。BMWでは1シリーズに相当するモデルとなります。
1シリーズとは車両価格が違いますが、こちらも多くの場合50万以上安く手に入ることが多いでしょう。しかも絶対的な速さはそこまで大きく変わりません。
新車価格を見ると、現行のゴルフ8ではオプション・諸費用込みで450万〜500万ですが、1つ前のゴルフ7ならコミコミ400万少しで買えました。
ゴルフ7なら、100万円台でもアウディ・A3より豊富な選択肢があります。ワーゲンはドイツ車では最も安いものの、ドイツ車らしい質実剛健な乗り味はしっかり楽しめます。
BMWと比較するとステアリングが軽く、エンジンレスポンスも緩い傾向にありますが、国産車からの乗り換えならむしろ「快適さを維持している」と感じると思います。
- ステアリングはワーゲンの方がかなり軽く、国産車からの乗り換えでも違和感ない。BMWは心地よいしっかり感があるが、通常のモードでも重たく感じる人もいる。
- エンジンレスポンスは踏み込み部分のゆとりがワーゲンの方が広く緩い印象。特にBMWは走行モードをスポーツにすると、かなりレスポンシブに変化する。
BMWは操る感覚を重視してるから、昔からステアリングは重めなんだよね。
スポーツ走行する時はイイんだけどね。
輸入中古車はプロに相談が必須!
しかしいくら安くても「輸入車の中古車は何だか不安…」という人もいるハズです。そんな安心して中古車を買いたい人向けに、プロの専任担当者に無料相談できるサービスがあります。
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非公開車両とは、中古車販売業者が購入したクルマをネット掲載等で一般公開するまで保管している車両。点検・整備後は他と同様に公開されるが、状態の良い車・貴重な仕様の車は非公開車両の時点で売買されてしまうことも多い。通常は見ること・買うことはできないが、「ズバブーン」等一部のサービスでは誰でも選んで購入することが可能。
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グーネットとも提携しているため、グーネットと同じクルマなら楽天ポイントが付く「楽天Car中古車販売」の方がオトクです。
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1対1で担当者が付いてくれるよ。
インテリアへの拘りが不足している
BMW最後の欠点は、高級なドイツ車の割にはインテリアが質素で、イマイチ質感が不足していると感じることです。
パッと見た感じではドイツ御三家はどれもスポーティでラグジュアリーに見えますが、よくよく触ってみると「もう少し拘ってほしいな…」と感じる点が随所にあります。
そうかな?キレイに整っててカッコいいけど?
では、気になるポイントを紹介していくね。
スイッチの押し心地への配慮不足
まず一つ目は、インテリアの中でも毎回触れる部分であるスイッチの押し心地に心地よさが全く感じられない点です。
例えば、BMW的には大切なハズのエンジンスイッチですが、スイッチを押してみると押し込みも浅い上にクリック感もなく家電のリモコンのようにペコペコです。
押し込みの深さはそうだね…5mmくらい?
いや、多分5mmも無いと思うよ。
他には走行モードをSPORT・COMFORT・ECO PROの3段階に変更するスイッチは3モードが1枚のパネルとなっているため、どれを押しても全体がペコペコと動くので安っぽく感じます。
さらに、センタークラスターのメディア・エアコン操作のパネルを触ってみても、同様にペコペコでスイッチ音も一切なりません。デザインが良くてもこれでは満足度は上がりません。
温度の上下も小さくて簡単に調整できないし、ちょっと使いにくいかな…。
他にもAUTOボタン上のLEDは緑色じゃなくて白色がいいと思ったりとか。
アウディは触感が細かく調整される
少しオーナーびいきをするようですが、アウディではハプティックチームの仕事によりクリック音や押した時の感触まできっちりとコントロールされています。
1つ前のA3/S3スポーツバック(8V)では、エンジンスイッチは「カチッ」という心地よいクリック感とサウンドがあり、押し込む度に気持ちを盛り上げてくれます。
センタークラスターのドライブセレクトを始めとするスイッチ類も非常に硬質なクリック感とサウンドで、特に理由が無くても押したくなるくらい魅力があります。
後はエアコンのジョグダイヤルのクリック感もイイよね。
カチッとした印象がそこかしこにある感じ。
ただしアウディも最近はコストダウンに積極的なので、現行A3/S3では全体的にスイッチの質感は低下しており、押し込みも浅く心地よさは失われている傾向にあります。
BMW用アクセサリーで満足度アップ
BMW用のお手頃価格のアクセサリーを使えば、費用も抑えられながらイイ感じに満足度がアップします。今回はオススメ商品を3つほどご紹介します。
まずはジョグダイヤル用の亜鉛合金とラインストーンで作られたリングです。はめ込むだけの簡単作業でちょっとした高級感が感じられます。
センターコンソールのジョグダイヤルのスイッチをシルバー加飾できるものもあります。文字部分はちゃんと透けているので、夜間はライトアップしてさらに美しく光ります。
他には見た目と走りを両立するパドルシフトもなかなかにオススメです。純正より大きいアルミ合金の金属製パドルシフトなら、ますます熱く走れそうな気持ちになれます。
他にも山ほど商品があるので、サイト内を回遊しながら自分に合ったアクセサリーを探す方法がオススメです。
「BMW 3シリーズ インテリア」といった感じで検索するとAmazon・楽天・Yahoo!どの通販サイトでも面白そうなアクセサリーが見つかるハズです。
購入する時は適合モデルだけはしっかり調べてね!
結構細かく分かれてるから気をつけないとね。
プラグコンセプトで画面を変える!
他には、プラグコンセプトと呼ばれるOBD2ポートを使用したシステム変更ツールを使って、ディスプレイ表示を変更することもできます。
ライブコックピット・ディスプレイ・メーター・パネル搭載車について、メーターデザイン(速度メーター表示・フォント・ ロゴ ・デザインなど)を変更することができます。
■ プラグコンセプト適用画像一覧
憧れのALPINA仕様にできるなんてカッコいい!
せめてメーターだけでも…。
他にも様々な機能があるので、ぜひ好みのBMWにカスタムしてみましょう。使用方法はOBD2ポートに10秒ほど挿入するだけで、リカバリーモード搭載でいつでも元に戻せます。
価格は10,000~15,000円と安くはありませんが、もしもの時にはメーカー保証対象外となる可能性もあるので、安定動作で信頼性の高いプラグコンセプトをオススメします。
1.TVキャンセラー
2.TVキャンセラーその2
3.AUX入力追加
4.デイライト設定追加
5.デイライト項目追加(非対応車向け)
6.アイドリングストップ常時OFF
7.車内警告・リバースサウンド変更
8.アンサーバック音変更
他のドイツ車(アウディ・フォルクスワーゲン・ベンツ)やMINIにも対応しているので、気になる人は以下の別記事にメーカー別のプラグコンセプトをまとめました。
国産車に比べて故障が多い
よく言われる「輸入車は国産車よりよく壊れますか?」という質問ですが、回答としては「確かに壊れます」。
まぁ、ウソついても仕方ないからね…。壊れるよね。
BMWに限らずベンツもアウディもワーゲンも大体は同じです。一つの理由としては国産車の品質管理のレベルが非常に高いということが挙げられます。
ドイツ車では長距離を安全に走るために、「適当なタイミングで消耗品を交換させることで常にクルマを良い状態に保つべき」という考え方があります。
そのため、エンジンオイル漏れやゴム・プラスチック部品の劣化、電装系の故障等を中心に消耗品関連の故障はよく発生する傾向にあります。
- エンジンオイル漏れ
- 冷却水(クーラント)漏れ
- ゴムやプラスチック部品の劣化
- 電装系の故障
- スパークプラグ
etc…
私のアウディA3スポーツバック・S3スポーツバックについては、2台合わせて15年近く所有している中で出会った故障・修理事例を全てまとめています。
ドイツ車の修理にどの程度費用がかかるか気になる人は、ぜひ以下のまとめ記事を見てみてください。具体的な金額や詳しい経過も解説しています。
※A3スポーツバックの維持費
※S3スポーツバックの維持費
最近はキドニーグリルが巨大化
最後の5つ目は番外編的な感じですが、最近のBMWは4シリーズを始めとしてフロントのキドニーグリルがドンドン巨大化しています。
BMWのデザインアイコンとして創業時より大切にされているものですが、近年は原点回帰を目指しているのか、グリルが縦に広がってきています。
相変わらず右上の未来予想図がヒドいね…。
しかし7シリーズを見る限りあながち…。
キドニーグリルの起源は、1930年代にエンジンを冷却するためのラジエーター部分が味気なかったため、ラインを丸く縁取ったところから始まったと言われています。
ただ個人的には「大き過ぎるんじゃない!?」とも感じているので、本ブログの来訪者の方々にアンケートを取ってみました。結果は以下の記事よりどうぞ。
BMWで後悔する人が多いXシリーズ
BMWはドイツ車の中でも人気が高く、「カッコよくて強い」イメージでたくさんのクルマ好きを魅了しています。
しかし一方で、高いお金を払って憧れのBMWを手に入れたものの、なぜか好きになれなくて後悔する人も多いのが現実です。
特に、BMWでは「SAV」と呼ばれるXシリーズでその声をよく耳にするので、どうして後悔して乗りたくないと感じてしまうのか見てみましょう。
X1はBMWとしては小さく迫力不足
BMWのSAVシリーズでは末っ子となるX1は、全長4,500mm×全幅1,835mm×全高1,645mmとコンパクトなサイズが魅力のエントリーSUVです。
エンジンはガソリンエンジン(1.5L・2.0L)・ディーゼルエンジン(2.0L)から選ぶことができ、どちらも馬力・トルクともに十二分な性能を誇ります。
全幅1,835mmはドイツ車のコンパクトSUVとしては平均的なサイズで、国産車のSUVと比較しても十分な量感を持っていると言えます。
そうだね、トヨタのハリアーでも1,855mmだからそこまで変わらないもんね。
日本の道路では1,800mm超えると大きく感じるよ。
しかし、同じBMWで比較するとX3は全幅1,890mm・X5は全幅2,005mmといずれも全幅1,900mm近く、かなり巨大なボディとなっています。
■ BMW X1~X7サイズ一覧
モデル名 | 全長×全幅×全高 |
X1 | 4500×1835×1645mm |
X2 | 4375×1825×1535mm |
X3 | 4720×1890×1675mm |
X4 | 4765×1920×1620mm |
X5 | 4935×2005×1770mm |
X7 | 5170×2000×1835mm |
BMWをXシリーズを街中で見て「デカくてカッコいい!」と思って実際に買ったけど、X1では迫力不足だったという後悔はよく口コミで目にします。
特に最近はキドニーグリルを含む正面の押し出し感が非常に強まっているため、ボディが小柄だとどうしても押し負けている印象があります。
鳴き声だけ大きいチワワとかマルチーズのような小型犬っぽいというか…。
背負うブランドとサイズが合ってない感はあるね。
動力性能自体は2.0Lのガソリン・ディーゼルなら約200馬力あるので十分ですが、やはりBMWはある程度見た目ありきなところはあります。
X1には今のところMモデルも無く、他のモデルと差別化されてしまっている点もオーナーとしては残念に感じるハズです。
あ、でも海外サイトではX2Mと同じ300psの2.0Lターボエンジンを積んだ市販モデルが出るって言ってたよ。
そういやそうだったね。750万程で買えるかな?
X2はどっちつかずの中途半端な見た目
元々はX1のお兄さんと言えばX3でしたが、2018年に登場したX2が間に挟まるモデルラインナップとなりました。
ただ、お兄さんというよりは兄弟といった感じで、サイズも似ていて価格帯も500〜600万なので好みで選び分けることができます。
スタンダードなSUVならX1、ちょっと変わったデザインがよければX2だね。
デザインはチョップドルーフ系だと言われますが、これはアメ車で見られる屋根をちょん切って短くする手法のことです。確かにX2は全高が抑えられておりイメージは伝わります。
これはこれでオシャレとも言えますが、X2のルーフラインはチョップドルーフというよりは単純なクーペライク程度のものであり、どう見ても中途半端感が否めません。
クーペSUVと呼ぶには丸っぽいボッテリ感が残っていて、BMW的SAVと呼ぶには全幅1,825mmと全高1,535mmでは少々迫力不足といった印象を持つ人も多いようです。
全高1,535mmだから、BMWのSAVでは唯一立体駐車場に入るんだよね。
でも、そのためだけにこのデザインを…?
「購入する時は目新しくて魅力的に見えてたけど、買ってみると何だかイマイチ…」といった意見もあり、ホントに気に入るかどうかは慎重に見極める方が良さそうです。
BMWに安心して乗るには
アウディやベンツ・BWMを中心とする輸入車は、昔ほど維持に法外な金額はかかりませんが、それでも国産車と比較すると高額です。
やはり、輸入車は買う時もメンテナンスする時も上手に探すことが大切で、最大限費用を抑えてカーライフを楽しむように意識しましょう。
まずは今の愛車を高く売る!
輸入車への乗換を考えるには、まず今乗っているクルマを高く売る必要があります。
ディーラー下取りを選ぶ人は多く、確かに手間はかかりませんが、実際の相場価格より30~50万以上安く買い叩かれることも少なくありません。
やはりクルマが最も高く売れるのは昔から一括査定で、今でも高い人気を誇ります。実際に車屋さんの社長が「絶対に一括査定の方が高い」と言い切っていることからも伺えます。
車買取サービスには様々な種類があり、どれを選ぶか迷うところではありますが、各社の特徴と併せて最も大切にすべきポイントは「豊富な利用実績」を持っているかどうかです。
しつこい営業電話・強引な買取交渉等のトラブルも耳にするだけに、高く売れることは大前提として、リピーターを含む多くの人が利用するサービスは信頼に値すると考えます。
数ある一括査定サイトの中から、厳選したオススメ人気ランキング7選として記事にまとめているので、安心して手間なく高く売りたい人はぜひ一度参考に見てみてください。
- 【一括査定】ナビクル…利用実績400万件超の人気を誇る最もオススメの一括査定サイト。無料登録後すぐに買取相場が分かる。
- 【オークション形式】MOTA車買取…オークション形式での入札後、上位3社(最大)に対して一括査定を依頼できる手間なく・高くを両立した新しい車買取サービス。直近1年間で利用者が9倍に増えており人気急上昇中。
- 【低年式・過走行向け】カーネクスト…海外への豊富な販売網を活用し、10年落ち・走行距離10万km超といったどんなクルマでも0円以上買取保証が大きな魅力。無料で全国どこでも引取り・手続きOK。
中古車購入を無料でプロに相談!
BMWのような輸入車の中古車は品質の差が大きいので、身近にクルマに詳しい人がいれば必ず相談しながら年式や走行距離・管理状態をチェックすべきです。
そんな人周りになかなかいないよ…。
まぁ実際多くの人はいないんじゃないかな。
輸入車は中古車では安く買えますが、それでもハズレを引くと故障や修理ばかり発生することにもなりかねません。そんな時は無料でプロの専任担当者に相談できる「ズバブーン」が便利です。
大手販売店のガリバーと提携しており安心して依頼できます。ズバブーンの大きな利点としては、通常は見れないお宝クルマが眠る非公開車両から探せる点が挙げられます。
非公開車両とは、中古車販売業者が購入したクルマをネット掲載等で一般公開するまで保管している車両。点検・整備後は他と同様に公開されるが、状態の良い車・貴重な仕様の車は非公開車両の時点で売買されてしまうことも多い。
非公開車両には、低走行・人気グレード・ディーラー試乗車等が多く含まれているので、オトクな中古車をゲットしたい人は必見です。
また、安心できる輸入中古車は「楽天Car中古車販売」でも探すことができ、多くのケースで30,000〜100,000ポイント超の大量の楽天ポイントが手に入ります。
グーネットとも提携しているため、グーネットと同じクルマなら楽天ポイントが付く「楽天Car中古車販売」の方がオトクです。
また、楽天Car直販のクルマだと、現在はまだ台数が少ないものの仲介料のカットによりさらに格安かつ充実保証で購入が可能です。
直販の場合は完全オンラインで手続きが完結するのも特徴だね。家に居ながらクルマが買えるなんてスゴい!
1対1で担当者が付いてくれるよ。
新車でも月々6万円から乗れる!
最近話題のカーリース(自動車サブスク)を利用すれば、クルマの購入とメンテナンス込みで月々6万円から新車のBMWに乗ることもできます。
輸入車カーリース「SOMPOで乗ーる」なら、ベンツ・BMW・アウディ・ワーゲン・ミニといった様々な輸入車が毎月定額で乗れちゃいます。
■ 「SOMPOで乗ーる」概要
サービス名 | SOMPOで乗ーる |
対象車種 | 国産車・輸入車 |
最も安い月額 | 11,000円~ |
契約期間 | 3・5・7・9年 |
車がもらえる | ○(9年プラン) |
メンテ充実度 | ★★★★☆ |
特徴 | |
✔ 輸入車も選べる非常に貴重な自動車サブスク | |
✔ タイヤ・バッテリー交換OKで輸入車でも安心 | |
✔ 契約満了時にはクルマがもらえるプランあり! | |
こんな人にオススメ! | |
輸入車に乗りたい人は維持費コミコミで超安心! |
SOMPOで乗ーるで輸入車を探してみる!
新車購入と比較すると1~2割ほど手数料分としてお金はかかりますが、BMWのような輸入車は故障・修理時に高額請求されるという不安要素があります。
「SOMPOで乗ーる」のメンテナンスプランに加入しておけば、車検やバッテリー・オイル交換、その他重要部品の故障も含めて月額に組み込まれるので非常に安心です。
大きな故障でメーカー保証外の時もあるけど、30万とか50万とか普通にかかるからね。
俺たちも25万の高額修理に出会ったしねぇ…。
ディーラー修理が20%OFFになる!
BMWのディーラー修理は高く感じませんか?
実はディーラーに修理を頼んでも実際は下請けが作業していて、ディーラーの看板代が上乗せされていることも多くあります。
全国200店舗以上を構える「buv.LABO」は、修理工場の90%が輸入車ディーラーの下請業務に携わっており、抜群の信頼度を誇ります。
「buv.LABO」って何て読むのかな、…ばぶらーぼ?
これは「ぶーぶらぼ」と呼ぶんです。
「buv.LABO」ではディーラーと同じ品質・同じ安心が得られる上に、中間マージンが一切無いために最低でも20%は安くメンテナンスが可能です。
- チェックランプが点灯している
- バッテリーが上がってしまった
- クルマから異音や異臭がする
- ぶつけた小キズを修復したい
上記のようなトラブルが起きたら、ぜひ一度電話かメールで「どれくらいかかりますか?」と聞いて無料見積りをしてみましょう。
運営スタッフの方に費用の目安を確認したところ「ディーラー見積りをお持ちなら20%OFFは堅い」とのことなので、高額修理でお悩みの人は一度相談してみるべきです。
スタッフの方に直接聞いたところ、ディーラーで取ったメンテナンスの見積りから工賃は20%以上OFFとなるケースが多いとのお話をいただいています。高額修理でどうしようか悩んでいる時は、一度相談してみて損はないハズです。
タイヤ交換はネット通販が安い
BMWなどの輸入車は大径タイヤが多くカッコいいですが、価格もそれだけ高くなります。17インチや18インチといったタイヤが標準装備のモデルも多くあります。
タイヤ側面を見れば『225/40 R18 92W』等と書いているので、『R18』という数値がタイヤ径となります。詳しいタイヤサイズの見方を知りたい人は以下の記事を参考にどうぞ。
タイヤ交換はネット通販なら人件費・流通コストが抑えられ相場より2~3割安くなる上に、無料でタイヤ交換予約ができるので便利です。
年間250万本を販売するオートウェイ
オートウェイは年間250万本以上のタイヤを販売する大手ネット通販で、アジアンタイヤを中心とした低価格タイヤが主力となっています。
取付予約は「タイヤピット」と呼ばれる無料予約サービスがあり、全国3,300店の提携店舗から選べます。必ずご近所の整備工場が見つかるので、遠くまで交換に向かう必要もありません。
購入タイヤは直接タイヤピット取付店へ送付されて、送料無料なのも嬉しいよね。
タイヤは送料負担だと大変だから助かるね。
タイヤ交換工賃もディーラーよりは当然安く、タイヤ専門店と比較しても遜色ない安さです。基本工賃は協定済みで変わることが無いので、後から追加料金を請求されることはありません。
■ 場所別のタイヤ交換費用目安
交換する場所 | タイヤ交換費用(4本) |
ディーラー(国産車) | 12,000円~ |
ディーラー(輸入車) | 15,000円~ |
オートバックス | 10,900円~ |
タイヤ館 | 11,160円~ |
イエローハット | 11,000円~ |
ジェームズ | 10,120円~ |
オートウェイ | 7,920円~ |
タイヤフッド | 10,560円~ |
適合タイヤを調べる時は、カタログやドア内側を見なくてもオートウェイのWEBサイト上ですぐに分かります。ポチポチと選択していくだけなので楽チンです。
お店で調べてもらうと時間がかかったり・間違って注文されることもあります。ネットだと間違いもなく、サイズやブランドからも調べられて便利に感じるハズです。
無料6ヶ月パンク保証のタイヤフッド
もう1つはオートバックス&三菱商事グループの巨大企業2社が運営するタイヤフッドです。
こちらもネットでタイヤ購入&無料取付予約がネット完結する便利なサービスです。レビュー投稿するだけでAmazonギフト券がもらえるのでこちらもオススメです。
オートバックスや大手ガソリンスタンドと提携しているので、人が多い店舗で安心してタイヤ交換できるのが魅力です。
さらに無料6ヶ月パンク保証が付くのでもしもの時も安心です。最長2年間のプレミアム保証に入れば、1本のパンクでも4本全て交換してくれるという太っ腹なサービスとなります。
タイヤがパンクすると交通事故が起きる可能性が飛躍的に高まります。事前にパンクの原因や対策を知っておくことで、安心してカーライフを過ごせるようにしておきましょう。
一瞬ハンドルが取られて側壁にぶつかりそうになってる!
道路の道幅って意外と狭いからね。
■タイヤフッドのタイヤ保証一覧
保証料 | 無料 | 550円/本 | 約1,500円/本 |
保証期間 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 24ヶ月 |
対象本数 | 1本から保証 | 1本から保証 | 4本の購入が必要 |
交換条件 | パンクしたタイヤのみ | パンクしたタイヤのみ | 1本パンクで4本とも新品交換 |
その他 | 取付工賃・新品交換保証つき | 取付工賃・新品交換保証つき | 取付工賃・新品交換保証つき |
■←左右にスクロールします→■
まとめ
BMWはFRや前後50:50の重量配分、シルキーシックスといった走りを深く追求しているドイツ車ですが、そんなBMWにも欠点はあります。
特にインテリアには他にも気になる点が多く、上記以外にもシフトノブの誤動作が頻繁に起こる配置というのも個人的には気になるポイントだったりします。
ギアチェンジの度に気になるんだよねぇ。「駆けぬける歓び」は一体ドコへ…?
細かいことは吹き飛ぶほど走りがイイと…。
しかし、それでもBMWに乗る人が絶えないのは、やはりカッコいい見た目と拘りぬいた走りに魅力を感じる人が多いからだと思います。
確かにM135iに試乗した時も、ナチュラルな加速と操舵感は確かに素晴らしく、公道でもしっかりと操る楽しさを感じられる一台でした。