輸入車の修理ってディーラー見積りだと高く感じませんか? 全国200店舗以上を構える「buv.LABO」は、輸入車の整備・車検・板金を専門とし、何とその修理工場の90%がディーラー下請け業務に携わっていて信頼度は抜群! ![]() ディーラーと同じ品質・同じ安心が得られる上に中間マージン無しで安くメンテナンスが可能です。
上記のようなトラブルが起きたら、電話かメールで無料見積りをしてみましょう。ディーラーとの価格差に驚くかもしれません。 ![]() ![]() ※電話は10:00~19:00(土日祝対応) ※メールは24時間365日対応 |
ドイツ車のハッチバックの中でも、
私の乗るアウディS3スポーツバックは、
ホットハッチと呼ばれています。
ハッチバックの形状を持ちながら、
高いスポーツ性能が与えられた車は、
ホットハッチという通称で呼ばれます。
今回比較するゴルフRも、
最速のフォルクスワーゲンの名を持つ、
300ps超の人気ホットハッチです。
両者にガッツリ乗ってみて、
忖度一切なしの正直な感想を、
S3オーナーがお伝えします。

忖度なし!って言いながら、やっぱりS3に肩入れするんじゃ…。
いやいや、オーナーびいきも無しね!
ザックリとした両者の印象
まずスペックを見ると、
どちらもホットハッチど真ん中なので、
約300psとかなりの高出力です。

- アウディ S3
280ps/380Nm
最大トルク:1850~5300rpm
※マイナーチェンジで280ps⇒285ps⇒290psと少しずつ馬力が向上
- VW ゴルフR
310ps/400Nm
最大トルク:2000~5400rpm
※マイナーチェンジで280ps⇒310psへ馬力が向上
どちらもマイナーチェンジで、
ちょこちょこ馬力アップしており、
中古車で探す時は注意が必要です。
アウディとフォルクスワーゲンだと、
アウディが上位モデルとなりますが、
実はゴルフRの方が馬力は上です。
ゴルフRのキャッチコピーは、
「最速のフォルクスワーゲン」なので、
その名に恥じないハイスペックです。

また0-100km/h加速タイムは、
S3の4.8秒に対してゴルフRが4.6秒と、
実はこちらもゴルフRの方が速いです。

アウディの方がプレミアムなはずなのに、どうしてなんだろ…。
うーん、フォルクスワーゲンの底力?
このようにスペック的には、
ゴルフRの方が優秀な性能ですが、
走ると違うのが面白いところです。
双方を比較してみると、
明らかにS3の方がシャキシャキ走り、
ゴルフRはどこか緩い雰囲気が漂います。

ハンドリングを見ても、
レースモードのゴルフRよりも、
AutoモードのS3の方が機敏です。
一方フル加速してみると、
大人しいと感じていたゴルフRも、
グングンと急加速して驚かせてくれます。

スペックだけでは乗り味までは分からないのが、興味深いトコだよね。
メーカーの個性が出るのかもね。
フォルクスワーゲンは全体的に、
優しく穏やかな乗り味ではありますが、
やはりゴルフRは激しさを感じます。
ディーラーも明るく、
親しみやすい雰囲気が特徴なので、
硬派なゴルフRが際立って感じます。

試乗レビューを見ていても、
よく引き合いに出されるこの2台を、
いくつかの観点から比較してみます。
様々なポイントで徹底比較!
今回は主なポイントとして、
足回り・加速・ハンドリングの、
3点を比較してみたいと思います。
どの項目も、
スポーツ走行する必要はなく、
街乗りでも違いを実感できます。
両者ともスポーツ仕様と言えど、
普段使いもバッチリこなすところが、
購入を後押しする大きな魅力です。
《足回り》
S3とゴルフRは、
どちらも同じVWグループなので、
基本的なコンセプトは似ています。
どちらも街乗りは快適で、
常に目を三角にして走る必要もなく、
非常にリラックスして運転できます。
足回りでは、
S3が若干硬く仕上げられているため、
段差では衝撃を強く感じると思います。
ただ、
A3のS-lineに乗って快適なら、
S3も快適に乗れる程度の違いです。
ゴルフRは、
S3よりは柔らかな足回りで、
ゴルフGTIと同程度の印象です。

柔らかな足回りと言っても、
路面のフィードバックは十二分で、
スポーツモデルには違いありません。
《常用域の加速》
どちらも街乗りでは、
軽くアクセルに足を乗せるだけで、
スイスイーッと流れに乗れます。
出足のアクセル感度は、
ゴルフRの方が敏感に設定されていて、
アルテオンを想起させるような感覚です。


出足が鋭いから、S3よりキビキビ感があるよねぇ。
最大トルクはS3の方が早いのにね。
ちなみにアルテオンは、
「飛び出す」という形容がピッタリの、
驚きのスタートダッシュでした。
S3とほぼ同じエンジンですが、
なぜあのようなチューニングなのか、
試乗当時は不思議でなりませんでした。


デザインは超カッコいいのに、走りがダサいなんて…。
あっ、ダサいなんて言っちゃダメ!
ゴルフRはストップ&ゴーを繰り返しても、
発進の度にスポーティさを感じるので、
分かりやすい演出として心地よいです。
一方S3は、
アウディらしいジェントルさを大切に、
むしろ出足は緩い印象があります。

ホントの出足部分は、
少し踏み込みに対する反応が鈍く、
Sトロニックの利点が活かされません。
ECUチューン等で制御を変えると、
キビキビと走るようになるようなので、
安全性を優先していると思われます。

後はクラッチの保護とか?でもせっかくのSモデルなんだからなぁ…。
うん、何だかもったいないよねぇ。
しかし鈍いといっても、
A3から乗り換えた当初の印象は、
「コレ敏感過ぎない!?」でした。
初め3ヶ月ほどは、
ずっとコンフォートモードにして、
わざと穏やかにして乗っていました。

S3のドライブセレクトは、
驚くほど乗り味が変わるので、
まるで何台も車を持っているようです。
中間加速から先は、
さすが両者とも余裕たっぷりで、
高速も含めてどこにも不満は感じません。
どちらも高速で踏み込めば、
前走車を一瞬で追い越せますが、
速度も140km/h超になります。
…という夢を見たような気がします。

な、なんというデイドリーム…。
しかしどちらも、
結構などっかんターボ気質なので、
程よい加速はちょっと難しい感じです。
特にS3はメリハリが大きく、
中間的な調整がかなり難しく。
アクセルワークには気を使います。

《ハンドリング》
ハンドリングは、
ゴルフRは予想に反してかなり軽く、
初めはスポーツ走行できるか不安でした。
そう思うほど軽いので、
街乗りでは通常モデルと何ら変わらず、
スルスルと操舵することが可能です。
ハンドルの切れ角が鋭くなる、
プログレッシブステアリングもあり、
軽い操作感で快適そのものです。

S3はゴルフRに比べると、
それなりに重く手応えがあり、
ゴルフRのレースモードに近いです。
私がA3から乗り換えた当初は、
操舵が重くて疲れていた時もあり、
街乗りでは十分過ぎるカッチリ感です。
ただアクセル反応と同じく、
3ヶ月ほど乗っていると慣れたので、
今はずっとオートモードで乗っています。

コンフォートは楽なんだけど、ちょっと車との対話が足りないというか…。
カチッとした感覚は気持ちいいもんね。
ちなみにコンフォートにすると、
ゴルフRの標準よりも少し軽くなり、
ゆったり運転することができます。
フル加速は双方バッキバキ!
まずS3もゴルフRも、
当然にローンチコントロールがあり、
スペック通りの急加速が楽しめます。
ローンチコントロールとは、
停止状態から効率よくフル加速するため、
クラッチを上手く繋ぎ合わせるシステムです。

冒頭でも紹介したように、
双方とも5秒を切る0-100km/h加速で、
加速感はかなりのものと言えます。
◇アウディA3/S3/RS3 0-100km/h加速


A3は先代8Vだから、2021年以降とはまた別だね。
30TFSIが1.4TFSIの時代だね。
◇フォルクスワーゲン Polo/Golf 0-100km/h加速


ゴルフGTIでもアウディA3の40TFSIより随分速いんだねぇ。
さすがは元祖ホットハッチ!
5秒以下のタイムは、
スポーツカーでも達成は難しく、
スーパーカーとの間という感じです。
スーパーカーは3秒台となり、
これまた異次元の加速と思われますが、
4秒台でも相当の加速感を味わえます。

どの程度かというと、
加速中のステアリング操作はできず、
まっすぐ支えていることしかできません。
0-100km/h加速で7秒辺りまでは、
全開加速しながらでも多少曲がったり、
操作してもそこまで恐怖感はありません。

ダメだよ!そんな危ないことしちゃダメ!
今はしてないからだいじょぶだいじょぶ。
例えば新型ゴルフ8では、
1.5eTSIでも8.5秒のタイムで、
7秒台には届かない加速性能です。

S3もゴルフRも、
フル加速の印象は結構似ていて、
スムーズに途切れなく加速します。
アウディのSトロニックと、
フォルクスワーゲンのDSGの機構は、
名称が違えど基本的には同じです。

エンジン特性により、
普段乗りの走行フィールは違いますが、
フル加速ではその差は小さく感じます。
電光石火のシフトチェンジで、
強い加速感が持続したまま速度が上がり、
あっという間に時速100kmに到達します。

新しいS3の時は1速→2速にギアチェンジすると加速したような感じがしたね。
うん、タイム以上に速く感じたよね。
ゴルフRは、
穏やかな加速フィールですが、
全開加速は少し印象が異なります。
S3より荒々しい音を奏でながら、
怒涛の加速を感じさせてくれるので、
フォルクスワーゲンの本気を実感できます。

一方のS3も、
日常乗りの加速感とは一線を画す、
超ウルトラドッカンターボです。

確かに突然ギュンッ!て加速するよね、もうちょっと自然がいいかな…。
普段は燃費重視で、
性能を活かしきれない感じもありますが、
踏み込むと一気に全開になります。
この辺りの操作感が、
N/Aエンジンに大きく劣っていて、
低排気量ターボの限界を感じます。

まぁ速いには速いんだけど、スペックばかり追い求めたような…。
突然手に負えない加速に…。
その昔に試乗したC63の、
6.2リッターV8エンジンは、
N/Aエンジンの極みでした。
思った場所に車を置くような、
超リニアなレスポンスは最高で、
今なお人気があるのも頷けます。
今は時代背景もあり、
大排気量エンジンは減りましたが、
たまには乗ってみたいものです。
まとめ
アウディのS3とVWのゴルフRは、
どちらもホットハッチ代表として、
人気を2分するスポーツモデルです。
ほぼ兄弟のような2台ですが、
ブランドごとに味付けが異なり、
はっきりとした違いがあります。
乗り味は穏やかですが、
分かりやすい激しさが欲しいなら、
ゴルフRがオススメだと思います。
S3はどこまでもジェントルで、
シャキッとした操作性は魅力ですが、
あまり荒々しさはアピールしません。
ただ乗った感じの上質さでは、
外観や内装も含めて考えると、
やはりS3かなという気はします。
またスポーツ走行時に、
より手足のように操れるかどうかも、
S3が一歩リードしていると思います。
ただ個々の好みもあるので、
スポーツ走行が気になるなら、
一度は試乗することをオススメします。
※S3スポーツバック所有レビュー
※ゴルフR試乗レビュー
鬼電が来ない一括査定あります!
クルマを手放す時、「ディーラー下取り」か「買取査定」かは迷うところですが、ディーラー下取りはイエローブック等の基準通りで査定額はかなり低くなる傾向にあります。
しかし一方で、「買取査定だとたくさん電話がかかるって聞くし…」と不安なそこのアナタ。今は買取査定でも連絡が運営会社1社のみである買取サービスも存在します。


1つはユーカーパックで、最大8,000社のオークション形式で値段が吊り上がる様子がリアルタイムで見れちゃいます。

もう1つは楽天Carオークションで、こちらも最大2,000社のオークション形式、かつこちらは最大5,000ポイントの楽天ポイントが獲得できます。



最終的にディーラー下取りをする場合でも、市場価格での買取額を知っているだけで、買取&新車値引きの交渉を有利に運べるハズ。
もう少し詳しく知りたい人は以下の記事をどうぞ!
※ユーカーパック ※楽天Carオークション