この記事では、私が以前8年ほど乗っていたA3スポーツバックの維持費を様々ご紹介しています。
私が所有していたA3スポーツバックは2007年式(H19年式)とかなり古いですが、オイル費用は現在もそこまで大差ないので十分参考になるハズです。
オイル交換は簡単な作業なので、割高なディーラーに頼むよりもオートバックス等のカー用品や近所の修理工場に依頼する方がかなり安く交換することができます。
■ アウディA3(2007年式)オイル交換費用
他にも、A3スポーツバックに8年間乗っている中で出会った修理・故障については詳しく経過や修理費用をまとめているので、購入検討している人はぜひ参考にしてください。
今乗ってるS3スポーツバックの維持費も個別にまとめてるんだよね。
うん、やっぱりA3スポーツバックよりは高い…。
また「正規ディーラーは高すぎる…」とお悩みの人は、ディーラーと比較して20~30%は安く作業できる「buv.LABO」に依頼することをオススメします。
多くの提携工場はディーラー下請けのため「buv.LABO」では輸入車テスターも完備していることから、正確に整備状況を把握して迅速な修理・交換が可能な点も魅力です。
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エンジンオイルの役割は主に5つ
エンジンオイルとは、その名の通りエンジン内で潤滑油として使われるオイルのことを指します。
エンジン内部の汚れを吸収して分散させることでキレイにする他、オイル被膜でサビを防ぐ機能等大きく分けて5つの役割があると言われており、エンジンには欠かせないものです。
- 潤滑作用
金属製の部品が擦れ合うと、摩擦により金属がすり減ってしまうため、オイルにより摩擦を低減させる。
- 密封作用
エンジン内のシリンダーとピストンは、熱膨張に対するためわずかな隙間(クリアランス)が設けられている。この隙間に入り込んで気密させることで、エンジン本来の出力を得ることが可能となる。
- 冷却作用
エンジンオイルがエンジン各所を潤滑する際に、エンジンから発生した熱を奪う。特にターボ付きの場合、タービンは700度以上にも達する排気により熱せられるため、適切な冷却は必須である。
- 洗浄作用
エンジン稼働による酸化化合物等の汚れを取り込み、オイルにより分散させる。大きな汚れはフィルターでろ過されるが、その他はオイルに取り込まれるため、徐々にオイルも汚れていく。
- 防錆作用
ガソリン燃焼や結露により発生する水分は、エンジン内部に錆や腐食を発生させる原因となる。これらはエンジンの寿命を短くさせるため、オイルにより発生を予防する。
昔のクルマでは燃料に少量ずつオイルを混ぜて燃焼させながら使っていましたが、現在ではオイルはエンジン内に留まり外部に排出されることはありません。
そのため、洗浄作用により綺麗に浄化される一方でオイルは徐々に汚れていくこととなり、汚れてしまったオイルは上記の作用を果たせなくなるため定期的な交換が必要です。
オイル交換の費用って?
エンジンオイル交換はディーラーに依頼するのが最もベーシックな方法ですが、比較的簡単なメンテナンスなのでディーラー以外でも簡単に作業が可能です。
近所のガソリンスタンドや高速のサービスエリア等、対応オイルさえあれば多くの場所で交換対応してくれるハズです。
普段ガソリンを入れているときに、周囲に輸入車が多いかどうか見ておくといいかも。
輸入車OKかの目安になるよね。
A3スポーツバックのオイル交換費用をザックリとまとめると、オイル量によりますが大体以下のように10,000~20,000円の範囲となるのが一般的です。
■ アウディA3(2007年式)オイル交換費用
入るオイルの量はA3スポーツバックの2.0TFSIでおおよそ4.5リットルです。5リットル用意したとして、2,500円×5リットル=12,500円程度となります。
その他の費用としては、オイルエレメント交換3,000円に加えて工賃が約2,000円となり、合計で15,000~17,500円程度となります。
オイルエレメントって、オイルをろ過するフィルターのことだっけ?
うん。輸入車の場合は毎回交換するのが基本だね。
純正オイルは2,500円/Lと少し高め
オイル自体は純正オイルとそれ以外の対応オイルに分かれていて、純正オイルの方が割高にはなりますがやはり安心感はあります。
アウディの純正オイルだとおよそ1リットル当たり2,500円ほどで、A3/S3スポーツバックのオイルタンクには約4~5リットル入ります。
2本セットや1本のみで購入することも可能ですが、1リットル当たり3,000円超となりかなりもったいない感じがするのでまとめて購入するのがオススメです。
せっかくなら4本セットで買っておいた方がいいかな。
分けて買うと送料もかかるしね。
純正以外のオイルなら2,000円/L程度
純正オイルはディーラー以外では常備していないことがほとんどですが、オイル自体が対応していれば全く問題はありません。
純正オイル以外だと質の違いによって値段の幅はありますが、それでも2,000円前後とそこまで金額差は無いので、せっかくなら純正オイルを選ぶといいかと思います。はないかと思います。
オートバックスとかガソリンスタンドだと「純正以外の方が安いしイイよ!」って勧められることが多いね。
まぁ確かに安いんだけど、結局純正オイルと同等の質のオイルだとあんまり価格は変わらないんだよねぇ。
純正以外ではカストロール製が国産・輸入車問わず人気があり、定番のエンジンオイルとして使用している人も多くオススメできます。
推奨オイルは「5W-40」の粘度
私の乗っていたアウディのA3スポーツバック(2007年式)は、オイルの性能として「5W-40」の粘度が推奨されています。
この「5W-40」というのは、オイルの暑さや寒さに対する耐性の強さを示した数値基準です。詳しくはエンジンオイルの粘度と選び方の記事を参考にしてください。
例えば、スペック的には「5W-40」より「0W-40」のオイルの方がより低い温度でも使えるということになりますが、-25℃か-30℃かという微妙な違いでしかありません。
北海道の人でも気にしなくて大丈夫な性能差に過ぎないってコトだね。
うん、日本で使う分にはほぼ関係ないかな。
S3スポーツバックでも12,000円程度
私はA3スポーツバックからS3スポーツバックに乗り換えましたが、当然同じターボ車なのでそれなりに早いタイミングでオイル交換が必要となります。
最初にアウディ正規ディーラー(サービスセンター)での見積りでは36,000円と相当割高でしたが、その後オートバックスに行くと何と3分の1となる12,000円で交換できました。
A3スポーツバックと比べてもそれほど変わらないね。オイルはどれだけ入るんだっけ?
規定量は5.5Lだけど5.0Lだけ入れたよ。
■ オートバックスでのオイル交換費用(S3スポーツバック 2014年式 8V)
項目 | 内容 | 金額 |
オイル代 | 4L 8,000円+1L 2,500円 | 10,500円 |
エレメント | 一式3,000円 | 3,000円 |
工賃 | 無料 | 0円 |
会員割引 | オイル代が対象 | ‐1,500円 |
オイル交換時期の走行距離の目安
最近のエンジンオイルはロングライフ仕様が多く、10,000㎞~15,000㎞ごとに交換すれば問題なく走れると言われています。
しかし一方で、2.0TFSIではオイルを多く使うため5,000㎞毎に交換すべきと言われます。現行の1.0TFSIや先代8Vの1.4TFSIならそこまでオイル消費は激しくありません。
って言いながらいつも交換してなくて、旅行先で警告出て焦ってるよね?
ついつい面倒で後回しにしちゃうんだよ…。
もし走行中にエンジンオイルの警告灯が点灯すると焦りますが、実はそこから数百キロはまだまだ普通に走れます。
最初に黄色のエンジンオイル警告灯がつくタイミングは、概ね1リットルほどオイルが減った段階なので通常走行には全く支障がありません。
ただ、そこからしばらくすると赤色の警告灯がついてしまい、その時点でエンジンには大きな負荷をかけながら走り続けることとなってしまいます。
エンジンオイルが減ってくると黄色のエンジンオイル警告灯がつくものの、この段階ではまだ1リットル減った程度なのでしばらくは走行可能。この時点で同じ種類のエンジンオイルを継ぎ足しする等しておけば問題ない。オイル継ぎ足しはボンネットを開けて、エンジンに付いているオイルマークの蓋を外して入れればOK。
ただ安心して長く乗りたいなら、やはり3~6ヶ月に1回程度の頻度ではエンジンオイルの量を確認することをオススメします。
私は交換が面倒に感じてしまっていて、いつも大体20,000㎞弱で入れ替えていました。しかし、何度もオイル警告灯を目にしていたのであまり推奨できるタイミングではありません。
今度から純正のエンジンオイルをクルマに積んでおいたら?
そうだねぇ、その方がいいかも。
オイル交換は「buv.LABO」で安く!
オイル交換を「高くても安心したい」と思ってディーラーに依頼しても、実は実際の作業は下請けに出していることも少なくありません。
輸入車の整備・車検・板金を専門として全国200店舗以上を構える「buv.LABO」は、何とその修理工場の90%がディーラー下請け業務に携わっており抜群の信頼度を誇ります。
そのため、ディーラーと同じ品質・同じ安心が得られる上に中間マージン無しで安くメンテナンスが可能です。各輸入車に対応した専用テスターも完備しています。
運営スタッフの方に価格目安を確認すると「ディーラー見積りをお持ちなら20%OFF」は堅いとのことなので、安心感を得ながら安くメンテナンスしたい人にはオススメできます。
スタッフの方に直接聞いたところ、ディーラーや他店で取ったメンテナンスの見積りから工賃は20%以上OFFとなるケースが多いとのお話をいただいています。国産車でも輸入車でも高額修理の際は、一度相談してみて損はないハズです。
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小物アクセサリーのお買物!
ここでは一休みして、クルマで便利に使えるグッズをまとめてご紹介したいと思います。
輸入車はエアロやホイール等エクステリアをカスタムしようとするとかなり高くなってしまうので、インテリアのちょっとしたカスタムや便利グッズを揃えるのがお手軽です。
アウディで使えるオススメカー用品を50種類以上まとめて一気に紹介した以下の記事と併せて、ジャンル別の便利な車内グッズをチェックしてみましょう。
- 車用スマホホルダー7選…運転席から見える位置にスマホを固定。
№1 ロングアームで自由自在なスマホホルダー
№2 フード部分に挟むスマホホルダー
№3 エアコン吹出口固定の車載ホルダー
№4 超コンパクトで強力な磁石スマホホルダー
№5 スタンド型の置くだけスマホホルダー
№6 バックミラーにマウントする携帯電話ホルダー
№7 タブレット対応のサンバイザー固定可能なホルダー
- シートクッション5選…シートに置くだけで気軽に腰痛対策ができる。
№1 薄型タイプのズレないシートクッション
№2 人間工学に基づいた厚み10cmの低反発クッション
№3 人気・売れ筋ランキング1位のドイツ製シートクッション
№4 送風ファン付きエアーシートクッション
№5 日本製高級シートクッション「エクスジェル」
奇跡の新素材「エクスジェル」を見てみる!
- 車用ゴミ箱5選…コンパクト・オシャレ・便利と様々な種類をご紹介。
№1 大容量でカタカタしない車用ゴミ箱
№2 シートバック固定の超人気車用ゴミ箱!
№3 センサーで自動開閉する車用ゴミ箱「ZitA(ジータ)」
№4 アルミ製の高級感溢れるコンパクトな車用ゴミ箱
№5 アウディ・ベンツ・BMW純正の高級感溢れる車用ゴミ箱
- 空気清浄機5選…USB接続でカップホルダーに収まるコンパクトサイズ。
№1 シャープで人気のプラズマクラスター車内空気清浄機
№2 人気のパナソニック製ナノイーによる車内空気清浄機
№3 USB充電式のイオン発生器付き首掛け空気清浄機
№4 マイナスイオン・オゾン両方対応の車内空気清浄機
№5 光触媒付きのLEDが美しいKENWOOD製の車内空気清浄機
- シガーソケット⇔USB変換5選…シガーソケットからスマホ充電をしたい人へ。
№1 QC3.0を2ポート搭載したブルーLEDシガーソケットUSB
№2 TYPE-Cケーブル付きの2ポートシガーソケット充電器
№3 Amazonベーシックの4ポートカーチャージャー
№4 液晶画面付き2ポートシガーソケットUSB車載充電器
№5 QC3.0対応FMトランスミッター内蔵2ポート車載充電器
- 車内用ティッシュケース5選…ティッシュの白いぴらぴらを見せたくない人向け。
№1 アウディのロゴ入りティッシュケース
№2 カーボン調のマグネット蓋が便利なティッシュケース
№3 ヘッドレスト吊り下げ型のティッシュケース
№4 サンバイザー固定でカード・サングラス・ティッシュを収納
№5 ステンレス製で高級感溢れるティッシュケース
- アンビエントライト5選…お手軽なUSB接続のミニLEDライトがたくさん。
№1 超小型USB車内アンビエントLEDライト
⇒LED部分が下向きで間接照明っぽく、8色変化。
※購入レビューはこちら
№2 超小型車内USBアンビエントLEDライトその2
⇒光る部分が見えるが穏やかな光、色は単色。
№3 超小型車内USBアンビエントLEDライトその3
⇒音に反応して色が変わる男受けハイテクLED。
№4 手元を照らす車内用ブルーライト
⇒優しい青色で、支柱により角度が自由自在。
№5 車内アンビエント用18cmサウンドバー
⇒超変わり種。入力に応じてアナライザー的に光る。
- チケットホルダー5選…パーキングチケット等を挟んでおける便利グッズ。
№1 6角形がクールな金属製車内チケットホルダー!
№2 超コンパクトな2方向対応の車内チケットホルダー!
№3 波型の金属バネがクールな多目的クリップ!
№4 サンバイザーに小型クリップでチケットを留める!
№5 可愛いミッキーマウスのチケットホルダー
- コインケース5選…コインパーキングで使う500円や100円を積んでおける。
№1 日本製の「革職人」大容量コインケース
№2 馬蹄型のオシャレなコインケース
№3 小銭専用のスティック型本皮コインケース
№4 900円入りのカード型携帯コインケース「COinCA」
№5 500円玉2枚と割り切った牛革コインキーリング!
他にも、楽天市場のカー用品でTOP30に選ばれている商品を一気にご紹介した記事も下記リンク先にあります。
実際にユーザーからレビューされた件数を基準にピックアップしているので、多くの高評価が届いている確かな商品を手間なく見つけ出すことが可能となっています。
まとめ
エンジンオイルは知らない間に少なくなってしまっていることも多く、定期的に気にかけてチェックしておかなければなりません。
エンジンに関わる重大な故障を生む可能性もある大事な部分ではあるものの、メンテナンスが遅れても走行に問題が出るのが遅く意外と放置しがちでもあります。
でもクルマの心臓であるエンジンに関わる部分だからとっても大切だよね。
何かあると100万超コースだからね…。
ディーラーではオートバックスやガソリンスタンドと比較して3倍以上の費用を請求されることもあるので、可能であればディーラー以外をオススメします。
S3スポーツバックのオイル交換の際にディーラーとオートバックスで比較したところ、オートバックスだとかなり安く交換できたのでぜひ参考にしてください。
アウディA3スポーツバックで経験した他の故障・修理に関するメンテナンス費用については、以下のまとめ記事を参考にぜひチェックしてみてください。
※アウディに関する車内アクセサリー
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◇A3維持費の記事一覧
- エアコン吹き出し口を交換!?
- エンジンオイル交換は高い?
- 80,000km乗った平均燃費は?
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- 走行中にエアコン大爆発!
- ブレーキパッド&ヘッドライト