S3 Sportsbackオーナーレビュー、
今回はアウディドライブセレクトの、
「dynamic」モードをご紹介します。
アウディには、
アウディドライブセレクトという、
走行モードを変更できる機能があります。
全部で5つあるモードですが、
今回は全開性能の「dynamic」モードに、
給油1回分ずっと乗り続けてみました。
ステアリングやアクセル反応など、
他のモードとの感覚の違いについて、
詳しくご紹介していきたいと思います。
アウディで使える便利な車内グッズを50種類以上まとめてご紹介している記事や、楽天市場の人気カー用品TOP30をまとめた記事もあるので、併せてチェックしてみてください。
dynamicモードって?
最近の輸入車は、
走行モードをボタン1つで変更でき、
1台で別の車のような感覚を味わえます。
アウディでも、
アウディドライブセレクトと呼ばれる、
同様の機能が用意されています。
アウディドライブセレクトでは、
アクセル反応やハンドリングなどを、
ボタン1つで簡単に変更できます。
またこのボタンの押し心地が良いんだよね~。とっても硬くて気持ちいい…。
なんか表現が…、みなちゃん?
アウディのハプティックチームでは、
触感や音質といった五感を調整する、
専門チームが存在しています。
そのため、
ドイツ車でも特にアウディは、
触れる心地よさは随一と言えます。
アウディドライブセレクトは、
4つの項目と3つのモードで管理され、
それぞれの組み合わせで設定されます。
「dynamic」モードでは、
全ての項目が「ダイナミック」となり、
車両の全開性能が発揮されます。
実際に乗ってみた感じを、
標準の「auto」モードと比べると、
- ハンドルは重く敏感に
- アクセル反応は素早く
- エンジン音は大きく
というハードな印象となります。
各項目の選択によって、
車の性格を変化させることができ、
様々な乗り味を楽しむことができます。
ドライブモードは全部で5つあり、
スイッチを押すたびに、
- 「efficiency」(効率)
- 「comfort」(快適)
- 「auto」(自動)
- 「dynamic」(動的)
- 「individual」(個別)
の順に切り替わります。
自由に選べるのは「individual」モードだね。
色々な組み合わせを試せるよね。
その中でもこの「dynamic」は、
車の性能を最大限引き出すことのできる、
最強のドライブモードです。
日常使用の「auto」「comfort」とは、
かなり毛色の異なるフィーリングで、
相当スポーティな設定へと変化します。
特にS3のような高性能モデルだと、
街乗り向けの快適な設定と、
全開性能の差が大きくなります。
感覚的には、
「auto」モードは性能の50%程で、
そこから一気に全開開放する感じです。
そのため、
「auto」モードでは抑えられていた性能が、
ためらうことなく存分に発揮されます。
以前乗っていたA3と比べても、
S3の乗り味の変化は凄まじく、
まさに別の車に乗っている感じです。
当然気持ちよさは抜群で、
「auto」モードでは分からなかった、
スポーツモデルの本気を感じます。
街乗りに照準を合わせた「auto」では相当設定を抑えている感じだよね。
切り替えてみるとよく分かるね。
「dynamic」モードでは、
アイドリングの回転数も高くなり、
常に1000rpmを超えた状態です。
またハンドルの重さも、
「auto」と比べても一段と重たくなり、
片手運転が難しいくらいに変化します。
初めてS3に乗った時は、
「auto」や「comfort」でも重く感じ、
さらに重たい「dynamic」は驚きでした。
半年くらいは「auto」でも重たいって言ってたもんね。
筋トレいるのかなって思ってたよ…。
アクセル反応も相当敏感となり、
やはり「auto」とは全然違う感覚で、
踏めば踏んだ分だけ即座に加速します。
アクセルワークに気を使わないと、
すぐにギュンッと飛び出してしまうので、
運転中は常に意識しておく必要があります。
ただ、
クルマの本気を味わえるモードなので、
S3らしさを存分に楽しむことができます。
基本的に、
峠やサーキット等をバリバリ走るときは、
「dymanic」モードが必須だと思います。
それではもっと詳しく、
- ハンドリングの感覚
- 踏み込んだ時の加速感
を掘り下げて見ていきたいと思います。
操作性抜群のハンドリング
冒頭にも書いたように、
ステアリングは相当重たくなり、
「auto」よりもう1段階重い印象です。
標準の「auto」でも、
それなりにカッチリした設定ですが、
そのさらに上を行く重厚さです。
まっすぐ走る分には、
片手運転も出来なくはありませんが、
舵取りは力を入れる必要があります。
ハンドルの遊びも少なくなるため、
何も考えずにまっすぐ走るだけても、
細かく左右に調整し続ける必要があります。
例えば「comfort」だと、
遊び部分の範囲でゆらゆら動かすと、
簡単に直進させることができます。
「dynamic」では、
そういった緩い操作は難しいことから、
どうしても運転に集中せざるをえません。
いつも運転には集中してないとダメっ!
街乗りは片手でも大丈夫だって~。
もー、ダメなのっ!その片手ってスマホ持ってるでしょ!違反点数3倍になってるし、事故でもしたら一発免停なんだよ、知ってる!?
今度からハンドルは両手で持ちます…。
2019年12月1日より、
スマホ運転が厳しく取り締まられ、
違反点数が概ね3倍となっています。
またスマホを見ながら事故をすると、
「交通の危険を生じた場合」となり、
6点で一発免停となります。
そう、だから安全運転しなきゃダメだからね?
すみません、今後は気をつけます…。
話が逸れてしまいましたが、
改めて「dynamic」モードの、
ハンドリングのお話に戻ります。
街中で運転する時は、
ハンドルが重たくて操作しづらく、
マイナスに感じるかもしれません。
しかし、
逆に機敏に操作しようと思った時は、
瞬時に車の向きを変えることができます。
クイックに操作したときは、
かなり敏感に反応してくれるので、
思い通りのラインを取ることが可能です。
この前峠を攻めて走ってるときは、車内なのに私の髪がなびいてたよね。
勢いよくハンドル切るとなびくよね。
峠を走るときには、
このステアリング設定が無ければ、
気持ちよく走れないと感じるほどです。
特に、
スピードが乗ったときの操作性は抜群で、
まるでゴーカートのような感覚です。
ホント遊園地で乗ってたゴーカートみたい!4駆のハッチバックとは思えないね。
まぁタイヤは磨り減ってそうだけどね…。
ゴーカートと聞くと、
ミニクーパーが思い浮かびそうですが、
それをはるかに上回る機敏さです。
プログレッシブステアリングも効くため、
試しに勢いよくハンドルを切ってみると、
車も相当にキュキュッと曲がります。
ただ実は、
私の知っている車では1台だけ、
S3を上回るハンドリングの車があります。
それは、
数年前に試乗したポルシェのケイマンで、
それはそれは驚きの回頭性でした。
手と車輪が繋がっているような、
まさに「操っている」という感覚は、
さすがポルシェだなと感じていました。
そこまでのクオリティを、
S3に求めるのはさすがに難しいですが、
それでも気持ちよさは十分です。
ただ思い通りに操れる分、
接地感が強く突き上げも強いため、
人によっては腰が辛いかもしれません。
オートバックス等で買える、
シートクッションをお尻に敷くと、
多少はマシになるのではと思います。
しかしそれだけでは、
完全に負担ゼロとはいかず、
身体の疲労が残る可能性があります。
少し値は張りますが、
安心の日本製で50年以上の歴史があり、
医療現場でも人気の商品があります。
その名は「エクスジェル」で、
弾力があるけど不思議と柔らかい、
独自開発の素材が身体を守ります。
医療現場やカーレースでは、
現在も実際に使われている所からも、
その信頼性は折り紙付きと言えます。
値段は張るけど技術に裏付けされたものだし、健康には変えられないもんね。
まぁ一度買えば長く使えるしね。
ただ運転時の腰痛の原因は、
実は車自体にあることもあるので、
気になる人はチェックしてみましょう。
アクセル反応とエンジン回転数
S3スポーツバックでは、
「auto」モードでも相当に軽快で、
気持ちよさの点では十二分です。
しかし「dymanic」モードでは、
アクセル反応もさらに敏感になり、
車との一体感を強く感じられます。
ただ想像していたよりは、
意外と出足はマイルドで、
こちらは日常使いもできそうです。
しかし、
踏み込んだ時の速度の乗りは激しく、
強く踏み込むとギュンッと加速します。
でもすごく気持ちいいよね…。加速すごくてふわふわしちゃう…。
運転にはちゃんと集中しないとダメ!
以前試乗したA3 30TFSIと比べると、
加速感では2倍くらいは違う印象で、
同じクラスとは思えない仕上がりです。
2000rpm以上の回転域では、
回せば回すほどバンバン加速して、
アドレナリンが溢れだします。
ゆっくりと走っていても、
回転数は常に2400~3000rpm付近で、
最大トルクが出るよう維持されています。
少し踏み込めば、
120㎞/h辺りまでは何の引っ掛かりもなく、
滑るようにメーターが跳ね上がります。
この感触はもうNAエンジンに近いよね。街乗りだったらターボラグがあるのか分かんないよ。
踏めば踏んだ分だけ速度が上がるよね。
もちろん、
奥まで踏み込めばターボラグが出た後、
ものすごい勢いで全開加速します。
また加えて、
高回転域を常に維持しているため、
いつでも再加速の準備ができています。
しかしエンジンが高回転でも、
意外なほど車内は静かなままで、
音楽を聴きながらでもドライブできます。
ちなみに、
0-100km/hタイムは4.9秒となり、
スポーツカーと呼べる速さを発揮します。
アウディによると、
カタログに記載している性能は、
いつでも再現可能な最低ラインです。
そのため、
似たようなタイムの国産車と比較しても、
明らかにS3の方が速い印象があります。
それって何の車だったの?スバル?日産?
んん、青い車だね、それ以上はヒミツ!
ちなみに、
直近(2019年)のS3スポーツバックでは、
4.8秒となり0.1秒速くなっています。
エンジン音は低く唸るように
標準で4本出しのマフラーは、
後ろから見ると程よい威圧感で、
A3よりは相当大きな音が出ています。
「dynamic」モードでは、
さらにやる気が出る音に変わり、
重点音の効いたエンジン音が響きます。
多気筒エンジンのような、
バラバラした荒々しい音ではなく、
粒の細かい低く唸るような音です。
多少誇張された音ではありますが、
それほど違和感は感じないので、
上手く気分を盛り上げてくれます。
そして、
シフトアップする時には、
バフォン!と破裂音が聞こえます。
バックファイアーを真似たような音って言えば分かるかな。
気持ちを盛り上げてくれるよね。
バックファイヤーは出ませんが、
破裂音は1~6速までどこでも鳴るので、
高性能車らしい演出で嬉しくなります。
シフトアップごとに比較すると、
2速~3速の変速が一番大きな音で、
周囲にも十分聞こえる音量です。
加速するときに、バフッ!って2回鳴ってる音のことだよね。
うん、2回目は少し小さい音かな。
スポーツ走行をしている時は、
いい感じに気分が上がるので、
素敵な仕様だと感じています。
小物アクセサリーのお買物!
ここでは一旦休憩して、
アウディに関するグッズ等を、
いくつかご紹介したいと思います。
最初は、
グリルをスポーティに演出する、
クールなブラックエンブレムです。
上から貼付けタイプと、
純正交換の2タイプがありますが、
貼付けタイプがワンタッチで簡単です。
続いては、
コロナウイルス対策としても有効な、
車内用空気清浄機のご紹介です。
USB電源で気軽に使える、
コンパクトで便利なオススメ商品を、
5つに絞ったまとめ記事もあります。
最後は、
自宅の駐車場を貸し出すことで、
簡単に副業ができる特Pのご紹介です。
初期費用0円ですぐに始められて、
サイトに登録するだけの簡単作業で、
月収9万超の事例もたくさんあります。
まとめ
dynamicモードは、
車の性能を最大限引き出して、
心地よいドライビングを味わえます。
しかし、
車に無理をさせている印象は無く、
あくまで自然なパフォーマンスです。
燃費はさすがに低下するものの、
280psのエンジンと考えれば許容範囲内で、
コストパフォーマンスは優秀です。
ただアイドリングは騒がしく、
ハンドルも結構重たいので、
日常的に乗るには少し疲れそうです。
もし「dynamic」の印象のまま、
日常乗りをしたいと思うなら、
「individual」で設定しましょう。
アウディ車を試乗する際は、
必ず「dynamic」モードを試して、
限界性能をチェックしてみましょう!
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